『彼女を見ればわかること』・『美しい人』の<ロドリゴ・ガルシア>が監督を務め、自由を得るために男性として生きなければならなかったひとりの女性の姿を描いた『アルバート氏の人生』が、2013年1月18日より公開されます。
主演の<グレン・クローズ>は2011年・第24回東京国際映画祭の最優秀女優賞受賞(映画祭上映タイトル「アルバート・ノッブス」)、第84回米アカデミー主演女優賞ノミネートされています。
独身の女性が自立して生きることがまだ許されていなかった19世紀アイルランドのダブリン。人付き合いを避けて静かに暮らす内気な執事「アルバート」は、貧しく孤独な生活から逃れるため、性別を偽り男性として生きる道を選んだ女性でした。しかし、ある日、ハンサムなペンキ屋の「ヒューバート」と出会ったことから、「アルバート」は自らを偽り続けて生きることに悩み始めます。
共演に、「ヘレン・ドーズ」に『アリス・イン・ワンダーランド』の<ミア・ワシコウスカ>、「ジョー・マッキンス」に『キック・アス』の<アーロン・ジョンソン>、「ヒューバート」に『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の<ジャネット・マクティア>らが名を連ねています。
< カバー絵:円山応挙「老梅図」(京都・東本願寺蔵) >
作家自らが、自分の闘病生活を書き残した著作は多くありますが、夫婦そろって著名な作家でもあり、また<吉村昭>の妻としての目から冷静にかつ力強く描かれた作品として心に残りました。
学習院時代の文芸部員として知りあい結婚した二人ですが、大学時代から少女小説を手がけ、当時の十代層には人気がある著者でしたが、夫とともに丹羽文雄が主宰する同人誌『文学者』にて、文筆活動を始められています。
2005年2月、<吉村>に舌癌が発見され、療養の途中でのPET検査で膵臓癌が発見され、全摘出手術を受けています。
抗がん剤や免疫療法を試みながらの闘病生活を、長年連れ添ってきた妻である立場から、死に至る2006年7月31日までの心の動きを坦々と綴りながらの構成は見事というしかありません。
題名の『紅梅』は、東京都三鷹市にある離れの書斎の前に植えられている梅の木から取られたようで、舌癌を発病した時期と重ね合わせ、さりげない表現で文中に登場しています。
「写真展KOBE*HEART」ですが、副題として、~つなぐ、東北・神戸~が付けられています。
2010年、震災15年目にスタートしており、神戸にゆかりのある写真家たちが、阪神・淡路大震災の記憶を風化させないために、震災が起こった1月に毎年開催されてきています。
昨年4月には、東日本大震災の傷跡が残る仙台市でも開催され、震災の経験者としてエールを送る写真展が行われました。
今回は、~つなぐ、東北・神戸~を副題に、1月10日(木)から1月20日(日:火曜定休)にて開催、48点の作品が展示されています。
復興の進まぬ街並み、美しい海に佇む女性、水の恐ろしさを知るからこそ、次々と表情の変わる穏やかな水面の変化の美しさ等、いくつかの作品が心に残りました。
写真を通じて、被災地や被災者の表情を写し撮る写真展、数を重ねていただきたいものです。
「袋麺」として人気がある<麺の力>ですが、昨年の11月19日に「カップ麺」として発売されています。
【中華そば・醤油味】と「チャンポンメン」の2種類が出ているようですが、お店の棚にはこれしか見かけませんでした。
発売元のサンヨー食品は、2011年からは日本女子サッカーリーグの「INAC神戸レオネッサ」の公式スポンサーとなっていますので、澤穂希選手が「KING CUP」の」コマーシャルに起用されているようで、今後も他の選手が続きそうです。
麺は従来の油揚げ麺ではありますが、新製法というだけあって、いい味を出していました。
かやくとしては、<ナルト・メンマ・焼のり・ねぎ>です。
スープの色は醤油味というだけあってやや濃いめの色合いですが、<鶏ガラ・ポークエキス・野菜エキス>等のバランスがよく、前面に醤油味が出てくることなく飲み切れる味でした。
私的な好みでは別添の<のり>はいりませんから、<メンマ>の量を充実させてほしい感じです。
葉は固く厚みがあり、形状は剣状で先が針のように鋭く尖り、ロゼット状に生えていますので、リュウゼツラン科ユッカ属の植物だとすぐに分かりました。
ユッカ属としては49種(24亜種)がありますが、ほとんどがメキシコを含むアメリカが原産地で、高山地帯や砂漠などに分布しています。
自生している地域から、耐寒性・耐暑性にも優れ、あまり手入れの要らない植物です。
鉢植えなどでよく見かけるのは幹が寄せ植えされた「ユッカ・エレファンティベス(青年の樹)」という品種ですが、写真の「ユッカ」は幹をもたない【ユッカ・バッカタ】という品種で和名はなく、<Yucca baccata>と表記され、通称「Datil yucca」で通っています。
