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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』@<ショーン・ベイカー>監督

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『フロリダ・プロジェクト 真夏...
全編iPhoneで撮影した映画『タンジェリン』」で高く評価された<ショーン・ベイカー>監督が、カラフルな風景の広がるフロリダの安モーテルを舞台に、貧困層の人々の日常を6歳の少女の視点から描いた『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』が、2018年5月12日より公開されます。

定住する家を失った6歳の少女「ムーニー」と母親「ヘイリー」は、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送っています。

周囲の大人たちは厳しい現実に苦しんでいましたが、「ムーニー」は同じくモーテルで暮らす子どもたちとともに冒険に満ちた日々を過ごし、管理人「ボビー」はそんな子どもたちを厳しくも温かく見守っていました。そんな「ムーニー」の日常が、ある出来事をきっかけに大きく変わりはじめます。

主人公「ムーニー」役にはフロリダ出身の子役<ブルックリン・キンバリー・プリンス>、母親「ヘイリー」役には<ショーン・ベイカー>監督自らがInstagramで発掘した新人<ブリア・ビネイト>を抜擢。管理人「ボビー」役を<ウィレム・デフォー>が好演し、第90回アカデミー助演男優賞にノミネートされています。
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『人魚の眠る家』@<堤幸彦>監督

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『人魚の眠る家』@<堤幸彦>監...
<東野圭吾>の作家デビュー30周年を記念して書かれた小説を、「明日の記憶」(2006年5月13日公開)・「天空の蜂」(2015年9月12日公開)の<堤幸彦>監督が実写映画化し、<篠原涼子>と<西島秀俊>が映画初共演で夫婦役に挑むヒューマンミステリー『人魚の眠る家』が11月に公開されます。このたび、初公開となる本編映像を含むカットが解禁となっています。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」そう約束した仮面夫婦のもとに、ある日突然、娘がプールで溺れたという悲報が届く。愛するわが子は意識不明のまま、医師から回復の見込みはないといわれる。深く眠り続ける娘を前に究極の選択を迫られた夫婦が下した決断、そのことが過酷な運命の歯車を動かしていきます。

今回初公開となった本篇映像は3カット。物語の舞台となる家の俯瞰、庭先で眠る少女の姿、そして「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか?」という衝撃的な問いかけとともに複雑な表情でカメラを見つめる母親・薫子(篠原涼子)の姿がおさめられています。

原作者である<東野>が「こんな小説を自分が書いていいのか?今も悩み続けています」と語ったほどの衝撃作である本作。その感涙の結末に期待したい。

単行本は幻冬舎からすでに刊行(2015年11月18日)されていますが、今月末に文庫本が刊行される予定です。
#ブログ #小説 #映画

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『ボストンストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』@<デビッド・ゴードン・グリーン>監督

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『ボストンストロング ~ダメな...
2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件で両脚を失う被害を受けた実在の人物<ジェフ・ボーマン>の実話を映画化した『ボストンストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』が、2015年5月11日より全国で公開されます。

テロ事件の犯人特定に一役買ったことで一躍脚光を浴びるも、両脚を失うという大きな傷を追った「ボーマン」が、恋人や家族に支えられ、困難を乗り越えて再生していく姿を、『ナイトクローラー』(2014年・監督: ダン・ギルロイ)の<ジェイク・ギレンホール>主演、『スモーキング・ハイ』(2008年) ・ 『セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅』(2013年)の<デビッド・ゴードン・グリーン>が監督を務めています。

ボストンで暮らしていた「ジェフ・ボーマン」は、元恋人「エリン」の愛情を取り戻すため、彼女が出場するボストンマラソンの応援に駆けつけますが、ゴール地点付近で発生した爆弾テロに巻き込まれ、両脚を失う大ケガを負ってしまいます。意識を取り戻した「ボーマン」は警察に協力し、「ボーマン」の証言をもとに犯人が特定されると一躍ヒーローとして脚光を浴びます。

この映画が描くのは輝かしい英雄ではなく、苦しみもがき、それでも這い上がろうとするごく平凡な人間の姿です。だからこそ味わえる共感と深い感動がここにはあります。
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『恋愛依存症の女』@<木村聡志>監督

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『恋愛依存症の女』@<木村聡志...
さまざまな登場人物たちが織り成すユーモラスな恋愛模様を、199分という長尺で描いた群像劇『恋愛依存症の女』が、2018年5月12日より全国で公開されます。

