首都圏には、色々な紫陽花名所がある。中に“あじさい山”と銘打った場所がある由。
教えてくださったのが、植物観察スペシャリストの仲間(色々教えを乞うている)。
観察に行くというので同道させてもらった。そこは多摩山麓のあきる野市にあった。
随分と昔、幾度かその周辺は歩いたことがあった。
お一人の紫陽花愛好家が、造り上げた場所。昨今、紫陽花祭りを開催されている由。
出向く前に検索してみると、今年は開花が遅い(生育が悪い)とあった。
あじさい山までマイカーが今年から入れないとあったが、路が狭く当然と思った。
生育が悪い、と聞いていたのだが現地を散策していて思う所があった。
昨今、紫陽花鑑賞地を回っていて“野生・自生紫陽花”地を見習うべきと感じている。
総てが理に適っている、と思うのだ。人間の都合・身勝手で植物に対してはいけない。
そんな感覚で、野生・自生地を主に見て回って参考にしている。
植物の為ではなく、如何に花を美しく見せるかが先のようだ。
然るに園芸種が多くなる。
「令和肆年(皇紀2682年)6月27日、記」