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絞り模様の【オシロイバナ】も、随分と記録が溜まり、先程のシリーズ(10)で46種類の模様が集まりました。
開花した5弁の花を、上部からばかり撮影していましたので気づきませんでしたが、斑点模様は別として、黄色や紅色の場合は花の基部である筒状の部分から色が違うのに驚きました。
写真の上部が開花した模様ですが、下の筒状の部分のそれぞれの色分けが、見て取れるでしょうか。
英名の「four o’clock」通り、この時期夕方4時過ぎからの開花ですが、下の蕾の開いた状態から開花するまで、約30分は待たなければいけません。
西日の暑い日差しの中で、花弁が開き切るのを待つのは大変ですが、きれいな自然の絞り模様が楽しめる期待感で、気長に眺めております。
前回の 「オシロイバナ」(9) では、白地に紅色の全面絞り模様の花たちを集めました。
今回は白地を基本として、様々な模様を集めてみました。
夕方からの開花時間に合わせての撮影、時間的に大変ですが、楽しみながら記録しています。
右上の一輪、<白・黄・紅>の三色の絞り模様が現われているようで、珍しい色の組み合わせです。 ( 絞り模様も、合計46種類になりました )
空き地に【オオマツヨイグサ】が咲き誇っていました。
明治時代に北アメリカから観賞用に輸入された植物ですが、すっかり帰化植物としての地位を築いているようです。
アカバナ科マツヨイグサ属に分類され、125種が分類されています。
ヒルガオ科の 「ヨルガオ」 と同様に、日差しが弱くなる夕方頃から開花して、翌朝にはしぼんでしまいます。
開花しているきれいな花姿を撮ろうとしますとストロボ撮影になりますが、逆に花の黄色が飛んでしまい、 <白い花> になってしまいますので諦めました。
「突然変異説」を唱えたオランダの植物学者<ド・フリーズ>は、この「オオマツヨイグサ」を素材として研究したことで有名です。
太宰治が『富嶽百景』(1039年・昭和14年)にて、「富士には月見草がよく似合う」との一節を書いていますが、文中の月見草はこの「オオマツヨイグサ」だと言われています。
マツヨイグサ属、大きく分けて黄花類が「マツヨイグサ」、白花類が「ツキミソウ」、赤花類が「ユウゲショウ」と覚えておけばいいかもしれません。
我が家の北側にある団地は、石垣のある法面(のりめん)の上に建っていますが、その法面に【ニセアカシア】の木が多数植えられています。
日本には1873年に渡来しており、街路樹や砂防・土止めの為に植栽されました。
北アメリカ原産の、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木種です。
成長が早く、毎年春先には根元まで伐採されて裸同然になるのですが、この時期にはすでに1~2メートル前後の高さに成長しています。
奇数羽根状複葉の枝を伸ばし、小葉は5~9対、基部には1対のするどいトゲ(托葉に由来)を持っています。
和名では、「ハリエンジュ(針槐)」と呼ばれていますが、トゲがあり、「槐」の木に似ているところからの命名です。
伐採、成長、また伐採と毎年繰り返していますが、今年初めて白色の花を咲かせているのに気がつきました。
総状花序で蝶形の花を、下向きに咲かせています。
芳香性のある花で、ホワイトリカーに付けて「アカシヤ酒」としての飲み方もあるようですが、このひと房だけでは、なんともなりません。
花弁の形状からすぐに 「ネリネ」 を思い出しますが、【ハマユウ(浜木綿)】は同じヒガンバナ科ヒメノカリス属の植物で、原産地は日本・中国・マレイシア・インドです。
「ハマ」は海岸沿いに咲いており、また、コウゾなどの樹皮を細かく裂いて作った繊維から出来上がった布に似ており、神道神事で用いられる白い布を「ユウ」と読んでいるところからの命名です。
