- Hashtag "#園芸" returned 1916 results.
【ローゼンセダム】は、最近になって人気が出てきている花で、キク科ローゼンセマム属に分類されていますが、原産地は、北アフリカ・モロッコ・アルジェリアです。
一般的に流通しているのは「ホスマリエンセ」と、その園芸品種である写真の「アフリカンアイズ」だと思います。
どちらも伸びた花茎に、白い花弁と切れ込みのある銀葉が、明るい日差しによく生える花です。
以前迄はクリサンセマム属に分類されていた一重の花で、品種により中央の管状花が赤紫や茶色、赤色もあるようです。
一重咲きの鮮やかな白色の花弁の中心部に、黒いきれいな蛇の目模様をみせてくれます【ベニジューム】です。白い毛におおわれた葉も、特徴的です。
蛇の目の模様から、別名として「寒咲蛇の目菊」と呼ばれています。
原産地は南アフリカ、キク科ウェニディム属の耐寒性の1年草です。
花色としては、この白色と橙色、黄色が中心です。
南アフリカ産のキク科の仲間には、 「ガザニア」 や 「デモルフォセカ」 などがありますが、これらと同様に花弁は、曇りの日とか雨の日、また夕暮れになると閉じる性質があります。
ご近所に植えられている【ハナミズキ(花水木)】、ようやく蕾が開き出しました。
ミズキ科ミズキ属の落葉高木種、北アメリカ原産ですので、別名「アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)」と呼ばれています。
1912(大正元)年、当時の東京市長である尾崎行雄が、ワシントンD.C.に「ソメイヨシノ」を贈ったことに対して、1915(大正4)年に「ハナミズキ」が返礼とし贈られ、以後日本に広まりました。
白色や淡紅色の4枚の花弁を付けますが、これは「総苞片」で正確には花弁ではありません。
真ん中にある塊が【ハナミズキ】の花序で、4弁の直径5ミリ程度の目立たない花が集合しており、順次開花してゆきます。
一つ一つの花が開花時期をずらすことにより、どれかの花が確実に結実する仕組みです。
英名では「ドッグウッド」と呼ばれ、【ハナミズキ】の樹皮を煎じて、犬のノミ取りに使われていたことに由来しています。
桜の花も散り出し一段落の時期、 赤く熟した【ヒメリンゴ(姫林檎)】 をアップしましたが、そろそろ花が咲いている頃ではないかと出向いてみました。
期待通り、鮮やかな白色の花が密集して咲いており、満開でした。
咲き始めのつぼみは、紅桃色をしていますが、開花しますと純白の輝きを見せてくれます。
花径も4センチ近くはあり、熟すリンゴの実の大きさに比べて、見事な5弁花の花姿です。
学名に付いている「Malus」は、ギリシャ語の「malon=リンゴ」が語源です。
バラ科リンゴ属、耐寒性落葉低木の植物として、原産地は北東アジアと言われていますが、【ヒメリンゴ】自体は生育された園芸品種です。
熟していた赤い実はその後どうなったのだろうかと、気になるところです。
一見 「アオキ」 の葉と見間違う斑入りの葉をしていますが、「アオキ」はミズキ科アオキ属の植物で、この【クロトン】はトウダイグサ科コディアエウム属の常緑低木種です。
鉢植えの写真の<クロトン>は、「オウゴンリュウセイ(黄金流星)(ゴールド・スター)」という品種で、緑地に黄色の斑点がくっきりと入り、葉の幅は2センチ前後と、「アオキ」に比べて随分と細身です。
原産地はマレー半島~オセアニア地方で、葉の色や形が随分と変化に富んでいます。
日本では「ヘンヨウボク(変葉木)」と呼ばれ、江戸中期に渡来し、明治末に栽培されるようになりました。
写真の細葉系をはじめ、広葉系、鉾葉系、らせん系等多種に渡ります。
園芸界ではよくあることですが、現在はコディアエウム属に分類されていますが、以前は「クロトン属」でしたので、その名前で流通しているようです。
