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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ぼけっと、お花を見ていて

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ぼけっと、お花を見ていて
男は、歩いていて、民家の塀越しに咲き誇る花に目が止まった。
「ん?梅にしては、珍しい色合いだなぁ~」と、立ち止まりしばし眺めていた。
この時期、T.Nomuraさんの「梅シリーズ」の印象が強く残っていたらしく、頭の中は梅の花のことばかりであった。

「きれいでしょう、今日一度に咲いたんですよ」と背中で、おばさんの声がする。
「ええ、珍しい梅の色だなーと見ていたんですが」
「ボケですよ」
「あっ」と気が付く男。

そうだ、これは木瓜の花ではないか。アアー、本当にボケていた。
男はおばさんにお礼を言い、冷や汗を背中に感じながら、そくさくとその場を立ち去った。
#園芸 #花

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中華そば@ラーメン【神戸っ子】兵庫区新開地4丁目

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中華そば@ラーメン【神戸っ子】...
神戸は南京町があることでも分かりますように、古くから華僑系の在住者が多い町です。
町中に中華料理店があると言っても、言い過ぎではないでしょう。

そんな背景があり、本来神戸でのラーメンは、広東風清湯スープで、あっさり味です。
今のように、とんこつぎらぎらのラーメンではありませんでした。

歴史を遡りますと、1971(昭和46)年頃『京都第一旭』が神戸に乗り込んできました。チャーシューいっぱい、青ネギいっぱいの形を引き継いだ『もっこす』ができ、その流れを継いでいるのが『神戸っ子ラーメン』となります。

この店は新開地にありますが、味は各人の好みですので、細かい事は書きません。
大きなチェーン店のラーメン屋さんは、バイトらしきあんちゃんが麺を茹でておりますが、この店は昼と夜の2部制で、それぞれ一人の職人さんがすべてを作ってくれます。それだけでも、安心感が違います。

あげにんにく、おろしにんにく、ニラ唐辛子等を好みで入れ、短冊切りの黄色いタクアンにご飯と、これが濃い豚骨醤油スープにとても良く合います。

神戸では、チャーシューたっぷりの濃い豚骨スープの『もっこす』や『神戸っ子』のラーメンはもうええわ!と言い出しますと、「歳やなー」と言われてしまいます。
#グルメ #バー #レストラン

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屋台のキャベツ焼き@兵庫区新開地2丁目

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屋台のキャベツ焼き@兵庫区新開...
山手側の新開地本通を、少し上がった場所で、おっちゃんが営業されています。
この場所で、もう4年目ぐらいでしょうか。
以前は、海側の通りの下の方で、営業されていました。

一枚なんと100円。大きさは直径15センチぐらいでしょう。具をはさんで、半円形が出来上がりの形です。

卵も1個分、目玉焼き状態で、はさんであります。

自分が食べるのではなく、いつも顔出しする立ち呑み屋のおばちゃんたちへのお土産です。勤務時間は夕方4時から9時まで、まかないも順番に食べられますが、混んでいますと時間通りには食べられません。

そんなとき、簡単な虫押さえとして、役に立ってくれます。

人数分を購入いたしましても、サイフにやさしい値段です。
#ブログ

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開店時間のわからないパン屋@【Region】須磨区月見山本町1丁目

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開店時間のわからないパン屋@【...
3月15日は、JR須磨海浜公園駅の開通日。
天気もいいので、見学と思い、山陽月見山駅を海側に下って行きましたら、なんやら行列が出来ておりました。

「Region」という看板が見えました。お昼時の時間でしたし、木製の扉の雰囲気からして、レストランかな?と思いました。

こんな時は、おばちゃんに話を聞くのが一番。
さっそく通りがかりのおばちゃんに、声をかけました。

「あれは、なんですか?」
「パン屋さんや」
「パン屋さんにしては、おそい開店ですね。もう12時ですよ」
「昔は、7時半頃からあいとったけどな、だんだん時間が遅くなってきてるねん」
「へぇ、で、今はいつ頃あくんですか?」
「そりゃ、わからんなぁ」
「!!!、じゃあみなさん、いつ開店するか分からんとまっとんですか?」
「はいな」

よほどの人気店らしく、おいしいパン屋さんであることは、理解できましたが、いつ開店するかも分からずに並んでいるとは、まいりました。
買いに来られるのは、近所の方ばかりなんでしょう。きのうは11時開店だったから、予測して今日はその時間前から並んでいるとか。

ひとりでのんびりと作られているとかで、売り切れると閉店。タイミングを逃すと、買えないそうです。

列の前を通りすぎましたが、普通なら「〇〇時開店」ぐらいの張り紙があってもよさそうですが、何もありませんでした。

おそろしき、パン屋さんです。
#ブログ

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<おもちゃの運命>

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<おもちゃの運命>
金曜日は家庭ごみの日。
ゴミの回収が終わる時間帯に、家を出ました。
駅に着く手前にある回収場所で、写真のような光景に出会いました。

まっさらな、子供のおもちゃです。適齢期の子供がおれば、「もらっちゃおかな?」と考えたかもしれませんんが、残念ながら利用もできません。
それよりも、「これは、ゴミなのか?」としばし考えこんでしまいました。

フゥム・・・、道端に子供が遊び忘れていたのを、親切な人が、片づけてくれたのかな?
フゥム・・・、片付けるにしても場所が場所だよなぁ。

夜、同じ道を通って帰宅する頃には、おもちゃはありませんでした。

さて、あのおもちゃの運命やいかに?
#ブログ

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『Θ(シータ)は遊んでくれたよ』森博嗣(講談社文庫)

