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スナック「OBABA」のカウンターの上に、常連の<しげさん>からいただいたとかで、多肉植物の【火祭り】が置かれていました。
面倒くさがりな性格のママさんですので、余り手入れの要らない多肉植物はお似合いです。
原産地は南アフリカで、ベンケイソウ科クラッスラ属に属していますが、原種だけでも500種は超えて多岐にわたっています。
寒さにも暑さにも強い性質で、ベンケイソウ科として有名なのは、 「金のなる木(花月)」 や 「カランコエ」 があります。
属名のクラッスラは、ギリシャ語の「厚い」に由来し、まさに多肉植物の形状そのものです。
緑色の肉厚の葉ですが、秋頃から紅葉が始まり、【火祭り】の名称さながらに赤さを増してゆきます。
長い花穂を伸ばし、数ミリの小さな白い花を咲かせます。
さてママさん、秋まで無事に世話をして花が咲くかなと、心配しながら呑んでおりました。
とても日本的な名前の花ですが、原産地はオーストラリア東部です。
ユキノシタ科バウエラ属ですが、蕾の形が「エリカ」に似ていますので「エリカモドキ」、もしくは属名の「バウエラ」名でも流通しているようです。
花径1センチばかりの小さな花ですが、やや下向き加減に咲く形からから、【愛のかんざし】を名づけられたようですが、どうしてなのかイメージがわいてきません。
この可憐な花の姿と名前から、常緑低木の木だとは、驚かされます。
<オダマキ(苧環)>はキンポウゲ科オダマキ属の花ですが、花の形状に特徴がありますので、見ればすぐに分かります。
(苧環)とは、元来は機織りの際に麻糸を巻いた糸玉の形状が、蕾とよく似ているので、付けられた名前です。
原産地は日本をはじめ北半球に分布しており、約70種程度が分類されています。
淡紫色の花弁のように見えていますのは、<蕚(ガク)>で、その内側の白い部分が本来の花弁で筒状になっています。
花弁の基部からは角状の<距(キョ)>が突き出すように伸び、内側に巻き込んだ形をしていますので(写真右側参照)、この部分だけを見ても<オダマキ>だとすぐに分かります。
日本原産の「ミヤマオダマキ」とヨーロッパ原産の「西洋オダマキ」とに大きく分類されますが、日本産は草丈20~30センチ、西洋産は70センチほどになりますので、見分けられます。
原産地は北アメリカ北部の植物で、アカネ科フーストニア属に分類され、日本には明治時代に渡来しています。
草丈は10~15センチ前後で、花径も1センチ程度の小さな形状で、グランドカバーとして地面を横に走る匍匐枝で広がる特性を持ちます。
十字形の整った形をした花で、別名では「トキワナズナ(常盤薺)」、花径10ミリ程度の小さな花姿から「ヒナソウ」との別名があります。
淡青色のもしくは白色の花弁で、中心部が黄色ですので、覚えやすい花の一つだと思います。
「フーストニア属」は、スコットランドの植物採集家の<フーストン>に由来した属名です。
サントリーフラワーズが、初めて園芸化に成功したカリブラコアの品種であり、【ミリオンベル】は登録商標です。
サントリーフラワーズの園芸品種としては、 「セレナーディア(青いシクラメン)」 「サフィニア(ペチュニア)」 「ミニミニビオラモコ」 を紹介してきました。
花径2~3センチの花で、花弁の紋様がペチュニアやサフィニアに似ています。
枝の先端に蕾を付けるため、切り戻しを行うことでより長時間の開花が楽しめる特徴を持っています。
花弁の色合いは多色で、見かけた花は「イエロー」ですが、20色ほどの品種が出ています。
ナス科カリブラコア属に分類され、1株で1000もの花が咲き誇るのが、【ミリオンベル】という名称の由来です。
「ペラルゴニウム」は南アフリカ原産の、フウロソウ科ペラルゴニウム属の花で、本来は一季咲きの花です。
和名も「ナツザキテンジクアオイ(夏咲天竺葵)」と呼ばれているように、夏に咲く花です。
