主人公の<佐々木亜子>は、美術学校に通う21歳の学生で、生まれた時から「コケシ顔」と揶揄され、お世辞にも美人とは言えません。
そんなある日、突然<ジョン・ローン>似の男子<沢野正則>に街中でキスをされ、喫茶店に連れ込まれてしまいます。
わけを正すと、現在付き合っている彼女と別れんがための工作で、彼女の目の前で芝居を打ったことがわかります。
<正則>は東大法学部の学生で、祖父は外交官、父は弁護士という家庭に育ったエリート家系です。そんな彼が<亜子>に対して恋愛感情を持ち始め、<亜子>は幼馴染の<ケン>に、今度は逆に「わたしの彼氏だと芝居を打ってくれ」と頼みます。
仲のいいご両親を中心に、<ケン>の母親<すず子>たちの個性ある脇役陣が面白く、一人の女性の恋への憧れを通して成長してゆく姿が、ほのぼのと伝わる一冊でした。
気が付けば 【街の動物たち】シリーズ も(10)で終わり、最後の投稿から3年ぶりです。
西洋の「ドラゴン」は一般的に邪悪なるものと見なされていますが、東洋での「龍」は中国で鱗蟲の長として神霊化されています。
「ドラゴン」は火と結び付けられていますが、「龍」は水に関係が深く、日本でも「水神」として崇められています。
今回は神戸市内の神社にある「龍の水口」を集めてみました。
<A> 兵庫区福原町:讃岐金刀比羅宮神戸分室
<B> 須磨区権現町:證誠神社
<C> 長田区駒ヶ林町:駒ヶ林神社
<D> 東灘区田中町:三王神社
手水舎の水口としては、亀や蛙の形も見かけますが、やはり「水神」様として「龍」の形が威厳がありそうです。
<D>の手水舎は、阪神・淡路大震災で被害を受け、10年ぶりに再建されています。
丈夫な「御影石」で造られているのが、興味を引きます。
【ピンクッション】とは、「針刺し」の意味ですが、まさに赤いまち針がたくさん針山に刺された感じの花です。
南アフリカが原産地のようですが、灼熱の太陽の下では、赤色がとても映えそうです。
昨日の23日、夕方4時から【濱田屋】さんにて、ブルグル仲間のオフ会が開催されました。
遠く熊本県御船町からは<shinoさん>と<しゅうさん>、高松から<birdyさん>と<ウルトラの父>ご夫妻、迎え撃つ神戸側として、<神戸のおいさん><マドンナさん>、<papaさん><チネリンさん>、神戸のおいさん関係として<HAKUDOさん><さんちゃん>、大分「豊潤」の蔵元6代目の<小松さん>等豪華メンバーの揃い踏みでした。
【濱田屋】さんは、俗に言う「角打ち」のお店ですが、宴会のできる部屋があり、各自自分のお酒を買い込み楽しんできました。
2次会(それまで皆さん他店にて呑んできているのですが)は六甲ライナーで「魚崎」から「住吉」へ移動して、【かこも】です。
楽しい話しが、尽きることなく時間が過ぎてゆきます。
明日もそれぞれ予定があるようで、心残りでしたが再会(再開?)を約束してお開きにしました。
主人公<山本俊之>は80歳、岡山県の賢人岳の山奥に42年前に移り住み、炭焼きや陶芸作品で生計を立てており、戦国時代から伝わる「昇月流柔術」の唯一の継承者です。
大学生の孫娘<安奈>が休みを利用して訪れる予定でしたが、来ないのを不審に感じた<俊之>は家に電話をして<安奈>が誘拐されたことを知り、42年ぶりに山を下り息子の家がある東京に出向きます。
<安奈>の妹<寛奈>を案内役として渋谷の街に繰り出し、不良グループの「神南クルー」を手掛かりに、暴力団「東京任侠会」がカルト教団へ拉致したことがわかり乗り込んでいきます。
<俊之>は元検事で、ある事件がきっかけで山奥にこもりましたが、息子<俊憲>も弁護士としてカルト教団と対峙している関係で、娘が誘拐され、<俊之>は一人でオカルト教団を壊滅させますが、教団が集めた金は民権党幹事長<野玉>へ献金されていました。
