湊川神社の前の歩道、敷石工事が終了したと思っていましたら、また工事が再開されていました。
歩いていますと、敷石の上にテープによるマーキングがありました。
その数や、相当なものです。
5人ほどの作業員がグラインダーで、敷石を削って、どうやら平らにしている様子です。
歩いていて、そんなに不陸は感じないのですが、デコボコがあるんでしょうか。
それにしても、工業製品なら平らな面が作れて当然と考えますし、多人数で手直しをしなければいけないような製品を公共工事に選ぶのも、なんだか腑に落ちないことです。
自販機で、飲み物を買おうとしましたら、このミネラルウォーターが目に留まりました。
500mlと300ml、容器の大きさが違うのに、値段は110円とどちらも同じ価格です。
喉の乾き具合にもよるのでしょうが、どちらを買うか、これまた微妙な選択です。
飲み残した分は、カバンにでも入れるつもりなら迷わず大きい方を選ぶでしょう。
小さい方が90円とか80円とかなら、決断がしやすく悩むことはなさそうですが、この手のサービス、どうなのでしょうか。
本書『真鶴』は、2006年に文藝春秋社から単行本として刊行され、2007年(第58回)の「芸術選奨文部科学大臣賞」を受賞した作品です。
12年前に夫<礼>が失踪した44歳の<京>は、中学3年生の娘<百(もも)>と、古希を迎えつつある母と暮らしています。
文筆業の<京>は、夫<礼>の影を背負いながらも、出版業界の7歳年上の<青茲>と不倫の関係を持ちながら、日常から逃れるように夫の日記に書かれていた神奈川県の西部に位置する「真鶴」に出向いていきます。
物語の視点は<京>の目線で描かれ、身の回りに<あの女>がつきまとう幻想に取り憑かれていますが、「真鶴」での出来事を通して心の再生を掴む一年が描かれています。
文中に出てくる、「好きであることが、共にいるゆえにはならない」という一文が、心に残る一冊でした。
<ドール>といえば、「ババナ」だというイメージが強いです。
夕食の付け合わせにと、冷蔵庫から「ブロッコリー」を取りだしましたら、なにやらタグが付いていました。
なんと、カリフォルニア産で、しかも氷点輸送された【ブロッコリー】でした。
わざわざ航空輸送しても採算が取れるとは、驚きです。
少しばかり茎に葉が残してあるのが、採れたての新鮮さを感じさせてくれます。
私が住んでいる所の家庭ゴミの収集日は、火曜日と金曜日の週2回です。
収集車がゴミを回収に来た後、町内で順番に黄色いカラスネットを折りたたむ作業と、あとの掃除を行います。
2か月に一度程度の順番ですが、開発後40年を超えた住宅団地では、住んでいる人たちが高齢化しており、亡くなられたり子供さんのお家に引っ越しをされたりする方が多く、以前より順番が来るのが、早くなってきています。
お年寄りには大きなカラスネットをたたむ作業も、難しいと思います。
いつまでもこの順番の当番制がいいものかどうか、今から考えておかないといけないのではと考えながら、本日当番の後片付けをしておりました。
ベルリン映画祭金熊賞受賞作『出発』(1967年)や『早春』(1970年)、『ザ・シャウト/さまよえる幻響』(1977年)といった異色作で知られるポーランドの<イエジー・スコリモフスキ>の17年ぶりの監督作『アンナと過ごした4日間』が、2009年10月17日より公開されます。
ポーランドの寂れた地方都市に住む中年男性の「レオン」は、病院の火葬場で働きながら年老いた祖母と暮らしていました。ある日釣りに出かけた「レオン」は、看護婦の「アンナ」が何者かにレイプされているのを目撃してしまいます。
急いで警察に通報しますが、犯人だと誤解されて自分が捕まってしまいます。やがて釈放されますが、「レオン」は「アンナ」に恋心を抱いてしまったため、自分の家から見える彼女の部屋を監視するようになります。しかし「レオン」は病院での仕事を失ってしまい、遂に「アンナ」に睡眠薬を盛って彼女の部屋に忍び込みます。
第21回東京国際映画祭で、審査員特別賞を受賞した作品です。
私立探偵<スペンサー>シリーズとして、 『冷たい銃声』 に次ぐ作品が本書です。
ボストン郊外の私立のハイスクール「ダウリング校」で、二人組による銃の乱射事件があり7人が死亡、逮捕されたのは生徒の<ジェレド>と<ウェンデル>でした。
<スペンサー>は<ジェレド>の祖母からの依頼で、孫の事件の濡れ衣を晴らしてほしとの依頼に調査を始めていきます。
現地に赴き聞き取りを始めますが、警察を始め学校関係者、両親までもが事件に幕を下ろしたがっている印象を感じながら、持ち前の粘り強さで事件の真相を探り出していきます。
恋人の<スーザン>は学会の講演で不在のなか、愛犬<パール>との寂しげな会話が印象に残る一冊でした。
世界三大造園木の一つに、ヒマラヤスギがあります。
スギと名が付いていますがマツ科の木で、やはり普通の松と同様に、松ぼっくりが出来ます。
手の届かない高さの所に密集して実を作りますので、眺めて見るだけですが、さてこの数ある実の内、何個が新しい芽ぶきをするのかなと眺めておりました。
パレスチナ問題を扱ったコメディ『D.I.』で第55回カンヌ国際映画祭(2002年5月26日)審査員賞および国際映画批評家連盟賞を受賞した<エリア・スレイマン>監督が、フランス・イギリス・イタリア・ベルギー合作として、イスラエルで生きるパレスチナ人家族を父と息子の2代に渡って描いた半自伝的ドラマ『時の彼方』が、2009年10月18日より全国で公開されます。
ナザレ降伏前の1948年から1970年、1980年を経て現在に至るまで4つの時代ごとの家族の姿を通し、イスラエル建国から現代に及ぶパレスチナ史を浮かび上がらせていきます。
現代パートには成長した息子役として<スレイマン>監督自身が出演しています。
観光地の売店形式のオープンな食堂で、うどんを食べようかと覗いてみましたら、なんと割り箸10円との表示が目に入りました。
うどんの定価とは別に払わなければいけないのかなと、おばちゃんに確かめました。
帰ってきた返事は、行楽客の人たちが、箸を忘れたとのことで、断りも無く、当然のように割り箸を何膳も持ち去るとか。
割り箸代とはいえ、塵も積もれば何とかで、営業しているお店としてむげに断ることもできず、苦肉の対策のようです。
私など、手づかみという最終手段もあると思うのですが、いかに厚かましい人たちが多い世の中なのかと驚きでした。
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