この【ペラルゴニウム:エンジェルアイズ】は、四季咲きの品種として育成されました。
名前通り、花径2センチ程度のかわいらしい小輪の花を、たくさん咲かせます。
上側の大きな花弁の2枚、あるいは5枚すべての花弁の中心に黒や赤色の斑紋やストライプの模様が入る特徴があります。
花弁の縁が、フリルのように波打つものが多く、華やかさにあふれている花だとおもいます。
今日は業界の会合で、日帰りで東京都港区の竹芝まで出向きます。
朝のお花シリーズも、飛び出していきますので休憩にしようかと考えていたのですが、運よく東京がらみで【お江戸小町】という品種を見つけましたので急いでアップです。
アブラナ科アブラナ属の分類されていて、原産地はヨーロッパ西・南部です。
キャベツの仲間の「ケール」を観賞用に改良したのが<ハボタン>で、日本には江戸時代に渡来しており、当時は「オランダナ」の名前で輸入されています。
葉の形で<丸葉系・ちりめん系・さんご系>に分類されます。
最近では 「照葉ハボタン」 という、光沢のある葉の品種もあり、多種に渡るようです。
【お江戸小町】は、淡紫色・淡黄色・緑色と三色の色合いが楽しめる葉が重なり、よく見かける<ハボタン>のように地面で大きくなるタイプではありません。
茎を伸ばし小輪の塊を付け、変化に富んだ色合いが、粋な小町娘を彷彿させるのでしょうか。
漏斗状の形の花弁が特徴的な<カラー>は、サトイモ科オランダカイウ属の花です。
花弁と見えるのは、「苞」と呼ばれる葉が変化したもので、この「仏炎苞」と棍棒状に見える「肉穂花序」からなる面白い形を構成しています。
盛花や生け花では白色の「オランダカイウ」を良く見受けますが、桃色の「モモイロカイウ」や写真の「キバナカイウ」も最近では見かけるようになりました。
原産地は南アフリカで、白色の「オランダカイウ」は湿地帯に良く育つ「湿地性」ですが、「モモイロカイウ」と「キバナカイウ」は乾燥した土壌を好む「畑地性」と違う性質を持っています。
葉は楕円形、矢じり型、ハート型等あり、花弁(苞)に白い斑点が見受けられます。
ちなみに「カイウ」とは「海芋」の意味ですが、サトイモ科として球根が食べれるのかどうかは分かりません。
魔除けとしての効用があるようで、玄関脇などに「ヒイラギ」の植え込みを良く見かけます。
幼稚園児ぐらいの女の子とお母さんが前を歩いていました。
「ママ~、この葉っぱさん、枯れているねぇ」
「本当に、黄色くなっているわねぇ」
お節介な男は、
「このヒイラギは【五色ヒイラギ】という品種で、季節により葉の色が変わるんですよ。
新芽のときには桃色から赤色になり、黄色・黄緑・緑と変化してゆくんです」
「へぇ~、そうなんですか・・・」
モクセイ科モクセイ属の常緑低木で、東アジアが原産地です。
【デージー】はキク科ベリス属の花で、原産地はヨーロッパ~北アフリカです。
和名では「ヒナギク(雛菊)」として通用しています。
【デージー】は、「Day’s eys(太陽の目)」が転化した名前と言われており、属名の「ベリス」はラテン語で「美しい」を「意味する「ベリエス」に由来しています。
ヨーロッパでは、ごく自然に自生していますので、野草扱いのかわいそうな花のようです。
写真では赤色と白色の【デージー】を並べていますが、花弁の形が違うのに気が付かれたでしょうか。
赤色は「フィストゥローサ種」で、花びらがクルリと巻いた「筒状花」、白色は「リグローサ種」で、花びらが平たい「舌状花」です。
同じ【デージー】でも、これだけ形が違うと、別の品種に見えてしまいます。
「ブルーデージー」(ルリヒナギク属) や 「ユリオポスデージー」(ユリオポス属) のように「〇〇デージー」と名の付いた花がありますが、すべて別属の植物で、紛らわしい名称です。
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