先だっての雨で茎が折れたようで、それでもたくましく茎を持ちあげ、花を咲かせている【オニノゲシ(鬼野芥子)】を見かけました。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、キク科ノゲシ属の植物です。
路傍や空き地でよく見かけますが、「タンポポ」とよく間違えられるかわいそうな花です。
葉には棘がありさわると痛く、葉色は濃い緑色で、葉の取りつく基部は半月状に茎を抱くように取りついており、「ノゲシ」には見られない付き方です。
全体的に「ノゲシ」に比べますと、大きく勇壮な感じがまさに「鬼」と名のつく所以でしょう。
花径は約1メートルに成長する茎に比べて2センチと小さく、タンポポに似た<舌状花>の花を咲かせます。
茎が中空ということもあり、強い雨に対しては力及ばずだったようですが、茎頭をもたげている姿に、元気をもらいました。
本日28日(土)13:00より、私の所属しております神戸支部の通常総会が、兵庫県立美術館「ミュージアムホール」にて開催されます。
役目として、総会の<司会役>を受けておりますので、個人的にはシャンシャンという気分ではありません。
重ねて、今回は「神戸支部創立50周年記念式典」を兼ねていますので、例年以上の参加者が見込まれ、緊張してしまいます。
神戸支部は1962(昭和37)年6月27日に発足、最盛期には1200名弱の会員数でしたが、現在は半分に減少しています。
公益法人化に向けて試行錯誤を繰り返していますが、この先も会員の増強は見込めず、経理面で厳しい支部運営を覚悟しなければいけない状況が続きます。
肩ぐるしい「総会・式典」が無事に終われば、楽しみの「懇親会」が待ち受けていますので、打ち上げを楽しみに<司会役>に専念です。
<ネモフィラ>は、ムラサキ(ハゼリソウ)科ネモフィラ属に分類される植物の総称として使われ、原産地はカナダ西部からアメリカ合衆国、メキシコにかけて広く分布する耐寒性の一年草です。
草丈は高くなく10~20センチ程度で、茎は匍匐性で横に広がります。
茎と葉には柔毛が生え、花径は2センチ、白色と薄青色、または青紫色の深い覆輪状の花弁で、中心部に5つの黒い点あり、このことにより英名では「ファイブ・スポット」と呼ばれる元になっています。
属名の「ネモフィラ」は、ギリシャ語の「ネモス=小さな森」と「フィレオ=小さな」の2語からなり、森林の周辺に自生することに因んでいます。
品種名は<インシグニスブルー>と呼ばれ、和名では「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」です。花弁の色が瑠璃色で、葉の形状が唐草ににているところから名付けらています。
会社に届けられたお菓子やナッツ類のおすそ分けを、飲み友達の<ペコちゃん>から、ときたまいただきます。
先週19日は、<ペコちゃん>の勤め先の会社が、創立50周年の記念式典でした。
その記念品が、この【スワロフスキー:ボールペン】です。
「スワロフスキー」は、1895年に創立されたクリスタル・ガラス製造会社で、オーストリア・チロル州にあります。
通常のクリスタル・ガラスよりも酸化鉛の含有量が多いため、普通のクリスタル・カット製品でも光の反射加減によりにじいろの輝きを見せてくれます。
持つのには少し太めの軸で、また「創立50周年記念 〇〇 株式会社」とのプリントがしてあるのが気に入らないようで、「ファルコンさん、使う?」と聞かれ、ありがたくいただきました。
お返しで頭を悩ましそうですが、書き味も太文字で書きやすく、筆記作業の多い私にとっては、とても嬉しいプレゼントです。
早く済むだろうと思っていた打ち合わせが長引き、多くのお店のランチタイム終了時間である14:00を回ってしまいました。
神戸は朝からお天気も良く、ブラブラと気持ちよく歩きながら、湊川トンネル東側にあります洋食の【赤ちゃん】に出向きました。
わたしの好きな定番の「チキンカツ」(700円)と、「ライス(並)」(200円)を頼みました。
「ランチ」(1000円)以外は「ライス」は別です。
この時間ですがおっちゃんやおばちゃんなど、カツ類を肴にビールを呑んでいます。
骨付きの大きな「チキンカツ」、上品なデミグラソース味でおいしくいただいてきました。
午後3時を回っていますが、客席は満席、ガラットと扉の開く音がしましたので、「座れなくて残念だな」とおもいましたら、夕刊の新聞配達でした。
我が家に比べて、夕刊の早い配達時間に驚きです。
昨年8月12日には、中央卸売場近くの<兵庫区島上町1丁目>にて、息子さんが暖簾分けで「赤ちゃん」をオープンされています。
1949(昭和24)年、三宮にて創業の「赤ちゃん」、神戸市内に数店舗ありますが、どれも独立採算でメニューの値段も違います。
肩肘張らない下町の洋食屋さんとして、大将に長く頑張っていただきたい【赤ちゃん】です。
