神戸は港町として開けた街ですので、パン文化のレベルも高いと思います。
その中の老舗、「イスズベーカリー」さんが、【神戸豚とろカレー】(157円)を販売されています。
神戸地元企業の「オリバーソース」さんとのコラボレーションで、『どろソース』(辛口ソース)を、豚バラ肉を使用した自家製ポークカレーと組み合わせた一品です。
油であげたパンではありませんので、カレー自体のコクと、後味に残るスパイシーさが感じられる出来ばえです。
パンのへそに「福神漬」が入れてあるのが、ご愛嬌かな。
呑み仲間の <ペコちゃん> から、昨夜【波止場拉麺】のパックをいただきました。
国内産小麦粉と横浜の水「はまっ子どうし」で練り上げた麺ですが、防腐剤を一切使用していないということで、今日のお昼ご飯です。
エビ・カニの海鮮エキスと肉のエキスをブレンドされたしょう油味のスープで、ほんのりと脂が浮いているのがいい感じでした。
麺は、見た目は普通の太さなのですが、「モチッ」とした食感が、太めの麺を感じさせます。
塩分少なめなのか、小麦粉本来の味がする懐かしい味でした。
なんといっても「メンマ」が40グラムと量があり、食べ応えがありました。
この「メンマ」だけで、チャーシューがなくても十分楽しめました。
軽く呑んだ帰りですので、夜は買い置きしていた【カレーうどん】で簡単に済ませました。
以前にもサンサスの製品は 【旨辛ラーメン】 を食べていて、透明感のあるコシのある麺は韓国系のラーメンや冷麺に向いているとおもいましたが、日本的な、特に関西系のうどんに馴染んだ【カレーうどん】派には、不向きなコシの強さだと感じました。
好みとしては、俗に「うろん」と呼ばれる感じの、やらわかい「うどん」が好みです。
冷蔵庫にある具材で下準備して臨みましたが、残念ながら麺を食べきる元気はありませんでした。
麺にコシの強さを求める人には、いい感じかもしれません。
麺のコシの強さだけが前面に出ている感じが強く、カレーのスープとの絡みがないのは問題です。
「なんか食べなあかんで」と、いつも心配してくれています <い~さん> から、いなり寿司の差し入れが回ってきました。
呑み処ですので、本来は酒の肴を売るのが商売ですが、常連さんともなりますと、多少の持ち込みは見逃してくれるやさしい店長さんで助かります。
シイタケの具がたっぷりのいなり寿司、おいしくいただきました。
中途半端に食べますと、なんだかお腹が減ってきてしまいますので、ありがた迷惑でもあります。
今宵は<ペコちゃん>からも「波止場拉麺」なるパックをいただき、恐縮ばかりの夜でした。
今年は 「盛。」 「富徳園」 「萬家園」 「永徳酒家」 と新規開店の中華料理店が続いています。
味を確かめる為、新規店に出向く機会が増え、久しぶりの訪問になりました 【味苑】 さんでお昼ご飯です。
中国語の歌がBGMに流れているのを耳にしながら、本日は「エビ玉定食」(600円)に決めました。
他の中華店で「カニ玉あんかけ=天津」はよく見かけますが、このお店のように、オムレツ的なフンワカ玉子にエビの料理は見かけません。
玉子3個を鶏がらスープで溶き、エビ・ミニトマト・ネギ等がからめてあります。
胡椒の味が効いた柔らか玉子、食がすすみます。
どの定食にも付いているスープは、「ワンタンスープ」ですので、これまたおいしくいただいてきました。
上海から日本に来てもうすぐ15年になる大将、お店も開店2周年が過ぎ、これからが正念場だとおもいます。
10月も半ばになりましたが、まだまだ25度を超える夏日がある神戸です。
今朝がた、驚いたことに二度咲きしている【ハナズオウ(花蘇芳)】の花を見かけました。
しばらく寒い時期が続き、それ以降温かい日が続いていますので、春だと勘違いして咲き出したのかもしれません。
本来は <春先> に葉が出る前にきれいな花の塊を見せてくれる花です。
咲き終えた【ハナズオウ】の木には、もう茶色く変色した鞘がたくさん出来てぶら下がっています。鞘と花の同居、何とも不思議な光景です。
きれいな花で楽しめるのはいいことなのですが、来年も無事に咲いてくれるのかと心配になります。