監督は、これが長編初作品となる<木村聡志>が務めています。出演は、「ミスiD 2016」ファイナリストで、映画やミュージックビデオに出演を重ねている<ひらく>、『なけもしないくせに』(2016年・監督: 井上 真行)・『飢えたライオン』(2017年・監督: 緒方貴臣)の<品田誠>ほか。

小説家の「鏑木」(山谷武志)は数年前に「恋愛依存症の女」というヒット作を生み出しましたが、それ以降は鳴かず飛ばずでした。そんなある日、いつものように出版社で新作を酷評された「鏑木」は、元恋人で編集者の「チー坊」(小島彩乃)が寿退社することを知ります。

一方、舞台化された「恋愛依存症の女」でヒロインを演じることになった女優の「ニコ」(ひらく)は、役柄とは対照的に、バイト先のコンビニ店長(品田誠)に片思い中で、気持ちを伝えることもできずにいました。
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『モーリズ・ゲーム』@<アーロン・ソーキン>監督

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『モーリズ・ゲーム』@<アーロ...
『女神の見えざる手』(2016年・監督: ジョン・マッデン) ・ 『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012年・監督: キャスリン・ビグロー)の<ジェシカ・チャステイン>が主演を務め、トップアスリートからポーカールームの経営者へと転身した実在の女性<モリー・ブルーム>の栄光と転落を描いた『モーリズ・ゲーム』が、2018年5月11日より全国で公開されます。

『ソーシャル・ネットワーク』 (2010年・監督: デヴィッド・フィンチャー)でアカデミー脚色賞を受賞した脚本家<アーロン・ソーキン>が、2014年に刊行された<モリー・ブルーム>の回想録をもとに脚色し、初メガホンをとっています。

モーグルの選手として五輪出場も有望視されていた「モリー」は試合中の怪我でアスリートの道を断念します。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやってきますが、ウェイトレスのバイトで知り合った人々のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者が法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになります。

その才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設する「モリー」でしたが、10年後、FBIに逮捕されてしまいます。「モリー」を担当する弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに彼女の意外な素顔を知ることになります。

「モリー」の弁護士役を<イドリス・エルバ>、父親役を<ケビン・コスナー>がそれぞれ演じています。
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『四月の永い夢』@<中川龍太郎>監督・脚本

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『四月の永い夢』@<中川龍太郎...
『走れ、絶望に追いつかれない速さで』 (2015年)などの新鋭<中川龍太郎>が監督・脚本を手がけ、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ『四月の永い夢』が、2018年5月12日に、全国でロードショー公開されます。

3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の「滝本初海」は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしています。そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込みます。それは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものでした。

この手紙をきっかけに、「初海」の変わらない日常が再び動きはじめていきます。ヒロイン「初海」役に、ジブリ映画『かぐや姫の物語』(2013年・監督:高畑 勲)で主人公の声を演じた<朝倉あき>、「初海」に恋する青年「志熊」役を<三浦貴大>が演じています。
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<グーグルロゴ>(46)「ジョルジュ・メリエスを称えて」

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<グーグルロゴ>(46)「ジョ...
本日の<グーグルロゴ>は、フランスの映画製作者で映画の創成期に様々な特殊撮影を開発した「ジョルジュ・メリエスを称えて」になっています。

彼の生涯は(「1861年12月8日~1938年1月21日)ですので、5月3日は関連していませんが、「極地征服」が公開されたのが、1912年の5月3日です。

「映画」は19世紀後半に<エジソン>が自動映像販売機「キネトスコープ」を発明、公開(1891年)したことで広まっていきます。「キネトスコープ」は箱を覗き込む形式でしたが、その後、<リュミエール兄弟> がスクリーンへと投射する現在の映写方式である「シネマトグラフ」を開発。

マジシャンであり劇場主でもあったので、マジシャンのプロデュースや道具の作成、新しいマジックの考案なども行なっていました。
そんな時に、リュミエール兄弟の「シネマトグラフ」のショートフィルムを見て、自身の劇場に取り入れようと考えました。ところが、撮影用のカメラが高額であったため、まずは映写機とフィルムを入手し、そこから技術者の力も借りながら、自身でカメラの作成を開始しました。

特に有名な作品が1902年の「月世界旅行」です。初めて物語構成を持たせ、複数のシーンで構成された映像作品であり、「初のSF映画」と言われています。
その他、1904年の「生きているトランプ」や「不可能を通る旅」、それから1912年の「極地征服」も代表作に挙げられます。これらの作品では、彼の考案した特殊撮影が用いられています。