花は白から乳白色をしており、4~7月頃にお椀を伏せたような形で、5~10センチの大きさがあります。
直立して伸びる花茎は1~1.5メートルになり、花後にできる果実はバナナの形をしていますので、「Banana yucca」の別名を持っています。
珍しい品種ですのでまた花の姿を撮影出来ればと、今から春先が楽しみです。
はじめてかなと思わせる「ごぼうの含め煮」(250円(がありましたので、迷わずに注文です。
子供の頃から、味にクセのある「ごぼう」は大好物の野菜でした。
「ごぼうに」に関しては思い入れもあり、数多くの「ごぼう」のB級グルメを載せてきています。
酒の肴としての 「きんぴらごぼう」 ・ 「ごぼうの鰻巻き」 ・ 「ごぼうのから揚げ」 、カップ麺として<マルちゃん>の 「バリうまごぼ天うどん」、丼物では<Rapid>の 「あぶり豚バラごぼう丼」 や <松屋>の 「きんぴら牛カルビ丼」 があります。
日本料理の言葉づかいも難しく、「煮物」・「煮しめ」・「煮付け」等どれも微妙に調理により意味合いが違い、今回は「含め煮」です。
煮汁の味や旨みをたっぷりと材料に含ませ、材料の持ち味や色を生かした調理が「含め煮」で、今宵も鰹節の味がよくしみ込んだ味わいで、「ごぼう」も固くなく柔らかすぎず、いい塩梅の「含め煮」加減でした。
<ペコちゃん>の会社、仕事がら訪問客も多いようで、年始の挨拶回りでいただいたお菓子類を、いつも通り社員の皆さんで分配され、お店のオネイサン達に袋いっぱいの差し入れです。
わたしもおすそ分けとして、【グーテ・デ・ロワ】(2枚入り)をいただきました。
中身は、焼き菓子の「ラスク」です。
<フランスでは、お茶会のことを「グーテ・デ・ロワ(王様のおやつ)」といい、贅沢で楽しいこととされています>と、袋の裏側に書かれています。
薄く切ったフランスパンの表面にバターとグラニュー糖を塗り、ビスケットと同様に二度焼きしていますのでカリットした食感はいい感じですが、とても甘くて一枚で十分でした。
前回の 「干支:巳」 の図柄は良く分かりましたが、今回は全く分かりませんでしたので、基本のデザイン画をつけました。今年1回目のお色直しですが、これは難解ですねぇ。
阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして、JR新長田駅の近くにあります若松公園に、2009(平成21)年9月、 「鉄人28号」 のモニュメントが完成しています。
民間の発想で出来上がった「鉄人28号」ですが、いろんなイベント会場のシンボルとしての役目を、発揮してくれています。
「鉄人28号」は、神戸市出身の漫画家<横山光輝>の代表作ですが、右腕をあげたファイティングポーズが、復興への心意気を表しているようで、直立姿勢で18メートルの大きさは、見ていて元気づけられます。
顔の周辺は「シロタエギク」、顔自体は「パンジー」の黄色・水色・青の配色で構成されています。
地元神戸(長田)では、牛すじとコンニャクを甘辛く煮込んだモノを<ボッカケ>と呼んでいますが、同じ関西でも大阪になりますと「すじ・コン」と呼んでいます。
今回は、製造者が「三越伊勢丹フードサービス」の【牛すじカレー】(290円)を、買い求めました。
パウチをもった感じが堅くて、しっかりと「すじとコンヤク」が詰まっている感じがしました。
ウスターソースの隠し味の影響でしょうか、少し濃いめのカレールーの色合いです。
一口食べてみて、カレーらしい味付に安心しました。
(290円)の価格にしては、よくまとまった出来ばえのカレールーだとおもいます。
「・・牛」などと有名ブランドの牛肉使いで、700円や800円するカレールーよりは、辛さは物足りませんが断然いいお味でした。
一般的には、価格が高くなればいいものになるのですが、味が絡む食品の世界は、正比例しませんので侮れません。
牛アキレス健のコラーゲンも塊で大きく入り、お好きな人にはお値打ちな一品です。
多くのバラ愛好家に愛されている【マチルダ】です。
柔らかなフリルのある乳白色の花びらに、薄桃色が愛らしい人気種です。
前回紹介しました赤朱色の 「Tcjin Tchin(チンチン)」 と同様にフランスの<メイアン社>が、1987年に作出したフロリバンダ(F)系の四季咲きです。花径は5~6センチ程度の中輪で、花弁数は18~20本です。
この寒い時期には、桃色が鮮やかになり、暑い時期には乳白色が強めに出るようで、耐寒性・耐暑性に優れた品種です。
1987年:バガテル国際コンクール、1988年:バーデンバーデン国際コンクール、1991年:AJHグランプリ受賞等、数々のコンクールで金賞を受賞しています。
別名も多く、フランス人歌手の「シャルル・アズナブール」や南アフリカの地名「ベッドフォードビューの真珠」等があり、さもありなんという趣きを感じさせてくれる花姿です。
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