葉は肉厚で、長い大きな葉が「オモト」に似ていますので、別名「ハマオモト(浜万年草)」とも呼ばれています。
葉の間の真ん中から太くて真っ直ぐな花茎をのばし、先頭に多数の花を散形に咲かせ、白く細長い6枚の花弁で、先端部は反り返っています。花弁の根元の方は、細い筒状です。
花は日没の頃から強い芳香を発し、 「ヨルガオ」 と同様に、長い口吻を持つスズメガ科の蛾が吸い蜜に訪れ、受粉の媒介をしています。
春先から秋口にかけて、桃色で小さな花が球形状に集まった金平糖を思わせる形状の花を咲かせる 【ヒメツルソバ】 です。
タデ科イヌタデ属の植物ですが、夏の暑いこの時期には、花を咲かせてはいません。
その代わりでしょうか、生い茂った「葉」にはV字状の模様が入り、きれいな葉姿を見せてくれています。
秋には、この「葉」も紅葉し、これまたきれいな色合いが楽しめます。
路傍や空き地でよく見かけますが、「葉」も「花」も存在感がある、野草だと思います。
大きな植木鉢に植えられていました【シロミノコムラサキ(白実の小紫)】の枝に、小さな白色の花が目にとまりました。
葉脇から伸びた花柄に、花径4ミリほどの花を固めて咲かせています。
クマツヅラ科ムラサキシキブ属の低木種です。
「白実」ということで、秋には直径2~3ミリ程度の小さな白色の実をたわわに実らせます。
「コムラサキ(小紫)」の白実種で、「ムラサキシキブ(紫式部)」の異変種に当たります。
この二つは、薄紫色の花を咲かせ、出来る実の色も紫色をしています。
一般的に「シロシキブ(白式部)」と呼ばれているようですが、「ムラサキシキブ」の白実種に対しての呼び方で、本種は「コムラサキ」の白実種で実も小さく、【シロミノコムラサキ】が正しい和名です。
熟してプリプリに膨らんだ 「ブラックベリー」 が、とてもおいしそうでしたが、まだこれから熟してゆく【ツルコケモモ】がありました。
ツツジ科スノキ属ツルコケモモ亜属に属しています。
一般的には、この【ツルコケモモ】や「ヒメツルコケモモ」・「オオミノルコケモモ」・「アクシバ」の4種類を称して「クランベリー」と呼んでいるようです。
茎の直径は2ミリ前後と細く、果実は10~15ミリの大きさで赤く熟して、酸味が特徴です。
グルメ的には、「七面鳥の丸焼き」などに、<クランベリーソース>が添えてあるのを、思い出します。
花の開花時期を見逃したようですが、枝先に小さな<苞>のある花柄を直立させ、淡紅色の花を下向きに咲かせます。
「蔓」のような枝の形状で、「苔」のように湿地を好み、「桃」のような実を付けることが、和名の【ツルコケモモ(蔓苔桃)】の由来です。
こんもりとした株に、鮮やかな黄色の花径2センチ程度の花を咲かせ、緑色の密集した葉との対比がきれいな姿を見せてくれます。
キク科メランポジウム属の一年草で、メキシコ周辺が原産地です。
暑さに強く、初夏から晩秋までかわいい花を咲かせます。
日本には1990年代に輸入されたまだ新しい花ですので、園芸的にあまり見かけることはないかもしれません。
【マンデビラ】としては、白色の 「マンデビラ・ボリビエンシス(=サマードレス)」 や赤紫色の 「マンデビラ:ローズジャイアント」 を取り上げてきました。
今回は、サントリーフラワーズが育成した【マンデビラ・サンパラソル・ジャイアント】という園芸品種で、「クリムゾンキング」という名称がつけられています。
花径10センチほどある大輪の花で、「マンデビラ・ローズジャイアント」によく似た感じですが、花弁の色合いが鮮やかで目を引きます。
明るい日差しの下で、トロピカルな色合いは、夏にぴったりです。
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