冒頭から主人公<並木直俊>が、3人の女性<麻理江・幸・仁美>の殺人計画を明かすところから物語は始まります。
緻密な計画を練りつつ、完全犯罪を狙う準備を進めなければと決意し始めているとき、恋人の<あかね>が平日にも関わらず<並木>の部屋に訪れ、男女の営みを始めようとしたときに<あかね>は隠し持っていたナイフで<並木>に襲い掛かり、反対に彼に殺されてしまいます。
<並木>は、3人のうち誰かが「覚醒」したものと考え、時間的余裕がないのを悟り、今晩中に3人の殺害を実行しなければと、まずは<仁美>の家に出向いていきます。
読者は<並木>という男の立ち場も「覚醒」という言葉の意味も分からないままただただ殺人者<並木>の心の葛藤に付き合わされていきますが、物語が進むにつれて3人の女性は冤罪が晴れないまま拘置所で父を亡くした過去を持ち、<並木>は「冤罪被害者支援団体」でボランティアとして活動、<あかね>は臨床心理士で、彼女たちの心のケアーを担当していましたが、世の中はすべて敵であるという思想を彼女たちに植え付けるいびつな実験を実行していました。
人間の命の倫理観や尊さ、正義感などを無視した記述が全編を貫き、最後は驚愕の結末を迎えることになります。
そろそろ夏場に楽しませてくれた花たちも、終わりを告げる頃です。
きれいな花が咲いているときには気になりませんが、葉だけの姿になりますと、手入れをされていない<生け垣>が気になります。
来年もきれいな花を咲かすために枝を切り、越冬の準備をしてあげてほしいと、フェンスの隙間から気儘に伸びた【チェリーセイジ】や【ガウラ】の枝ぶりを見て、感じました。
手間のかかる作業ですが、せっかくの<生け垣>ですから、世話をする以上道行く人の目線も考えてほしいと、気になります。
普段なかなか顔出しできませんが、いいお天気のなか、ブログル仲間の【待久寿】さんでお昼ご飯です。
今日はビールに合いそうな「グラタン」(800円)を楽しみました。
親父さん、「ファルコンさんには、大盛りだよ」とありがたいお言葉。
先客の方も楽しい方で、初対面にも関わらず、酒談義に花が咲きました。親父さんのサービスの泡盛「黒真珠」を味わいながら、楽しい時間が過ごすことができました。
昨日は一日雨の神戸でしたが、今朝方は日差しが強く、また暑くなりそうです。
雨で休んでいたと思いますが、飛翔力の強い【アオスジアゲハ】が、めまぐるしく花の周辺を飛んでいました。
以前にも 【アオスジアゲハ】 をアップしましたが、何とかきれいな姿を撮りたいものだと思っておりました。
せっかくの機会、こうなれば【アオスジアゲハ】と根競べです。
デジカメ片手に立ち止まり、身動きすることなく目だけで蝶の動きをひたすら追いながら待ちました。
わたしの思いが通じたのか、元気に飛び回るのに疲れたのか分かりませんが、アイビーの葉に止まり休憩してくれました。
アゲハチョウは通常翅を閉じて止まる場合が多いのですが、根負けしたよとばかりに、きれいな表翅を広げた姿、ありがたく撮らせていただきました。
主人公<今居文子>は、新米司書として秋庭市の北部にある図書館に勤務する新米司書です。
上司の<能瀬>や<日野>に囲まれて勤務する過程で、図書館に訪れる人たちの事件や人生の機微に触れながら、ひとりの女性として成長する過程が描かれています。
本書には5話の短短篇が収められ、事件の謎を解くのは<能瀬>であり<文子>ではありませんが、小児喘息を持つ5歳の女の子<あずさ>の父親として、本に関する博識な知識で事件を解決していきます。
特に本書のタイトルに結びつく第5話の『清明ーれんげ野原』は、実際にある童話『床下の小人たち』の一冊の本にまつわる構成で、17年前に起きた老女の凍死事件の真相をあばきながら素晴らしい解決策で締めくくられ、一人の男の再生物語として秀逸でした。
昨夜、行きつけのお店【仙草】さんにて、オフ会がありました。
