日経平均株価(2月26日)@終値3万9233円71銭
Feb
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26日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前営業日比211円12銭(0.54%)高の3万9309円80銭と、前営業日22日の取引時間中に更新しました史上最高値「3万9156円97銭」を上回って終えています。
東京市場が休場でした23日の米ダウ工業株30種平均株価が「3万9131ドル53セント」の史上最高値を付け、リスク選好姿勢に一段と傾いた海外投資家の買いが続いています。相場上昇をけん引してきた半導体関連の一角は利益確定売りに押されましたが、医薬品や商社などが買われて相場を押し上げました。
前場では日経平均は上げ幅を300円近くまで広げ「3万9388円08銭」の高値を付ける場面がありました。相場の先高観はなおも強く、ファストリやトヨタといった主力株に買いが集まっています。海外投資家のなかでも動向が注目されている著名投資家<ウォーレン・バフェット>率いる米バークシャー・ハザウェイの五大商社株保有比率上昇への思惑から三井物など商社株の上昇も目立ちました。
半導体関連ではアドテストが買い一巡後は下げに転じ、前引けは小幅安で終えています。東エレク、レーザーテク、スクリンも下落しました。23日の米株式市場では画像処理半導体(GPU)大手の「エヌビディア」の時価総額が2兆ドルを上回る場面がありました。決算発表以降、「エヌビディア」株の上昇の勢いが加速していますが、東京市場の半導体関連には利益確定売りが広がっています。
終値は続伸し、前週末比135円03銭(0.35%)高の3万9233円71銭と、2営業日連続で史上最高値を更新して取引を終えています。