人を育成するということ
Nov
5
山本五十六の名言があります。
やってみせ
言ってきかせてさせてみて
褒めてやらねば
人は動かじ
これにさらに続きがあります。
話し合い
耳を傾け承認し
まかせてやらねば
人は育たず
傾聴し承認することの
重要さを言っています。
さらにもうひとつ。
やっている姿を
感謝で見守って
信頼せねば
人は実らず
これも素晴らしい言葉です。
人材育成のために
投資と称して階層研修が実施され
受講を義務付けられる会社もあります。
研修を企画して
一生懸命運用している教育担当者には
申し訳ないのですが
率直に言うと
座学だけで人は育ちません。
やはり
「させてみて」というように
実践させる姿勢。
「話し合い」
「耳を傾け」
「承認し」
というように
対話をして
傾聴して
承認するという姿勢。
そして
「感謝して」
「見守る」
という感謝の姿勢。
人を育成する立場の人が意識する
姿勢というのはこういうことなのだと
改めて
山本五十六元帥の思想に
感服する次第です。