いつものように新開地で呑んでおりましたら、携帯電話が鳴りました。
なんとブログル仲間の<チネリンさん>からで、出ましたら突然男性の渋い声に変わり「エッ?」となりましたが、これまたブログル仲間の<dote>さんの声でした。
急いで新開地から板宿まで移動して、楽しい時間が持てました。
縁と言うのは不思議で、お昼ご飯に出向きます和食堂【まるさ】でよくご一緒させていただく <シロウさん> も同席です。
<シロウさん>はスキューバーダイビング関連の会社を経営されていますので、<チネリンさん><doteさん>と昔からの長いお付き合いがあります。
どこでどう人間関係がつながるか分かりませんが、不思議なご縁に感謝の一夜でした。
皆さんを見送り、お礼がてら【仙草】のママさんと呑んでおりましたら、「いいつながりができるのは、ファルコンさんの人柄ね」と言われ、少しばがり照れてしまいました。
体色が灰褐色と暗褐色のまだら模様ですので、土の上におりますとどこにいるのかが分かりにくい【イボバッタ(疣飛蝗)】です。
すこしゴツゴツとした感じの体つきですが、胸部背面にイボ状の突起があるところから、この名前がつけられたました。
歩いていきますと、ピョコンと飛び跳ねていきますので、「いたんだ」と分かるバッタです。なかなか一定の場所に留まらないのですが、なんとか撮影できました。
この夏は昆虫と出会う機会が多く、しかもあまり動かないでいてくれますので、不思議な気がしています。
2010年10月12日(火)から連続10回NHKで放送された同名人気ドラマの劇場版として『セカンドバージン』が2011年9月23日より全国で公開されます。
ドラマ版から設定を新たにし、マレーシアのクアラルンプールを舞台に、離婚経験のある45歳の敏腕出版プロデューサーの「中村るい」(鈴木京香)が、17歳年下で既婚者のネット証券会社社長「鈴木行」(長谷川博巳)との不倫におぼれていく姿を描きます。
共演として「鈴木行」の妻役に<深田恭子>,<天野義久>、<田丸麻紀>、<ヌル・エルフィラ・ロイ>が名を連ねています。
スタッフもドラマ版と同じく<大石静>の脚本で、監督は、<黒崎博>が務めています。
元町商店街の各店舗にも、東日本大震災の募金箱が設置されていますが、1丁目商店街の鋪道上に70センチ四方ある透明の募金箱が設置されています。
4月20日に置かれてから、8月末までに(1,377,081円)の募金が集まっています。
人通りの多い場所に、現金が直接見える募金箱はどうかという声も当初にはありましたが、事故もなく募金活動が続いているようです。
日本円はもちろんのこと、ウォンや元・ユーロ等、港町らしく30カ国を超える国のお金が集まっています。
視覚的にお札が見えているということは、心理的に入れたくなるのかもしれませんね。
調べ物があり、朝から大倉山図書館にいます。
生家から歩いても知れていましたので、子どもの頃から通い始めて50年近く経ちますが、この図書館も今年開館100周年を迎えます。
今は新しく建て直されていますが、旧館時代には奥まったうす暗い所に食堂があり、中華そば(当時は「支那そば」といっていたかな)などを良く食べておりました。
新館になり、喫茶・軽食のお店【Jun】が、2号館入口横にできましたが、セルフサービスの割には値段が高く、今まで利用したことはありませんでした。
調べ物を早く済ませたく、外に食べに出るのをやめて、今回初めて入ってみました。
ビールの小瓶が(500円)しますので、あっさりと諦め、「チキンサンドイッチセット」(500円)でコーラーを頼みました。
単品ですと、「チキンサンドイッチ」(360円)、「コーラ」(300円)ですので、セット価格はお得なのですが、腹5分目で夕方にはお腹が空きそうです。
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