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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(132)橙色の花【クロサンドラ】

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ファルコン植物記(132)橙色...
別名「サマーキャンドル」という名前通り、夏に咲く花だと思いますが、この時期に咲いているのを見つけました。
橙色の鮮やかな花と、つややかな葉が特徴で、南インド・スリランカが原産地です。

キツネノゴマ科で、熱帯性の小低木に分類され、当然夏の暑さに強い植物です。

ローソク立てにみえる麦穂に似た棒状の茎があり、その棒状に沿って橙色の花が開花してゆくのが楽しめます。

【サフィニア】 のように、日本の気候に合わせた品種改良が行われてゆきますと、1年中が開花時期になり、季節感がなくなりそうです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(131)薄紫色の花【ツタバウンラン】

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ファルコン植物記(131)薄紫...
和名では【ツタバウンラン(蔦葉海蘭)】ですが、英名では「コリセウムアイビー」と呼ばれています、ゴマノハグサ科キンバラリア属の植物で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。

1センチにも満たない小さな花ですが、唇形で薄紫色のかわいい形がなんとも愛らしいです。
ほふく性のあるツタですので、地面では広がり、石垣などでは垂れ下がって咲いています。

花は唇形で上唇は2裂、下唇は3裂に分かれ、先端は丸くて中央には黄色で2本の隆起(おり距)があるという、小さな中で見事な造形を見せてくれています。

ゴマノハグサ科は、面白い形の花が多く、これとよく似た「唇状の花」では 「キンギョソウ」 があり、「筒状の花」として 「ジキタリス」 などが思いつきます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(130)赤橙色の花【グロキシニア・シルバティカ】

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ファルコン植物記(130)赤橙...
この見慣れぬ花の名称を調べるのに、随分と手こずりました。

袋状で面白い形が、タバコの花の漏斗状に似ているところから探りを入れ、ようやく到着したのが、【グロキシニア・シルバティカ】という、舌をかみそうな長い名前です。

イワタバコ科のグロキシニア属の花で、ペルー・ボリビアの森林が原産地です。
秋から冬にかけて、袋状の花を横向きに咲かせ、花冠の先端が小さく5つに割れ、反り返る形状をしています。

園芸店では「シーマニア(アロー)」の名称で販売されているようですが、以前迄は同じイワタバコ科のシーマニア属に分類されていたとのことで、そのまま広く普及しているようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(129)白色の花【フウセンカズラ】

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この時期には、花が咲き終わり実が茶色く変色していなければいけませんが、まだまだ元気な様子で、ムクロジ科の【フウセンカズラ(風船蔓)】の花が咲いています。

4弁の5~6ミリしかない小さな花を咲かせますが、この花を楽しむというよりは、ホオズキのような風船状の果実を観賞するために植えている方が多いと思います。

花は葉脇から伸びる長い柄のさきに数個咲き、ホオズキと違い蔓性で巻きひげで伸びてゆきますので、「カズラ」とつけられています。

ホオズキは丸い大きな実がひとつできますが、この【フウセンカズラ】は3室に分かれていて、ひとつづつの部屋に種子がひとつでき、白いハート型の模様がついています。

実が紙風船の形をしているのは、ホウズキのほかに「オオセンナリ」や 「フウセントウワタ」 がありますが、この【フウセンカズラ】が一番風船らしい形だと思います。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(128)棘のある<そう果>【コセンダングサ】

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ファルコン植物記(128)棘の...
【コセンダングサ(小栴檀草)】は、世界の温帯から熱帯にかけて広く分布しているキク科の花で、日本では明治時代に確認されている帰化植物です。

「セイタカアワダチソウ」と同様、河原や空き地に広く生育しているのをよく見かけます。

小さな頭花は筒状花のみで、キク科の特色である舌状花はありません。
なんといっても、写真のあるように<そう果>と呼ばれる種子が特徴的で、先端にするどい棘を持っています。
花がなくても、棘が2本なら、「アメリカセンダングサ」、3~4本ですと【コセンダングサ】と判断できます。
「動物散布」と呼ばれ、この棘が動物などの毛に絡まり、広く散布の媒体となります。

「オオオナモミ」の実と同じく、俗に呼ばれる「ひっつき虫」の仲間です。
衣服に付きますと、取るのに手間がかかりますので、野原を歩くときには要注意です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(127)絞り模様の<一日花10-7>【オシロイバナ】

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ファルコン植物記(127)絞り...
前回の(6)で、今年の【オシロイバナ】の記録は最終かと思っておりましたが、(7)回目として登場です。

この突然変異種、さすがに最後の時期のようで花弁に元気がありませんでしが、それでも白地に紅い模様、楽しませてくれました。

花弁(蕚)が、<紅+白=ピンク>にならないのは、「トランスポゾン」という「動く遺伝子」の為で、花弁(蕚)の成長過程でDNAの塩基配列の組換えが起こることで絞り模様が現れ、色が混ざることにはなりません。

お時間がありましたら、右サイドにあります「キーワード」検索で、【オシロイバナ】と入れ、絞り模様の面白さを再確認していただければと思います。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(126)薄紫色い花【メキシコハナヤナギ】

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ファルコン植物記(126)薄紫...
ミソハギ科の花で、メキシコを中心とした南北アメリカが原産地です。

1センチほどの小さな花で、花弁は6枚、蕚は筒状で6つに裂け、丈の低い茎に咲いていますが、分類としては低木に分けられます。

沖縄では緑化植物として普及していますが、気候的に通年花を咲かせる特徴が合っているのだとおもいます。

寒い時期にでも開花している小さな花、見ていてホッとさせてくれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(125)紫色の花【ペチュニア】「サフィニア」

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ファルコン植物記(125)紫色...
【ペチュニア】は、南米産のナス科ペチュニア属に属する花の総称です。
和名では、「ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)」と呼ばれています。

この【ペチュニア】を、サントリーフラワーズと京成バラ園芸が共同開発した品種を「サフィニア」と呼び、サントリーフラワーズの登録商標です。
日本では育ちにくい花でしたが、日本の気候に合うように品種改良してから俄然人気が高まり、対抗してキリンビールは「キリンウェーブ」という名称で、園芸品種を発売しています。

写真の花も、単色の花弁ではなく、おそらく「ラベンダーレース」という品種だと思いますが、面白い紫色の模様は見ていて飽きません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(124)白色の花【ユーフォルビア・レウコケファラ】

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ファルコン植物記(124)白色...
「ポインセチア」や 「ハナキリン」 と同様に、トウダイグサ科ユーフォルビア属で、メキシコ南部からエルサルバトル地域の原産の花です。

花と書きましたが、白色の花弁に見えるのは、「苞葉」と呼ばれる部分が白く色づきます。

日本では、この時期から1月下旬頃までが見頃です。
季節らしく園芸業界での「白雪姫」という流通名も、可憐な白い花弁を眺めていますと、言い得て妙だと感心してしまいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(123)多色の花【ペンタス】

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ファルコン植物記(123)多色...
園芸品種の改良の技術には、驚かされるばかりです。
プランターできれいに咲いている【ペンタス】の、色のバージョンを集めてみました。
<紅色・赤色・桃色・白色>とありますが、それぞれ好みがあるようで、見ていて面白いですね。

アカネ科ペンタス属科の植物で、昨日紹介した、 【ハナキリン(花麒麟)】 と同様、この花もマダガスカル島を中心とした熱帯地方が原産です。

花弁は5枚で、やや反り返り、きれいな星型を見せてくれます。
開花は、秋から春先まで楽しめますので、クリスマス時期と相まって、星型が好まれて植えられているのかもしれません。
#園芸 #花

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