今回のPSMSのフィールドツアーはワシントン州の東に位置するLeavenworthという街に近く、お昼を食べに立ち寄りました。 日曜日で三連休の中日ということもあって、凄い人出でした。 駐車場もやっとの思いで確保し、まずは街を一周。 ドイツのバイエルン地方を模した町中がテーマパークのような作りなのですが、お花が綺麗で見るだけで楽しめます。
Bさんのお宅に行く途中にこのEagle Creek Winery & Cottageを発見しました。おしゃれな概観です。でもお値段も良くて、$185~250ですって! ワインの試飲もしていましたが、230Kmを帰らないといけない私達は飲むわけにいかず、見るだけ~でした。行ったことのないワイナリーで試飲せずに買う勇気はありませんでした。
Bさんのお話に寄ると、この山には3種類のメープルの木があるそうで、その違いについて一番良くわかる葉っぱをいただきました。個人所有なので、勝手に植物を採取するのは禁じられていますが、この葉っぱは案内途中にBさんが取ってくださった物です。 一番大きな葉っぱは、直径23センチくらいあり、その名も「ビッグリーフメープル」というそうです。 その右隣が、葉っぱの先をたどるとまあるく綺麗な円になる「Vineメープル」で、一番下の葉っぱが、「マウンテンメープル」だそうです。 2時間弱のツアーでしたが、とても勉強になりましたし、楽しかったです。 来年も来られるといいなあ。
自然豊かなBさんのお住まいですが、コヨーテさんは、最も頻繁に出没する動物のようです。その他にもクーガーや鹿、時には黒熊さんもみかけるそうですが、滅多に姿をみせないようです。 幸か不幸かどの動物にも遭遇しなかった今回のフィールドトリップキャンプでしたが、トレイルの途中にあるコヨーテの巣穴を見せていただきました。 本当にいるんだなあという実感が沸いてぞくっとしました~!
ネイティブアメリカンの人達は山で様々な物を食料としていました。りんごの木も山にあったそうです。 そして地面を覆いつくす勢いの○○レタス(名前忘れました~!)。食べさせていただきましたが、癖のないまさにレタスの味でした。
今回のフィールドトリップのキャンプサイト提供者Bさんは、2年前に仕事をリタイアされて、この広大な土地を快適な場所にするべく作業を始めている最中とのことでした。 その一環として、山の中のトレイル作りがあるそうで、まだ完成ではないけれど、途中までなら大丈夫ということで案内していただきました。 キノコのことはいろいろご存知なのは知っていましたが、植物に関してもかなり詳しくてトレイルを作る際も細心の注意を払って自然保護をしながら道作りをされたそうです。 10時過ぎからトレイルにある植物について詳しい説明をしていただきました。 トレイルの途中には、お休み所も設けてあり、川を見ながら休憩とか、涼しい風の吹く場所とか場所に名前をつけて楽しい演出がされていました。 ここでの生活を心から楽しんでいる様子が随所に窺われました。 スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。
キノコの勉強会の後、キャンプサイトを提供してくれた会員さんの納屋の2階でPSMSを作った当事者の一人であり、会員さんの恩師でもあるDr. Daniel E. Stuntzのスライドショーを拝見しました。考えてみたら、翌日はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)ということもあって、故人を偲ぶ会となりました。 そうこうするうちに夜もふけて9時過ぎに解散となり、ポットラックを行なった広場では、コヨーテが食べ物を狙わないように片づけが終了し、キャンプファイアーが行なわれていました。火を囲んで会員同士のおしゃべりが弾んでいましたが、朝早くから活動した私達は参加せずに、テントでお休みということになりました。
ポットラックパーティーでお腹が落ち着いた所で、この日収穫した名前のわからにキノコの勉強会となりました。 本当はこれが、メインイベントなんですよね。 PSMSの古くからの会員でエキスパートであり、今回の会の開催場所提供者であるBさんが質疑応答に答え、キノコの説明をしてくださいました。 難しい学名をおっしゃたのですが、覚え切れません。毒かそうでないかにフォーカスしてみました。