ようやく我が家の斑入りの【アオキ(青木)】も、新芽と共に花が咲き出しました。
北側の余り陽の当らない場所ですが、日陰でもよく育つ常緑低木で助かります。
ミズキ科アオキ属の日本原産の植物で、江戸時代にヨーロッパに渡り、冬の植物の少ないヨーロッパで、青々とした葉や枝が珍重された樹木です。
【アオキ】は単性花、雌雄異株で写真の花は<雌株>で、雄しべが退化しています。
どうも雌株の方が、開花時期が遅いように感じます。
花径5ミリ程度の小花で、紅褐色または緑色の4枚の花弁で咲きます。
秋には楕円形の赤い実を付けますが、品種によっては、白色・黄色の実もあるようです。
風車咲き(わたしの勝手な命名です)の 「オステオスペルマム:ニンジャ」 と、一重咲きの 「オステオスペルマム」 を、紹介してきました。
今回は、新しい品種の【ダブルオステオスペルマム】で、世界初の<八重咲き>の新しい品種のひとつである「ダブルベリ-ホワイト」を見かけました。
前出の花たちと同様、キク科オステオスペルマム属の花で、耐寒性・耐暑性に富む、素晴らしい多年草です。
この時期の開花ですが、花が咲き終わり三分の一ほどに刈り込みますと、また新芽が出てきて、秋に再度花を咲かせてくれます。
何と見いえぬ<八重咲き>の風格、白色と暗紫色のコントラストも鮮やかで、存在感のある花だと思います。
白色の花として 【オステオスペルマム】 は一度取り上げていますので、詳細はそちらを読んでいただければと思います。
今回は舌状花の花弁が、スプーン状にくびれて風車のような形をした品種【ニンジャ】を、見つけました。
品種の名前を聞いたときには、風車の形が手裏剣に似ているからと考えていたんですが、違いました。
耐寒性がある花ですが、今くびれている花弁が暖かくなりますと、くびれがなくなり普通の花弁のように平たくなります。
その花弁の変化する様子が、変装する【ニンジャ】に見立てられたようです。
一度目にすると、忘れない色と形状の花だと思います。
白色のスズランに似た、つぼ状の花を付ける【アマミアセビ(奄美馬酔木)】が、咲き誇っていました。
ツツジ科アセビ属の常緑低木樹で、奄美大島の固有種です。
普通の「アセビ」に比べて、やや丸みのある形をしているようです。
枝先に複総状花序を垂らし、多くの白い花を付けるかわいらしい花ですが、アセボドキシンを含む有毒植物です。
馬が葉を食べますと、お酒に酔ったようになるところから【馬酔木】と名付けられていますが、奈良公園のシカはさすがにこの葉を食べず、公園内には、逆に【アセビ】の木ばかりが目立つようになっています。
白いかわいらしい花だけでなく、「葉」もきれいですので、一年中楽しめる植物だと思います。
【スノーフレーク】と聞いただけでは、お花好きの方は迷うことになります。
「バコパ(ステラ)」 や 「クレマチス」 ・「アジサイ」には、<スノーフレーク>という品種があるからです。
原産地はヨーロッパ中南部、ヒガンバナ科スノーフレーク属の多年草です。
花を「スズラン」に、葉を「スイセン」に見立てて「スズランスイセン(鈴蘭水仙)」の別名があり、和名では「オオマツユキソウ(大待雪草)」です。
「マツユキソウ(スノードロップ)」は、花茎の先端部にひとつしか花を咲かせない「単頂花序」ですが、【スノーフレーク】は「散形花序」で複数の花を咲かせます。
白い花弁の先端に、緑色の斑点が印特徴的にありますが、下向きに先ますので花弁の中は覗いたことがありませんでした。
偶然に上向きの花を見つけ、花弁の内部が撮れました。内部にも、緑の斑点があるんですね。
日本には、1936(昭和11)年に渡来しており、北向きの日陰でも咲いていますので、下向きに咲く釣鐘状の形と合わせて可憐な姿で楽しませてくれます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account