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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(774)黄色の<バラ>(15)【ヘンリー・フォンダ】

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ファルコン植物記(774)黄色...
前回の<バラ>(14)では、 「虹色」の<バラ>「レインボウ・ローズ」 を取り上げましたが、やはり自然の色合いの花弁が、見ていて落ち着きます。

本日はアメリカの映画俳優【ヘンリー・フォンダ】のお誕生日(1905年5月16日~1982年8月12日)です。
『荒野の決闘』や『十二人の怒れる男』などの代表作がありますが、『黄昏』(1981)が最後の遺作となりました。

彼が愛した<バラ>は「黄色」だったようで、その名を冠した品種が【ヘンリー・フォンダ】です。
アメリカの<J&P>社が1995年に作出しており、四季咲き性のHT(ハイブリッドティー)として大輪の花姿です。

花色は山吹色の鮮やかな黄色で、剣弁高芯咲き、黄色の<バラ>の中では最高品質と称賛されています。
咲いていても色あせることがない花弁で、名優の名に恥じない<バラ>の趣きです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(773)白色の花【ノースポール(クリセンマム・バルドーサム)】

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ファルコン植物記(773)白色...
色々な植物を取り上げてきていますが、キク科が系統的にもっとも進化し、分化した植物として2万種以上あり、取り上げる機会が多いようです。

植え込みに広がるように【ノースポール】が咲き誇っていました。
キク科フランスギク属の多年草ですが、高温多湿に弱いため日本では一年草扱いです。

12月から6月頃にかけ長期間咲いていますので、冬場の花壇には重宝され良く見かけます。
3~4センチの白色の花として花付きがよく、株全体が真っ白く覆うように見えるところから、白い氷の世界としての「北極(=the North Pole)」が名の由来となっています。

日本には1970年代前後に輸入されたようで、以前はクリセンマム(キク)属に分類されていましたので、「クリセンマム・バルドーサム」の名称表記も見かけることがあります。
【ノースポール】は、園芸界で有名な<サカタのタネ>の園芸品種名であるのですが、登録種苗されていないため、一般名として流通しているようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(772)紅紫色の<カラー>(2)【モモイロカイウ】

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ファルコン植物記(772)紅紫...
<カラー>は、南アフリカに8種類が分布する球根植物ですが、以前はカラー属に分類されていましたので、この名前がそのままま残っています。
現在では、サトイモ科オランダカイウ(サンテデスキア)属となっています。

園芸栽培上は、湿地でよく育つ「湿地性」(白色の「オランダカイウ」)と、乾燥した土地を好む「畑地性」(黄色の 「キバナカイウ」 や、桃色~紅紫色の【モモイロカイウ】)との二つに分けられます。

中心部にある棒状の<肉穂(にくすい)>と、紙をくるりと巻いたような漏斗状の<仏苞炎>が特徴的で、この部分は<苞>と呼ばれる「葉」が変化した形です。

白色の「オランダカイウ」は1843年に渡来していますが、この「モモイロカイウ」は遅れて、1910(大正初期)年に入ってきています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(771)白色の花【ミヤマハコベ】

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路傍や空き地でよく見られる 「コハコバ」 や 「ミドリハコベ」 の花径は5~6ミリ前後ですが、この【ミヤマハコベ(深山繁縷)】は、10~15ミリと大きく、すぐに見分けがつきます。

ナデシコ科ハコベ属の多年草で、属の特徴として花弁は10枚に見えますが、実際は大きく切れ込んでおり、5枚の花姿です。
雄しべが10本、雌しべは1個で花柱は3個あり、雌しべの<子房>は黄緑色で玉ねぎ形状をして盛り上がっています。
他の「ハコベ」と違い、花弁が<蕚>よりも長い特徴でも見分けられます。

花の咲き始めの背丈は10センチほどで、茎は地を這うように伸びて斜上した形で、先端に花を咲かせます。

【ミヤマハコベ(深山繁縷)】と和名が付いていますが、深山に生える「ハコベ」を意味しているようですが、低地でも見つけられる「ハコベ」です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(770)円筒状の花弁<ガーベラ>【パスタペンノーニ】

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ファルコン植物記(770)円筒...
見るからにキク科なのですが、教えていただけなければ、なんの花なのか分かりませんでした。
<ガーベラ>の品種、【パスタペンノーニ】です。
<ガーベラ>は、キク科ガーベラ(センボンヤリ)属に属する植物の総称ですが、南アフリカを中心に約40種が分布しています。別名、「アフリカセンボンヤリ」です。

南アフリカの金の採掘場で発見した、ドイツの自然科学者<ゲルバー>の名に由来していますが、ヨーロッパに渡りオランダを中心として現在では2000種以上にも育成が進み、日本には1910(明治末)年頃に入ってきています。

円筒状の花弁を見ていますと、品種名の【パスタペンノーニ】は、両端をペン先のように斜めにカットしたショートパスタの「ペンネ」をイメージしましたが、おそらく形状からの命名だと思います。