昭和7年の東京、上流階級の<花村家>の令嬢<英子>の目線を中心に据え、当時としては珍しい彼女の付き人としての女性運転手<ベッキー>(こと別宮みつ子)を推理探偵役に据えた<ベッキー>シリーズは、『街の灯』 に始まり、『玻瑠の天』 に続く3巻目の本書で完結です。
本書は三篇からの構成ですが、最後の章のタイトルともなっている『鷺と雪』で、著者は第141回直木賞(2009年上半期)を受賞しています。
第1章の『不在の父』は、爵位の序列が<公・候・伯・子・男>とあり、そのような身分社会に耐え切れなくなった子爵の市井にて自由な精神での生活に接して、「わたし<英子>」は驚かされます。
第2章の『獅子と地下鉄』は、受験を控えた良家の小学生<巧>が夜の行動をあやしまれ補導されてしまいますが、<巧>は何も喋らず「わたし<英子>」はことの真相を探るために少年の行動を調べていきます。
第3章の『鷺と雪』でもって、「わたし<英子>」と<ベッキー>の3年半にわたる物語の〆となりますが、買ったばかりのカメラに、なぜか台湾に出張している<千枝子>の婚約者が自分の背後に写っている謎解きを依頼されてしまいます。
最終章では能の演目である「鷺」を伏線に、軍国主義に向かう暗雲とした雰囲気を匂わし、「二・二六事件」を絡め、3巻を通して見事に昭和初期の時代を検証しています。
絞り模様が面白い【オシロイバナ】、一日咲いてしぼんでしまう運命ですが、まだまだ元気なようで、1回目、2回目 に続いての登場です。
基調は「黄色」の【オシロイバナ】ですが、きれいな星型模様が、これまた面白く出ています。
毎日観察できれば、飽きることなく眺めているかもしれません。
以前、パスタ専門店だった 【Queena(くい~な)】 が7月31日に閉店した場所に、10月7日開店したのが、この鳥処【波止場花通商店】さんです。
鳥肉を中心にしたお店で、お持ち帰り用のお弁当も並行して営業されています。
お店のメインは、鳥めし「金」と「銀」のようで、「金」は薄くスライスした鳥むね肉とコクのあるもも肉が入り、「銀」はスライスした鳥むね肉のみがご飯の上にのっています。
今回は、<鳥にく「銀」定食>(780円)にしてみました。お弁当では、味噌汁なしで(680円)で、「金」はそれぞれ(100円)高です。
鳥にくのスライスで、下のご飯が見えませんが、タレが掛り高菜の漬け物が混ぜてあり、なかなかいけました。鳥にくも、期待していた以上に量がありましたが、タレが掛っていない分、パサパサの感じが全面に出ています。鶏の脂身がない分、もう少し味付けに工夫がほしいですし、量が多くて同じ味ばかりというのも芸がない感じで飽きてしまいました。
食事の内容としては、可もなく不可もなく標準的だと思いますが、気になる点があります。
出てきたときに、味噌汁が左側に置いてありました。写真を撮るために右に置きなおしました。お重の向きも入れ替えました。
基本的な配膳の仕方は、アルバイトには教えるべきでしょう。
何にもまして、「割り箸」が15センチほどしかない短いモノで、これは食べづらくて参りました。
いくら経費節減でも、気持ちよく食べれる「割り箸」の長さがほしいところです。
店内のテーブルとイス、照明器具は以前のお店の使いまわしのようで、パスタのお店なら「赤色」のベンチシートやイス、照明器具は許せますが、和食としてのお店の色彩としては、いささか下品に感じてしまいました。
今日はサラリーマンさん達は三連休明けの出勤日ですので、いつもの立ち呑み屋さんは混むだろうと思い、新開地は止めて【げんちゃん】に出向きました。
暑い夏場は、「ポテトサラダ」や「トマト」など、口当たりの軽い肴を選んでしまいますが、秋口ともなりますと煮物やなべ物類が恋しくなります。
今夜は「厚揚げの煮物」(380円)を選びました。
レンジで「チン」ですが、時間をかけて煮込まれた味は、居酒屋ならではの楽しみです。
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