撮影開始からしばらくは映像の興行もうまくいっていましたが、1910年頃から少しずつ悪化。1913年に破産してしまいます。
翌年の1914年には、第一次世界大戦も始まり、それに伴い劇場も閉鎖。その後は、忘れられた存在となりますが、1930年頃になると、再評価されるようになりました。再評価後、再度映画製作を試みますが、実現されることはありませんでした。
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『孤狼の血』@<白石和彌>監督

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『孤狼の血』@<白石和彌>監督
広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説☓『仁義なき戦い』」と評された<柚月裕子>の同名小説『孤狼の血』(2015年8月29日・KADOKAWA)を<役所広司>、<松坂桃李>、<江口洋介>らの出演で映画化された『孤狼の血』が、2018年5月12日に全国で公開されます。

昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪します。所轄署に配属となった新人刑事「日岡秀一」は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事「大上章吾」とともに事件の捜査にあたりますが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していきます。

ベテランのマル暴刑「大上」役を<役所広司>、「日岡」刑事役を<松坂桃李>、尾谷組の若頭役を<江口洋介>が演じるほか、<真木よう子>、<中村獅童>、、ピエール瀧>、<竹野内豊>、<石橋蓮司>ら豪華キャスト陣が脇を固め、 『凶悪』 (2013年)・ 『日本で一番悪い奴ら』 (2016年)の<白石和彌>監督がメガホンをとっています。
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『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』@<クレイグ・ギレスピー>監督

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『アイ、トーニャ史上最大のスキ...
アメリカ人のフィギュアスケート女子選手として初めてトリプルアクセルに成功した<トーニャ・ハーディング>のスキャンダラスな半生を、『スーサイド・スクワッド』(2016年・監督: デヴィッド・エアー)の「ハーレイ・クイン」役で一躍世界的にブレイクした<マーゴット・ロビー>主演で描いた2017年製作の『原題:I, Tonya』が、邦題『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』として、2018年5月4日より全国で公開されます。

貧しい家庭で厳しく育てられた「トーニャ」は、努力と才能でフィギュアスケーターとして全米のトップ選手への上り詰めていきます。1992年アルベールビル五輪に続き、1994年のリレハンメル五輪と2度の冬季五輪にも出場しますが、1992年に元夫の「ジェフ・ギルーリー」が、「トーニャ」のライバル選手を襲撃して負傷させた「ナンシー・ケリガン襲撃事件」(1994年1月6日)を引き起こしたことから、「トーニャ」のスケーター人生の転落は始まっていました。プロデューサーも兼ねて「トーニャ」役で主演した<マーゴット・ロビー>は、スケートシーンにも挑戦。

母親役の<アリソン・ジャネイ>が第90回アカデミー賞(2018年3月5日)の助演女優賞を受賞しています。
元夫の「ジェフ・ギルーリー」役は『キャプテン・アメリカ』シリーズの<セバスチャン・スタン>。監督は『ラースと、その彼女』(2007年)や『ミリオンダラー・アーム』(2014年)の<クレイグ・ギレスピー>が務めています。
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『サバービーコン 仮面を被った街』@<ジョージ・クルーニー>監督

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『サバービーコン 仮面を被った...
<ジョージ・クルーニー>が監督を務め、1950年代に実際に起きた人種差別暴動をモチーフに、アメリカンドリームを絵に描いたような町サバービコンで巻き起こる奇妙な事件をサスペンスタッチに描いた『サバービーコン 仮面を被った街』が、2018年5月4日より全国で公開されます。

脚本を<ジョージ・クルーニー>と<ジョエル&イーサン・コーエン>兄弟が共同で手がけ、<マット・デイモン>が主演を務めています。

1950年代のアメリカ。郊外の街サバービコンに建つ家で、少年「ニッキー」(ノア・ジュープ)は会社員の父「ガードナー」(マット・デイモン)、足の不自由な母「ローズ」(ジュリアン・ムーア)、彼女の面倒を見る伯母「マーガレット」(ジュリアン・ムーア)と暮らしていました。彼は、隣家に越してきた黒人一家の息子「アンディ」(トニー・エスピノサ)と仲良くなります。ある日、家に押し入ってきた強盗たちにクロロホルムをかがされた「ローズ」が、亡くなってしまいます。
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