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神戸:ファルコンの散歩メモ

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世界一背の高い花「アモルフォファルス・ギガス」@広島市植物公園

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世界一背の高い花「アモルフォフ...
自生地では高さ4メートルを超す例もある世界で最も背の高い花とされるインドネシア原産「アモルフォファルス・ギガス」が、広島市植物公園(広島市佐伯区)で間もなく国内3例目となる開花を迎えようとしていますが、開花を目前にして花が別の種である可能性が急浮上。開花後に花の種類を特定しようと、観察が続けられています。

「アモルフォファルス・ギガス」は、インドネシア・スマトラ島にのみ自生するコンニャクの仲間です。「ミズバショウ」などにみられる花びらのような仏炎苞)が、雄花と雌花の集合体を包み込みます。深夜に開花し、臭いで虫をおびき寄せるため、強烈な腐敗臭を放つことでも知られています。

広島市植物公園は2017年、国内の業者から苗を購入し、栽培を続けてきました。24日現在で2・75メートルまで育っていますが、成長が進むにつれ、赤茶色のはずの仏炎苞の先端部分が、クリーム色であることに気づき、別種の可能性が出てきています。

広島市植物公園は、開花後に写真を撮影し、東京大付属植物園(小石川植物園)に送って「鑑定」を依頼する予定です。国内で確認された2例の開花は、いずれも小石川植物園でした。
#ブログ #広島市 #植物 #植物園 #花

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新品種「キビタンイエロー」@福島県農業総合センター

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新品種「キビタンイエロー」@福...
福島県は15日、切り花として人気のあるサトイモ科オランダカイウ属の 「カラー」 の新品種を県農業総合センター(福島県郡山市)で開発し、県のマスコットキャラクター「キビタン」を彷彿とさせる鮮やかな黄色が特長で名称を「キビタンイエロー」と決めたと発表しています。

県は2004年に新品種の開発を始めています。既存品種を掛け合わせ、花の色や形など長所が伸びるよう試験栽培を重ねました。約5000種類の掛け合わせから、最終的に特に高品質な3種類を福島1〜3号として初めての県オリジナル品種に選抜しました。

県は名称を公募し、鮮やかな黄色の3号を「キビタンイエロー」と決定しています。白地で縁が薄ピンクの1号は「はにかみ」、クリーム色の2号は「ミルキームーン」と名付けられています。

新品種は2023年ごろから市場に出回る見通しです。県産カラーのシェアは高く、東京都中央卸売市場の取扱量(2020年)は、千葉県に次いで全国2位となっています。
#ブログ #新品種 #福島県 #花

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ファルコン植物記(2067)【サクラソウ】(4)

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ファルコン植物記(2067)【...
ご近所のお家の玄関前に、鉢植えで置かれていましたサクラソウ科サクラソウ属の【サクラソウ(桜草)】です。

春に芽を出し、浅く切れ込みの入った長楕円形の葉を根元から数枚広げます。4月から5月に、中央から1本の花茎を出して、花径2~5cmの数輪の花を咲かせます。6月ごろには葉が黄ばんで枯れ、夏から秋は休眠しています。

江戸時代に育種が進み、数百に及ぶ品種が作られた「古典園芸植物」です。2019年(平成31年)時点では322品種が認定されています。

花形の変化が多く、近年では八重咲きもあるようです。花の表と裏で色が異なる園芸品種もでているとかで、見かけますと花の裏側まで観察しなければいけないようです。
#ブログ #植物 #花

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ファルコン植物記(2066)2色の舌状花【ツワブキ】(4)

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ファルコン植物記(2066)2...
近所を散歩中、目に留まりました面白い形の花姿をしておりました。細長い筒状で、根本の半分は黄色で先が白色という配色でした。

なんという植物の花なんだろうと好奇心がわき近づきますと、「葉」は土の中の根から生える根生葉での形状と長い「花茎」などから【ツワブキ(石蕗)】だと分かりました。

【ツワブキ】といえば、キク科ツワブキ属として 花のつくりは、外周に舌状花が並び、中心には密に管状花が集まっていて、どちらの花も結実します。実には「タンポポ」のような冠毛があり、風を受けて散布します。