同じく南アフリカ原産の同じキク科に 「オステオスペルマム:ニンジャ」 がありますが、同じような舌状花の形が見て取れます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(769)淡青紫色の花【キュウリグサ】

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ファルコン植物記(769)淡青...
よほどのお花好きか野草などに関心がある人でないと、 「ノミノツヅリ」 と同様に花径2~3ミリほどの大きさしかなく、咲いていても見逃してしまう【キュウリグサ(胡瓜草)】です。

ムラサキ科キュウリグサ属の2年草として、空き地や路傍などで、佇むように咲いています。

下部の葉には柄があり、長楕円形~卵型の長さ1~3センチ程度の大きさです。
草丈は15~30センチぐらいで、細長い花茎を伸ばし、花の先端はサソリのしっぽのように丸くなっていますので、<サソリ型花序>と呼ばれています。

別名「タビラコ」とも呼ばれていますが、キク科の 「オニタビラコ」 とまぎらわしく、あまり使用されてはいません。
和名の【キュウリグサ】は、葉をもむと胡瓜の匂いがするところから名づけられています。

淡青紫色の5弁花は、同じムラサキ科の 「ワスレナグサ」 にどこか似ている感じです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(768)白色の花【レッドロビン】

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ファルコン植物記(768)白色...
我が家の生け垣の【レッドロビン】の花が、咲きだしています。
通常では一年に二回は剪定しないといけないという、手間のかかる成長の速さには、手こずらされる品種です。

バラ科カナメモチ属の常緑広葉小高木で、春先に赤く紅葉した葉が、冬には緑色になるという面白い色の変化が楽しめる品種です。
英名通り、アメリカで作出された【レッドロビン】ですが、「カナメモチ」と「オオバカナメモチ」を交配させています。

「ベニカナメモチ」よりも新芽の赤色が濃く、葉が大きくて柔らかく、また葉の鋸葉が控えです。
5~6月頃に花径7~8ミリの白色の5弁花を、枝先に散房花序を形成して咲かせます。

交配種だから不稔性でしょうか、「カナメモチ」のように熟した赤い実は見たことがありません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(767)桃色の花【ハルジオン】

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ファルコン植物記(767)桃色...
<春に咲く、キク科の紫菀>ということで名付けられています【ハルジオン(春紫菀)】です。

キク科ムカシヨモギ属の多年草の野草で、原産地は北アメリカ、今では路傍のあちらこちらに生えている帰化植物です。
大正時代中ごろに鑑賞用として輸入された植物ですが、今ではほぼ日本全国に分布しており、<日本の侵略的外来種ワースト100>に選定されています。

同じ属には、 「ヒメジョオン(姫女菀)」 もありますが、こちらも良く似た花を咲かせ、同じく路傍などでよく見かけます。
見分け方は花でけでは難しく、茎を折り中が空洞であれば「ヒメジョオン」と分かりますが、同定するために茎を折ることはできません。

茎についている「葉」が、茎を包んだように付いていれば「ハルジオン」です。
花だけを見ずに「葉」の付き方にも注目していただければとおもいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(766)白色の花【マトリカリア】

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ファルコン植物記(766)白色...
新しい花に困りますと、三宮の<フラワーロード>に出向きます。
それぞれの植え込みに四季の花々が植えられていますので、助かります。
今回は、西アジア・バルカン半島を原産地とする、キク科の多年草【マトリカリア】を見つけました。

茎や葉を薬や染料に利用できるハーブです。
葉には薬臭いような香りと強烈な苦みがありますので、 「センテッドゼラニウム」 は「蚊」が草の匂いで寄り付きませんが、これは「蜂」や「蝶」も近寄りません。

日本には明治時代に渡来しており、輸入当時の学名「マトリカリア」がそのまま残り、和名は付けられておらず、現在でもこの名称のままです。

2センチ弱の小さな花をたくさん咲かせますので、植え込みなどに繁殖させますとなかなか見事な株が出来上がる花です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(765)白色の花【ウラジロノキ】

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ファルコン植物記(765)白色...
山陽東須磨駅改札口横に、「嵯峨御流」の<佐々木房甫>先生が、いつも素敵な生け花を飾られています。
活けられた 当初 は、【ウラジロノキ(裏白の木)】にはまだ小さな蕾ばかりでしたが、今は花がきれいに咲きそろい、また違った景色を見せてくれています。

バラ科アズキナシ属の落葉高木ですので、目線ではなかなか花を見る出会いは少なく、貴重な一枚になりました。

花期は5~6月、枝先に複散房花序をだし、花径10~15ミリの白色の5弁花を多数咲かせます。
雄しべは十数本あるようで、花柱は2個、心皮は合着しています。

花瓶の水だけでけなげに咲く【ウラジロノキ】の生命力に、驚いてしまいます。
#園芸 #花

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