神戸：ファルコンの散歩メモ

本日「ＮＨＫ　ＢＳプレミアム」１３：００より、１９５４年製作の＜ウィリアム・アイリッシュ＞による同名の小説を原作とするアメリカ映画『原題：Ｒｅａｒ　Ｗｉｎｄｏｗ』が、１９５５年１月２９日より邦題『裏窓』として日本公開されました映画（字幕）の放送があります。

＜アルフレッド・ヒッチコック＞の最高傑作と評される一級サスペンスです。自由気ままな生活を送っていたカメラマンがケガをし、車いすの生活を強いられる。部屋から一歩も出られず暇を持て余した彼は、隣人の生活をのぞき見る楽しさを覚えます。ある日、ケンカの絶えない夫婦の妻がこつ然と姿を消してしまいます。夫の行動に不審を抱いた彼は知人の刑事に相談するのですが。

カメラマン「ジェフ」に＜ジェームズ・スチュアート＞、その恋人「リザ」に＜グレース・ケリー＞、＜レイモンド・バー＞、＜セルマ・リッター＞が出演しています。また、＜アルフレッド・ヒッチコック＞自身が、隣のアパート最上階の作曲家の部屋に登場。ピアノの横で時計のネジを巻いているカメオ出演しています。

物語は１セットで展開されますが、構成とカメラワークが秀逸で視聴者はスクリーンとの一体感さえ感じられる臨場感が味わえます。

滋賀県は２日、琵琶湖で表層と湖底の水が混ざり、酸素が行き渡る「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれる「全層循環」を３年ぶりに観測したと発表しています。今冬の冷え込みや季節風が影響したとみられています。

「全層循環」は酸素を多く含んだ表層の水が冷えて湖底に潜り込み、低層の水と同じ酸素濃度になる自然現象で、湖底に１年分の酸素を供給します。

例年２月上旬から中旬に確認されますが、２０１９年は観測開始した１９７９年度以来初めて確認されませんでした。２０２０年は循環が完了していませんでした。

２０１９年、２０２０年は冬季に平年値以上の気温が続き、湖底で貧酸素状態が続くことによる生物への影響が懸念されていました。

日本国内で２日、新たに「２３２４人」の感染者が発表されています。感染者の累計は、観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員（７１２人）を含めて３９万４７２６人となっています

死者は、東京都で２３人、大阪府で１６人、千葉県で１４人、神奈川県で１３人、兵庫県で９人、埼玉県で９人、愛知県で５人、福岡県で３人、長崎県で３人、山口県で２人、愛媛県で２人、栃木県で２人、沖縄県で２人、滋賀県で２人、福島県で２人、秋田県で２人、茨城県で２人、長野県で２人、京都府で１人、北海道で１人、奈良県で１人、山梨県で１人、岡山県で１人、静岡県で１人、の合わせて「１１９人」の報告があり、１日当たりの死者数としては　（１月２８日）の「１１３人」　を超え、過去最多となり、死者数の累計は５９６５人となりました。

緊急事態宣言の発令されています都府県の新たな感染者は、東京都５５６人、神奈川県１８７人、埼玉県２４７人、千葉県２２２人、栃木県１７人、愛知県１０１人、岐阜県３６人、大阪府２１１人、京都府５６人、兵庫県（下記）、福岡県７７人、などとなっています。

兵庫県では、、新たに「１３５人」の感染者を確認したと発表しています。県内の累計患者数は１万６６６３人になっています。神戸や姫路、尼崎市などで９人の死亡が新たに確認され、県内死者の累計は４２２人となりました。
発表自治体別の新規感染者数は、神戸市「６６人」、姫路市「７人」、尼崎市「６人」、西宮市「１５人」、明石市「３人」、県所管分として「３８人」でした。

２日のニューヨーク株式市場でダウ平均は大幅続伸しています。前日比４７５ドル５７セント（１．５７%）高で取引を終えています。

新型コロナウイルスの感染拡大が一服しつつあり、追加経済対策への期待も引き続き高まる中で、株式市場は力強い展開を維持しています。ダウ平均の上げ幅は一時６００ドルを超えました。

米国での新規感染者数は９月以来の３週連続減となっており、ひとまずピークアウトの気配を見せています。一方、追加経済対策については米共和党が、＜バイデン＞大統領が提案している１．９兆ドル規模に反対の意向を示し、その３分の１の規模の対策案を提示しています。

これを受けて米民主党が共和党の支持が必要ない財政調整法を使用して法案を成立させる方向で動いているともみられています。いずれにしろ、市場は期待感をもって動きを注視しているようです。

中国の電子商取引最大手アリババグループが２日発表した２０２０年１０～１２月期決算は、売上高が前年同期比３７％増の２２１０億元（約３兆６千億円）となり、四半期として過去最高となっています。

アナリストの予想平均は２１５３億元でした。株主に帰属する純利益は７９０億元と、５２％増加しました。

１１月１１日の「独身の日」のネット通販各社が行うセールで累計取引額が、　４９８２億元を記録　しています。
取引額が大幅に増加したことが寄与しています。セールで、過去最高でした 　前年の２６８４億元　を大きく上回っています。

新型コロナウイルスによる「巣ごもり需要」を背景に業績は拡大傾向です。ただ、　中国当局はアリババなどネット企業の独占規制を強化　しており、今後の経営課題となります。