昔の事件が現代の事件へとつながり、「失禁のツボ突き」などの笑える技を織り交ぜながら、ユーモアあふれる一冊でした。
ご当地神戸のメーカーのようですが、知りませんでした。「脳裏に焼きつく!」という大げさな表現は、やはり関西風のキャッチフレーズかなとおもいます。
【うま辛カレェ~】、メタルチックなパッケージですが、中身のレトルト袋は対照的に、真っ白で何もプリントされていません。
(298円)という、やや高級品です。
ルーの内容量が、160グラムと一般の200グラムに比べますと、2割減でのこの価格、よほど満足させる味でないとカレーではありませんが、辛口批判に成らざるを得ません。
牛肉は、レトルトとしては合格点ですが、ルーがスープッぽいのがまず気になりました。
香辛料の辛さではなく、強い酸味感が残り、脳裏に焼きつく辛さではありません。
原材料名を確認しますと、りんごペースト・醸造酢・しょうが等が使用されています。
標準的な量だと、酸味の後味が尾を引き、食べきれなかったかもしれません。
台風15号も去り、朝夕は少し穏やかな気温になってきました。
【キイロスズメバチ(黄色雀蜂)】にとり、これから捕獲する昆虫も少なくなり、大量の雄蜂と新女王蜂を育てなければいけない時期ですので、攻撃性が増す時期になります。
風にゆられる「フウセントウワタ」の花ですが、下向きに咲いていますので、花の蜜を確保するためには下向きにならざるを得ません。
スズメバチとして肉食の捕食性が強いイメージの【キイロスズメバチ】が、このように花の蜜を求めている姿には恐怖心が薄れます。
頭に血が上りそうな姿勢を保つのは大変だと思いますが、結構な時間をかけてしがみついており、餌を求める必死さが伝わってきました。
花屋さんの前で足が止まりました。
白くて丸いお花があり、名札をみると【ピンポンギク】と書かれていました。
これは、一度見て、名前を聞くと忘れようがない花ですね。
本当に「ピンポン玉」のごとくまん丸ですが、大きさはテニスボール級です。
菊花展などで見かける大菊とは、趣が異なります。
品種改良もここまで来たのかと、驚きの菊の姿でした。
7月21日に開店したての頃に訪問してから、早や2ケ月が経ちました。
前回は 「きつねうどん」 を食べ、(230円)という価格にしては味の良い出汁と大きなお揚げさんで、いいお店ができたと喜んでいました。
久しぶりの訪問ですが、うどんには「普通」と「細麺」が選べるようになっていました。
他店の立ち食いうどん店には見かけないサービスで、経営者の目線に拍手です。
出汁がよくからまるうどんの細麺は好物ですので、迷わずに「えび天うどん」(250円)の「細麺」を注文です。
「えび天」だけのトッピングは(70円)ですが、いい塩梅のコロモ加減で、出汁がしみ込み込んだ「えび天」、おいしくいただきました。
うどんを頼まれる回りのお客さんたちも「細麺」派が多いようで、関西はこの柔らかなうどんの歯ごたえを好む人が、多いような気がします。
昨夜、スナック(居酒屋)【OBABA】の帰り道、新開地本通りの<牛丼の吉野家>の前を通りました。
いつもなら、店先に看板が置かれ、据え付けの灰皿があり、壁やガラス戸には目立つポスター等が貼ってあるのですが、何も見当たらなくさっぱりとしています。
一等地の場所ですので閉店とは考えられません。
これから10月に向けて、何がしかの値下げセールの準備なのか、新規メニューの登場なのかと、気になりながら通り過ぎました。
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