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『Θ(シータ)は遊んでくれたよ...
前作 『φ(ファイ)は崩れたね』 に次ぐ<Gシリーズ>の第2作目です。

25歳のフリーター<早川聡史>が、自宅マンションから飛び降り自殺、額には「Θ」のマークが口紅で書かれていました。
相次ぐように23歳の看護師<木村ちあき>、現場監督の<高島健之>が飛び降り自殺でなくなりますが、いずれも体のどこかに「Θ」の印が残されていました。

口紅の分析を依頼されたN大学の研修医<反町愛>は、一連の分析結果を旧友の<西之園萌絵>に伝えますが、話しはC大学の<加部谷恵美>・<海月及介>・<山吹早月>達を巻き込んでいきます。

前作と同様、助教授の<犀川創平>や探偵の<赤柳>たちといった登場人物たちの思考を通して、自殺事件の<海月>の推理が展開されていきます。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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ファルコン植物記(2)黄色い花【エンコウソウ】

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ファルコン植物記(2)黄色い花...
男は、一時間に一本のバスに乗り遅れまいと、バス停まで歩いていた。

天気がいいのだろう、保母さんらしきおねいさんと散歩中の園児たちを見かけた。ふだんから車の通りの少ない道路なので、もってこいの散歩コースだと思う。
道端には、黄色い花片を咲かせている野草が密集している場所がある。

「先生きれいなお花ね」
「そうね。黄色のきれいなお花ですね」
「なんて名前?」
「えっ、ん・・、??」

お節介な男は、みかねて
「エンコウソウ(猿猴草)ですよ」
「おっちゃんなにそれ?」(ムム、おっちゃんときたか)
「花の茎がね、手長猿の手足みたいに長くなって咲いているでしょう。茎が横になって伸びているのが、分かるかな?」(ムム、先生口調になっている)
「そうか、エテコソウか!」
「違うんだよ、エ・ン・コ・ウ・ソ・ウ」
「猿のエテコソウ!!、猿のエテコソウ!!」

手長猿のイメージが強いのだろう、間違ってはいるが、園児たちと言い合っても仕方がない。それにしてもこの年齢で、悪い言葉を知っているのには閉口した。
あとは先生にまかせよう。

男は、急ぎ足でバス停に向かった。
#園芸 #花

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神戸花時計(3)【明石海峡大橋:開通10周年】

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神戸花時計(3)【明石海峡大橋...
来る4月5日は、明石海峡大橋が開通して、はや10年目を迎えます。

花時計も、それに合わせて模様が変わりました。

題名は「明石海峡大橋の美しい夕日」です。

橋と「10」の文字がシロタヤギク、そのほかはパンジーで構成されています。

題名を聞いて、黄色のが夕日だと分かりました。
#ブログ

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届いておりますか、くぎ煮のシール

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届いておりますか、くぎ煮のシー...
明石海峡での、船舶3隻の衝突事故から、一週間が経ちました。沈没した貨物船からは、油の流出があり、養殖中のノリの全面廃棄が行われつつあります。

イカナゴのシンコ漁も、沈没付近での操業を控えているようですが、風評被害が心配です。

さてこの時期、100円ショップや雑貨屋さんでは、タッパーが山積みにされています。

もちろん、たくさん炊いたくぎ煮のおすそ分け用です。

阪神間の春の風物詩ですので、近所の方々にも分けますが、何と言っても全国にいる知人たちに郵送する人が結構おられます。

そんな人たちの為に、このような阪神間限定シールが用意されております。郵便局のテーブルに積み上げられた封筒に、皆さん黙々とシール貼りの作業されております。

受け取られた方は、一目で中身が分かります。
なかなかいいサービスだと思いますが、皆さんには、届いておりますでしょうか?
#ブログ

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『タワー・サイド・メモリー』(松任谷由美)

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『タワー・サイド・メモリー』(...
年明けより、ポートタワーの山側にある「神戸タワーサイドホテル」が、外資系投資ファンドに経営譲渡との記事が出ておりました。ここにきて、本格的に話しが煮詰まってきているようです。
この16日より、全レストランや宴会場が閉鎖され、担当部署の従業員は3月末にて解雇。宿泊部門だけの営業となるようです。

わたしの業界の新年会開催は、このホテルが定番でした。料金も安く、帰りがけには何枚かのタクシーチケットのサービスもあったりと、重宝しておりました。

現在経営にあたっているのは、ホテルアンドリゾート(株)という、ホテル専門の会社のようです。外資系だからと言って、特別なアイデアで経営が急にぶり返せるとは思えません。

そんなとき、口に出てきましたのが、ユーミンが唄う『タワー・サイド・メモリ』の歌詞です。
1981年11月の発売の『昨晩おあいしましょう』のアルバムに入っています。

  ♪ Kobe girl いちばん素敵な
  ♪ Kobe girl きみだけを見ていた
  ♪ Kobe girl 恋のささやき

ユーミンは19歳でデビューして、すぐ神戸に来ています。そしてそれ以来、宿泊は必ず「神戸タワーサイドホテル」でした。
今となっては、高級感のあるホテルではありませんが、窓から見える神戸の夜景は、ユーミンにとって特別なものだったのでしょうね。

阪神・淡路大震災後、自らのラジオ番組の中で、泣きながらこの曲を掛けていました。

発売された1981年は、神戸ポートアイランド博覧会が催された年です。30年ほど前に比べ、神戸の街が良くなっているのか、♪ Kobe girl・・・、をリフレインしても、答えは出てきそうにありません。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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