花後の散り際には、舌状花が黄色から白色に変わるようですが、初めての観察でした。「葉」に特徴が無ければ、とても同定できなかった花姿です。
#ブログ #植物 #花

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<郵便切手>(122)「ポピー」(84円)

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<郵便切手>(122)「ポピー...
返信用封筒に貼られていました「おもてなしの花シリーズ 第15集」として2020年12月14日(月)に発行されました(84円郵便切手・シール式)の1枚 「ポピー」 です。

「ポピー(ひなげし)」 は、キンポウゲ目ケシ科の植物として、北半球の暖帯から亜寒帯に多く、約40属800種分類されています。麻薬原料のケシを初めとして各種アルカロイドを含み、有毒の種も多い植物です。日本には「タケニグサ」、「クサノオウ」、「ヤマブキソウ」、「リシリヒナゲシ」などが自生し、 雌しべの柱頭の筋の数 に変化のある  「ナガミヒナゲシ」、「アツミゲシ」などが帰化しています。

1シートに5種類(コブシ・ポピー・ウメ・サクラ・ナノハナとモモ)が各2枚ずつ計10枚の構成です。

切手デザイナー<中丸ひとみ>の意匠で、オフセット5色刷りで370万シート販売されています。
#ブログ #切手 #植物 #花

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ファルコン植物記(2064)ど根性な(42)【ノジギク】(4)

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ファルコン植物記(2064)ど...
我が家の敷地の北東角の道路側溝との境界に、いつの間にかキク科キク属の多年生植物【ノジギク(野路菊)】が顔を出していました。その横の細い葉は、どうやら【オリズルラン】のようです。

【オリズルラン】は一時期。鉢植えを置いていましたので、伸びたランナーが根付いたのだと想像できるのですが、【ノジギク】はどこから飛来したのか不明のままです。

【ノジギク】は、日本在来種(日本固有種)で、本州(兵庫県以西・六甲山系はノジギクの分布の東限にあたる)・四国・九州の瀬戸内海・太平洋沿岸近くの山野などに自生、植物学者<牧野富太郎>が、1924年に発見・命名しています。1954年には兵庫県の「県花」に指定されています。

短日植物で、開花時期は10月下旬から11月。直径3~5cmの花(頭状花序)をつけ、白色の舌状花と黄色の筒状花をもっています。舌状花の形や数は、個体によってかなりの差が見られます。咲き終わりには 舌状花は赤みを帯びます。種子は春に発芽し、越冬した茎からは新芽が出て大株になるだけに、今でもその片りんを見せていますが、しばらくはこのままで様子をみたいと考えています。
#ブログ #植物 #花

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ファルコン植物記(2063)<一日花>【ゲッカビジン】(3)

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ファルコン植物記(2063)<...
我が家のサボテン科クジャクサボテン属の 【ゲッカビジン】、玄関脇に鉢植えで数個置いていますが、今年は良く蕾を付け、花を咲かしています。

開花時間が夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼみ、めしべに他家受粉が起きなければ散ってしまう<一日花>だけに、毎回きれいな開花と芳香を楽しむことができないだけに、残念です。

咲いている姿は見事な花姿ですが、しぼんでしまいますと、見る影もなく、コンブ形状の「葉」から垂れ下がるだけで生涯を終えてしまいます。

まだ蕾も出ていますので、いましばらくは【ゲッカビジン】の頑張りが観られそうです。
#ブログ #植物 #花

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ファルコン植物記(2062)【ヒルガオ】(3)

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ファルコン植物記(2062)【...
花の開花の少ないこの時期、緑の中に花が咲いていますとよく目立ちます。生垣の合間から顔を出していましたヒルガオ科サツマイモ属の「アサガオ」とよく似た花姿のヒルガオ科ヒルガオ属の【ヒルガオ】です。若干花の大きさが小さめでしたので【コヒルガオ】かなともおもえましたが、【ヒルガオ】としました。