先に紹介した 「ストック」 は、同じアブラナ科ですがアラセイトウ属でした。この【バージニアストック】は、マルコルミア属で、「ストック」と名称が付いていますが別属の花です。
原産地は、「ストック」と同じ地中海沿岸です。
「ストック」の一重咲きに似た花を咲かせますので、英名として【バージニアストック】と呼ばれ、正式名称の「マルコミア・マリティマ」で呼ばれることは少ないようです。
花径は1センチと小さいですが、咲き始めは白色で、徐々に桃色や淡紫色に変化していきますので、一瞬違う種類の品種が混ざって咲いているのかと見間違えてしまいます。
4枚の花弁が十字形に開き、可憐な様相を見せてくれる花です。
原産地は地中海沿岸で、ギリシャ時代から栽培されており、古代ギリシャやローマ時代には薬草として利用されていました。
【ストック】は英名で、「幹」や「茎」を意味し、丈夫な茎を持つことに由来しています。
アブラナ科アラセイトウ属の植物ですが、葉が「ラセイタ」=毛織物の一種に似ているということで、<葉ラセイタ>→<アラセイタ>→<アラセイトウ>と変化して、現在では別名「アラセイトウ(紫羅蘭花)」と呼ばれているようですが、これは正式には「オオアラセイトウ」を指す言葉で、正確ではないようです。
有名広告店代理店に勤め、バブルで使い放題の接待費で毎日宴会、有名ブランドの服やバッグで身を飾っていた<ササカワキョウコ>(45歳)は、世間体を気にする価値観の母親と二人で、息詰まる生活を送っていました。
母親が70歳を超え、兄夫婦が母親と同居するのを機会に、会社も辞め仕事もせずに、月10万円だけで生活をしようと決心して、実家を飛び出します。
探しだしたのは、共同トイレと共同のシャワー室がある、月3万円の木造アパート「れんげ荘」です。
古いということで2階は空き家のまま、1階には60歳を超えた<クマガイ>さん、自称旅人と称する20歳過ぎの女性、割烹店にて板前修業中の<サトウ>くんが住んでいます。
引っ越した季節の良い春先から、梅雨時には押し入れにカビが生え、夏には蚊に悩まされ、冬には寒さに震え上がる不便な一年の生活を通して、お金では買えない心の贅沢さを感じてゆきます。
著者には『贅沢貧乏のマリア』という、『贅沢貧乏』を書かれた森茉莉さんの評伝がありますので、精神貴族としての森茉莉に触発された作品だと思います。
解説の中で岸葉子さんが、<生活のリズム化とは、削ぎ落としてゆくことだけではないのだ。だいじなの価値観の軸をシンプルにすること>と述べられていますが、まったく同感です。
自分自信の軸がぶれることなく、物質的な満足感など求めず、心の贅沢を感じる生き方で過ごしたいものです。
わたしが所属しておりました神戸青年会議所の事業として、来る4月29日(日)11:00~18:00、中央区乙仲通で【KOBE Old X New Design Street~乙仲通~】と名付けられたイベントが開催されます。
栄町通りと海岸通(国道2号線)の間を東西に走る通りですが、2008年6月に、神戸市も通りの正式名称として「乙仲(おつなか)通」として認めました。
昭和14年頃、この界隈で海産物問屋が軒を連ね、貨物運送の輸出入手続き業務が栄え、「乙種海運中立業」が規定されたことにより、俗に「乙仲」と呼ばれていました。
町の開発としては遅れた通りでしたが、今となっては逆にレトロな建物や倉庫が残り、個性豊かな若いオーナーを中心として喫茶店やブティック、雑貨店などが集まっています。
当日は乙仲通界隈の26店舗が参加して、神戸ファッション専門学校生による「10年後の神戸」をテーマにファッションコンテスト、また参加店舗による新しい神戸を意識した商品の発表、神戸芸術工科大学生や芸術家によるアート作品の展示などが展開されます。
昭和初期の面影を楽しみながら、ぜひ乙仲通りを歩いてみてください。
乙仲通の東端には、お洒落な <変電所> もありますよ。
「激辛」とついていれば、辛党として見逃すわけにはいきません。
テーブルマークの【駅前衝動:激辛らーめん】(105円)を、購入してきました。
ノンフライ生麺は細麺のちぢれ麺で、独特のコシと食感でいい出来ばえです。
かやくとしては<肉そぼろ・もやし・ねぎ・唐辛子>ですが、お情け程度の量です。
価格を考えますと、かやくの量を期待する方が悪く、本命の「激辛」かが問題です。
粉末スープ、赤色というよりはピンク色に近い感じでした。
熱湯を注ぎ4分待ち、調味オイル(ラー油?)を入れてまぜました。
かき混ぜるまでは薄い色合いのスープで、辛さを連想させる感じではありません。
ポークとビーフをベースに、椎茸・煮干しなどのエキスがベースのスープですが、コクを感じておいしかったです。激辛ではありませんが、それなりに楽しめました。
韓国の 「辛ラーメン」 が好きな方には、よく似た味わいですので、合うかもしれません。
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