政府は２日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、１月７日に首都圏４都県、同１３日に関西圏など７府県の 合わせて　１１都府県に７日まで発令中の緊急事態宣言　について、栃木県を除く１０都府県で延長することを決めています。

新たな期間は３月７日までの１カ月間。飲食店の営業時間短縮などを柱とする感染対策の徹底を引き続き求めます。＜菅義偉＞首相は、対象地域で感染状況の改善が確認された場合、宣言期限を待たずに順次解除する方針を表明しています。

宣言を延長するのは、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏４都県、大阪、京都、兵庫の関西３府県、愛知、岐阜の東海２県と福岡県。医療提供体制の逼迫（ひっぱく）が依然深刻なため、継続が必要と判断しています。一方、栃木県は感染状況が落ち着いたとして、当初の予定通り７日で解除します。

宣言延長に伴い、観光支援策「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」の全国停止や、外国人の新規入国禁止などの措置も継続されます。

英オックスフォード大研究者らのデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」の集計によりますと、世界全体で新型コロナウイルスワクチンを接種した人数が２日に累計で１億人を超えています。

新型コロナの感染拡大が続く中、各国はワクチン接種を急務の課題としています。
日本はワクチンの承認に至っておらず、出遅れた格好ですが、政府は２月中旬にも医療従事者から接種を始めたい考えです。

国別の人数では、米国が最多で３２００万人を突破。中国も約２４００万人が接種をすませています。英国も９７０万人を超えました。

人口当たりの接種割合では、イスラエルが５７％超で大きく先行。＜ネタニヤフ＞首相は１月２７日の世界経済フォーラムのオンライン会合で「集団免疫で世界の実験室になる」と語っていました。アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）や英国などが、これに続いています。　

２日、オーストラリア・メルボルンにて「テニス：ギプスランド・トロフィー」の女子シングルス２回戦が行われました。

＜大坂なおみ＞（２３・日清食品）が今シーズン、勝利でスタートを切っています。全豪前哨戦に第２シードで出場した世界ランキング３位の＜大坂なおみ＞は今季初戦となる２回戦で、同５３位の＜アリーゼ・コルネ＞（３１・フランス）に、１度も自分のサービスゲームを落とさず、「６－２」、「６－２」で快勝、１６強入りしています。

３回戦では同３７１位の＜ケイティ・ボルター＞（２４・英国）と対戦します。過去の対戦成績は、＜大坂なおみ＞の２勝０敗です。

大人気漫画『鬼滅の刃』の初となる原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が、２０２１年１０月２６日（火）から１２月１２日（日）まで東京・森アーツセンターギャラリー、２０２２年夏に大阪（場所未発表）で開催されることが決定しています。

作者＜吾峠呼世晴＞の想いの詰まった直筆原画を展示し、連載終了後も注目を集める作品の魅力や世界観が再現されます。オリジナルグッズの販売も行い、今後の情報は公式サイト＆ツイッターで追って発表されます。

また、原画展開催に先駆け２月４日に、　『公式ファンブック鬼殺隊見聞録』　（２０１９年７月）に続くファンブック第２弾となる『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』と、同作初の原作画集「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集－幾星霜－」が発売されます。

『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』では、鬼殺隊の剣士や共に闘った仲間、鬼たちに関する情報を一挙収録し、初めて明らかになる新事実のほか、『煉獄零巻』掲載の特別読切など単行本未収録だった作品、「炭治郎」たちのその後や鬼たちの「あの時」のことなどを描いた描き下ろし新作漫画などが収録されます。

「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集－幾星霜－」では、連載を彩った珠玉のイラストを多数収録し、作品の世界を堪能できる内容に。「炭治郎」の描き下ろしカバーイラストや両面ポスター、描き下ろし＆未発表モノクロイラスト、＜吾峠呼世晴＞本人によるイラスト説明コメントが掲載されています。

本書は前作『令嬢弁護士桜子　チェリー・ラプソディ』（２０１９年・１０月５日・幻冬舎文庫）に続く２作目で、正式な題名は、『令嬢弁護士桜子　チェリー・カプリース』です。

玉川パートナーズ法律事務所に所属する弁護士「一色桜子」は、祖父が購入した土地の賃貸収入で高級住宅街田園調布の一画に住居を構える法曹一家の令嬢です。仕事では一家の運転手「土岐」が運転する高級車「アルナージ（ベントレー）」で移動するという恵まれた環境に身を置いていますが、幼い頃のトラウマから「濡れ衣を晴らす」ことに人知れず執着しています。

「桜子」は、ヴァイオリンの恩師「浦上紗耶香」のコンサートに出向きますが、楽屋で悩みごとの相談があると言われます。ところが、「浦上」は、弦楽四重奏団として舞台の演奏中に停電に見舞われ、演奏中に倒れ、搬送先の病院で死亡。司法解剖で毒殺事件となります。犯人として逮捕されたのは、「浦上」の横で演奏していた第２ヴァイオリンの「小早川弘之」でした。国選の当番弁護士として恩師の事件の被疑者「小早川」の弁護人となった「桜子」ですが、恩師の相談事が事件に関連しているのではと悩みながら、事件の背景を調べるべく動き出します。

ヴァイオリンの名器の鑑定を巡る事件で推理小説を読みなれた読み手としては全体像が読める筋立てですが、改めて楽器としてヴァイオリン業界の裏側が垣間見れる一冊でした。