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そろそろ花期も終わりでしょうか、寂しげに残ったひと房の花を見つけました。
【コンボルブルス】は、ヒルガオ科セイヨウヒルガオ(コンボルブルス)属のつる性植物で、一年草と多年草とがあり、地中海沿岸を中心に200種以上が分布しています。
一年草は、「コンボルブルス・トリカラー」と呼ばれ、花の基本色は青色で、花の中心部が黄色、その中間部に白色が入り、その紋様から「サンシキヒルガオ(三色昼顔)}との和名が付けられています。
多年草として、【コンボルブルス・サバティウス】があり、その園芸品種として「ブルーカーペット」や「ブルーコンバクタ」が普及しています。
花径2.5センチほどの明るい紫色で、漏斗状の大きく開いた花を咲かせ、ラテン語の「コンボルボ=巻き付く」に由来し、つるで這うように広がっていきます。
ヒルガオ科の特性として、雨天や夜間は花を閉じていますし、寿命も2~3日と短命なのが残念です。
二色の色合いの絞り模様として、配色の割合が<50:50>の花を探し求めていますが、なかなか遭遇いたしません。中段左の花で<65:35>ぐらいでしょうか。
まだまだ元気に咲き続けている【オシロイバナ】ですので、なんとか今年中に夢をかなえたいものです。 ( 絞り模様も、合計88種類になりました )
蝋で艶を出したような青紫色の花弁を持つ 【オキシペタルム】 ですが、花姿から長さ10センチを超える <鞘の実> ができるとは知りませんでした。
もうそろそろ熟した頃かなと見に出向きましたら、丁度<鞘の実>が熟して、割れたばかりの状態でした。
残念ながら種子の姿は確認できませんでしたが、風が吹けば長い冠毛で舞いあがり、見知らぬ地まで旅立つことでしょう。
<鞘の実>の形状が、 [ヤナギトウワタ(柳唐綿)」 とよく似ているなと眺めておりましたら、同じ<ガガイモ科>だと気づき、納得です。
名前通り、道端や荒れ地に自生しています【オオアレチノギク】です。
キク科イズハハコ属に分類され、南アメリカが原産ですが、日本では昭和初期からの帰化植物として野草化しています。
秋に芽生えロゼット状の形で越冬し、夏場には1.5~2メートルの草丈に成長、茎の上に多数の花を咲かせます。
花は、徳利型の頭花状で長さが5ミリ程度、舌花状は目立たずわずかに<総苞>から先端が飛び出す程度で、花弁がないように見えます。
日本生態学会が、「セイタカアワダチソウ」や「外来種のタンポポ」と同様に、「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定していますが、一個体で10万個以上の種子を生み出すかなりの繁殖力でもって、分布を広げています。
今年の夏も、 「キイロスズメバチ」 や 「ヤブキリ」 で楽しませてくれた【フウセントウワタ】も、実が熟成して殻が割れ、<冠毛の種子>が飛び出そうとしています。
3ミリ程の黒い小さな種子ですが、長い羽毛状でもって、風に舞い上がります。
無事に環境のいい着地点に根付けばいいのですが、どのくらいの確立で芽吹くものなのか、気になるところです。
花径1~2センチばかりの青紫色の花が、びっしりと咲き誇っていました。
以前にも紹介したことのある 【エキザカム】 ですが、写真の花は八重咲きの品種で、「ブルーロココ」と名付けられています。
リンドウ科エキザカム属の植物で、原産地はイエメンにあるソコトラ島です。
まだ見たことはありませんが、花弁が白色の八重咲き品種は、「ホワイトロココ」と名付けられているようです。
和名では「ベニヒメリンドウ(紅姫竜胆)」ですが、確かに小さな可憐な花付きを見ていますと、納得できる名称です。
某喫茶店の入り口横に、<ハイビスカス>の鉢が置かれていました。
一見、以前紹介した黄色と赤紅色の取り合わせがきれいな 「ミセスユミ」 という品種かなと見ておりましたが、中心部の赤紅色が淡いのが気になりました。
店先で<ハイビスカス>を眺めているのを不審に思われたのか、ママさんが出て来られて、こちらも少し驚きました。
ママさんから教えていただいたところ、【イエローベル】という品種でした。
確かに、筒状の花姿ですので、言い得て妙なるネーミングです。
黄色一色の <ハイビスカス> も存在感がありますが、淡い赤紅色がほんのりと差す花弁も、なかなかの趣きです。
よくにた感じの花に、 「コエビソウ:イエロークィーン」 がありますが、同じキツネノマゴ科ですが、コエビソウ属の花です。
この【パキスタキス・ルテア】は、キツネノゴマ科ベイサンゴバナ属に分類され、原産地はペルーです。
別名として、形と色から「ウコンサンゴ(鬱金珊瑚)」と名付けられています。
高さ1~1.5メートルの低木種で、葉は先端の尖った楕円形です。
枝先に長さ10センチ内外の花穂をつけ、花穂はハート型の黄色い<苞>が鱗状に四面に並び、四角すいを形作ります。
その黄色い<苞>の間から付き出るように、白色の筒状の花を咲かせる、面白い形を見せてくれます。
葉の緑色と相まって、明るい日差しの中、きれいな色合いを見せてくれる植物だと思います。
「ムラサキゴテン」 と同様に大きな面で広がっていますと、紫色が独特な味わいを見せる【オキザリス・トリアングラリス】です。 別名この葉の色合いから、「紫の舞」と呼ばれています。
カタバミ科カタバミ属の多年草で、原産地は南米ブラジルです。
「オキザリス」は世界中に分布していて、800種を超えていますが、日本ではクローバーとよく間違えられる「カタバミ」をはじめ、5種ほどが自生しています。
一辺が4~5センチはある大きな三角形の葉形を持ち、2~3センチ程度の薄桃色の5弁花を咲かせます。
「オキザリス」の名前は、ギリシャ語で「酸性」を意味する「オクシス」に由来しており、葉や茎には<シュウ酸>を含み酸っぱい所に因んでいます。
日本ではカタバミ属において、球根性のものを「オキザリス」と呼び習わしているようです。
黄色と赤紅色の2色が競合している【オシロイバナ】たちです。
数多く絞り模様を見てきていますが、黄色と赤紅色が<半分づつ>の配色は、まだ採集出来ていません。
なんとか配色が、<50:50>のきれいな配分の花弁を、見てみたいものです。
( 絞り模様も、 合計82種類になりました )
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