植物学者の<牧野富太郎>の『植物一日一題』よりますと、昔は【コヒルガオ】を【ヒルガオ】と呼び【ヒルガオ】を【オオヒルガオ】と呼んだよう ですが、【ヒルガオ】が日本の固有種で中国にはなかった事によるといいます。

中国名の旋花(せんか)、鼓子花(こしか)に相当す るのを【ヒルガオ】とした結果、在来の固有種は【オオヒルガオ】と呼ぶより仕方なかったようです。

さらに、 【コヒルガオ】と【ヒルガオ】の中間型がしばしば見られ、【アイノコヒルガオ】(新牧野日本植物図鑑)と呼ばれていますので素人としては総称的に【ヒルガオ】と表記しても差し支えなさそうです。
#ブログ #植物 #花

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ファルコン植物記(2061)【ホトトギス】(4)

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ファルコン植物記(2061)【...
散歩の途中で久しぶりに見かけました【ホトトギス】です。 以前にアップした他家のもの とは、全体の色合いが暗い感じでしたが、花姿は間違いなく【ホトトギス】でした。

開花期間が短い花ですので周辺には、すでに花弁が散っていました。玄関わきの植え込みで咲いていました。

ユリ科ホトトギス属の花は、東南アジアに分布していてわずか19種類しかなく、日本では13種(変種は除く)が確認されており、7種類がなんらかの絶滅危惧種の認定を受けています。そのうち10種類は日本固有の花です。

仲間としては、ヤマホトトギス 、ヤマジノホトトギス、 タマガワホトトギス 、 シロバナヤマジノホトトギス 、 ホトトギス(白花) 、 コハクホトトギス 、 キイジョウロウホトトギス 、 キバナホトトギス などがあるようですが、 目を引く独特の花姿は、見ていて飽きません。
#ブログ #植物 #花

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1500万年前の花@ドミニカ産出の琥珀

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1500万年前の花を琥珀の中か... 1500万年前の花を琥珀の中から発見 image by:mapress
花の進化は、植物の進化に興味を持つ者にとっては、特に興味深い話題です。有力な仮説によりますと、今、私たちの目を楽しませてくれている色とりどりの花は、最初は順番に重なって並ぶ芽だったのだといいます。しかし、実際にそうした化石が発見されたことはなく、今にいたるまであくまで仮説のままとなっています。

このほど中国科学院やスペイン、ビーゴ大学などの研究グループが、ドミニカで産出された1500万~2000万年前の琥珀の中から、この仮説を裏付けとなりそうな植物の花を発見したといいます。
琥珀の中で眠る太古の花として、その花は中国の数学者、<丁石孫>(Ding Shisun)氏にちなみ、「丁石花(学名 Dinganthus pentamera」と名付けられています。

中新世地層から産出された琥珀に閉じ込められていた花は、幸いにも3次元構造が保たれていたそうです。
そのおかげでマイクロCTといった最新の観察技術を用いれば、その特徴をはっきりと調べることができるといいます。

被子植物の真正双子葉類に分類され、大きさは3、4ミリととても小さいのですが、「ほう」(変形してつぼみを包むようになった葉)、「花被」(花弁やがく)、「おしべ」、「めしべ」があり、ユニークなのはその配置です。典型的な真正双子葉類の花では、がく・花冠・おしべ・めしべはほぼ同じ高さに密集していますが、<丁石花>ではそれらが縦に引き延ばされるように離れています。

ミャンマーで産出されたやはり琥珀の中から「Lijinganthus」が発見されたことで、真正双子葉類の歴史は1億年前までさかのぼれるようになりました。しかしその後に花がたどった進化の経緯は、それを示す化石がないためによく分かっていません。
<丁石花>はずっと年代が新しいのですが、その独特な形状ゆえに、花の進化の謎を紐解く手がかりになると期待されています。
#ブログ #市区物 #花

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