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昨年末に(12)を報告して以来、2カ月ぶりになりました。
株の姿としては、 前回 と変わりがなく4枚の葉の形のままで、残念ながら葉も伸びている様子は見られず、成長している兆しはありません。
それでも嬉しいことに、一番長い葉の裏側に胞子を詰めた円形の<胞子嚢>が、主脈の両側に並んで盛りあがり<胞子嚢群(ソーラス)>を形成しています。
小さな器にミズゴケで栽培していますので、葉の先端は器より飛び出しています。
都合良く胞子が、下のミズゴケ部分に落ちてくれるかなと、やきもきしています。
<リューココネリ>はアンデス山麓に自生しており、約12種ばかりが知られています。
ユリ(ヒガンバナ)科リューココネリ属の球根植物で、「グローリー・オブ・ザ・サン」という別名があります。
葉は細い糸のようで球根から直接出て、伸びてくると直立できずに横に倒れてしまいます。
春に花茎を伸ばして、その先端花径4~5センチ程度の花を数輪咲かせます。
学名はギリシア語の(レウコス)「leukos=白い」と(コリネ)「kotyne=棍棒」からなり、花の中心にある3本の「仮雄ずい」という器官の姿に由来しています。
多肉植物としてベンケイソウ科カランコエ属の植物も多数ありますが、この【ローズ・フラワー・パリ】は、肉厚な「葉」を見なければ「バラ」かとおもわせる花姿です。
花径は2センチ弱と小さいのですが、白色の花弁と中心部にある緑がかった花弁の対比が、なんとも言えぬ雰囲気を醸し出しています。
ヨーロッパで数々の賞を受賞した注目の品種ですが、日本には2009年11月に幕張メッセで開催された「第6回国際フラワーEXPO」にて、初出展されたと記憶しています。
以前にも八重咲きの 「クイーン・ローズ・フラワー」 を紹介していますが、さらに品種改良が進んできているようです。
<チロリアンデージー>【ハイジ】
<チロリアンデージー>【ヨーゼフ】
「デージ」 は「ヒナギク(雛菊)」の名前で昔から親しまれている、キク科ヒナギク(ベリス)属で、ヨーロッパおよび地中海沿岸が原産地です。
本体は多年草ですが、日本では暑さに弱く枯れてしまいますので、一年草扱いです。
属名の「Bellis」は、ラテン語の「bellusu(美しい)」であり、種子名の「perennis」は「多年生の」という意味があります。
この<チロリアンデージー>は、花径が5センチ前後と大輪の早や咲き園芸品種で花色も多く、万重咲きでボール状に花弁(舌状花)が付いています。
花弁(舌状花)の色の違いで、赤色は【ハイジ】、白色は【ヨーゼフ】、桃色は【クララ】などの名称があり、花期は11~6月と長きに渡り楽しめます。
前回(5)で、白色の<アマリリス>【スノークイーン】をアップした折り、<モンブラン>さんから「小学校時代の唱歌を思い出しました」のコメントをいただきました。
唱歌『アマリリス』はフランス民謡の原曲に<岩佐東一郎>が歌詞を付け、1947(昭和22)年に『四年生の音楽』に掲載されたのが初出のようです。
<ルイ13世>の作曲といわれていますが、実際は<アンリ・ギス>とするのが定説になっています。
品種名の【スザンヌ】も、<スティーブン・フォスター>の『おおスザンヌ』を連想させ、くしくも親しまれた歌曲名が二つ重なり、桃色と白色の二色との取り合わせに意味があるのかと考えながら、大きな花姿を眺めておりました。
「パンジー」 ・ 「ビオラ」 と並び、冬から春にかけての花壇の主要素材とはして人気があるのが 【プリムラ・ポリアンサ】 です。
サクラソウ科サクラソウ属の常緑多年草ですが、暑さに弱いということで日本では一年草扱いにされています。
「プリムラ」というのは、「primos(最初)」という意味で、早春にたの花に先駆けて咲くことにちなみ、ヨーロッパやアジアに自生sるサクラソウ属の原種やその変種・品種、またこれらを交配して作出された品種群を指しています。
【プリムラ・ポリアンサ】は、「プリムラ・ベリス」と「プリムラ・エチラオール」や「プリムラ・ブルガリス」の交配により、イギリスにて園芸品種として生まれています。
花色も多彩で、白色・桃色・青紫色・黄色・橙色・紫色・赤褐色・複色等があり、また花姿は、一重咲き・フリル咲き・八重咲きを初め、最近では花弁がスパイラル状になるバラ咲きの品種も出てきています。
葉は細長く光沢があり濃緑色をしていますが、葉裏は紫紅色をしている観葉植物の【ストロマンテ・サンギネア】で、和名としては「ウラベニショウ(裏紅蕉)」です。
クズウコン科ストロマンテ属の常緑多年草で、ブラジルを原産地として、日本には昭和初期に導入されており、属としては13種が分類されています。
成長しますと花茎を伸ばし、先端に赤色の苞を付け、外側が橙赤色で内側が白色の花を密集して咲かせ、開花時期は冬季です。
属名の「Storomanthe」は、ギリシャ語の「storoma(ベッド)」と「anthos(花)」の合成語で、種の「sanguinea」は「血のように赤い」という意味がり、花が咲いている様子を表しているようです。
昨日紹介した 「オオアカウキクサ」 と同じ天井川公園の湧水池に、一緒に浮かんでいました【コウキクサ】です。
ウキクサ科アオウキクサ属に分類される、浮遊性の水草で、世界のほとんどの地域に分布してしています。
2,3枚の葉を持ち水中に根を一本伸ばし、成長しますと植物全体が分離して、無性的に繁殖していきます。
葉は丸く、長さ1~8ミリ、幅1~5ミリほどで、淡い緑色をしており、浮遊するために浮き袋状の構造に空気を貯め、花はめったに咲きませんが花径1ミリと小さく、コップのような形状をした膜状構造に囲まれています。
この【コウキクサ】はタンパク質や脂質が豊富で、魚やアヒルなどの水鳥の餌として重要で、食草とする鳥の翅に種子が取りつき、新たなる水源地に芽を息吹かせます。
天井川公園の湧水池に、【オオアカウキクサ】と「コウキクサ」(緑色の葉)が繁殖しているのを見つけました。
アカウキクサ科アカウキクサ属に分類される水生シダ植物で、水田や湖沼などに生育している浮遊性の水草ですが、自然環境の破壊や農薬の影響で繁殖地は激減してきています。
「アカウキクサ」とも形態的に似ていますが、「アカウキクサ」の全形が三角形に近くなることで区別できます。
一個体あたりの全長は1~4センチ、茎は短く、羽状に分枝して長さ約2ミリほどの葉を密生させ、葉は赤緑色から青緑色で、互生して生えています。
【福娘】といえば、関西では「えべっさん」を思い出しますが、縁起のいい品種名ですので、開店・開業、栄転などの贈答品などとして人気のある<シンビジューム>です。
冬の鉢花として、昭和50年代にアメリカで交配され日本で登録された「マリリンモンロー」という品種が大人気になり、日本での<シンビジューム>ブームの引き金になりました。
この【福娘】は、徳島県美馬郡にある「河野メリクロン」が2004年6月4日に品種登録をしており、第12116号と認定されています。
【福娘】は、「ラッキーレインボー・ランデブー」と<河野道郎>氏の育成系統を交配させて育成された品種で、セパル・ペタルが淡紫桃色に、明紫桃色のぼかしと条線が入ります。
リップは、正三角形で桃色の地に、紫赤色の覆輪が入るやや大型の花姿です。
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