ベストセラー作家<浅田次郎>の同名小説『日輪の遺産』を、『半落ち』(2004年)の<佐々部清>監督が<堺雅人>主演で映画化した『日輪の遺産』が、2011年8月27日より全国で公開されます。
昭和20年8月10日、帝国陸軍の「真柴司郎」少佐(堺雅人)は、陸軍が奪取した900億円もの「マッカーサー」の財宝を陸軍工場へ移送し隠匿せよと密命を受けます。その財宝は、敗戦を悟った軍上層部が祖国復興を託した軍資金でした。「真柴」は「小泉重雄」中尉(福士誠治)や望月「庄造」曹長(中村獅童)、そして勤労動員として呼集された20人の少女たちとともに任務を遂行します。
何とも面白い仕事の設定に驚きました。
主人公は<皆美雛子>、「オフィスCAT」に勤めていて、<あなたの恋人、友だちのカレシ。強奪して差し上げます>のコピーを、ネット広告として出しています。
基本料金は10万円、いわゆる別れ屋ではなくて「泥棒猫」という立場で男女間の問題を解決していきます。
本書には、6篇の短篇が納められていますが、DV男から別れるためや、本当に好きな彼氏の元に戻るため、愛がないのに逃避のためだけに同居している男と別れるためにと、様々な女性が登場してきますが、<皆実>は分かれた後のことまでを考えての手順を踏み、爽やかな結末を見せてくれます。
特に家庭裁判所調査官<浅野洋子>との、フィリピン人の妻と日本人の夫との子供が絡む親権問題は考えさせられましたし、事務所の所員<篠原茜>の過去がわかる本書のタイトルにもなっている章は、読み応えがありました。
アリさんの働きぶりは、グリム童話の『アリとキリギリス』でつとに有名です。
朝方駅に向かう途中で、一生を終えたオブラゼミを一生懸命に巣まで運ぼうとしているアリさんたちに遭遇しました。
自分達の何百倍の大きさのアブラゼミですが、力強く動かしていました。
アリさんにとっては自然のごちそうだと思いますし、自然界の輪廻ですね。
夕方帰宅する頃にはもうアブラゼミはなく、すさまじいアリの処理能力に驚いてしまいます。
お花好きのブログル仲間さんが多いので、コメントが重ならないような品種を見つけるのが、難しくなってきています。
今回は、とてもきれいに咲いている【シコンノボタン(紫紺野牡丹)】を見かけました。
鮮やかな紫紺色の花弁で、他の花にない奥行き感のある色合いですが、残念なことにこの花も一日でしぼんでしまう一日花です。
ブラジル原産ですが、耐寒性もいいようで育てやすい常緑の低木です。
紫紺のきれいな色以上に、オシベが長く飛び出していて、まるで蜘蛛の足のように曲がっていますので、すぐに見分けがつきます。
ちなみに、英語では「ブラジリアン・スパイダー・フラワー」と呼ばれています。
ボタンには似つかない花の形だと思いますが、ボタンの豪華さにあやかっての名称でしょうか。
現役医師の作家<夏川草介>によるベストセラーで、2010年本屋大賞第2位にも選出された同名小説 『神様のカルテ』 (2009年8月・小学館刊)を映画化した『神様のカルテ』が2011年8月27日より全国で公開されます。
主演は、人気アイドルグループ「嵐」の<櫻井翔>と<宮崎あおい>です。
監督は、『60歳のラブレター』(2009年) ・ 『白夜行』(2010年)の<深川栄洋>が務めています。
夏目漱石を愛読し、信州の地方病院に内科医として勤務する「栗原一止」が、写真家の愛妻「榛名」や同僚医師、看護師、患者、アパートの個性的な住人らに支えられ、医師として成長していく姿を温かなまなざしで描いています。
韓国映画界の名作『下女』(1960年)をリメイクした官能サスペンス『ハウスメイド』が、2011年8月27日より全国で公開されます。
上流階級の家にメイドとして雇われた「ウニ」は、優しい主人の「フン」と双子を妊娠中の妻、6歳の娘、そして昔から働くメイドの「ビョンシク」に囲まれ、日々を忙しく過ごしていました。
ある日、「ウニ」は求められるままに「フン」と肉体関係を結んでしまいますが、それ以降、邸宅で次々と不可解な事件が起こりはじめます。
主演は『シークレット・サンシャイン』(2007年)でカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞した<チョン・ドヨン>が、「ウニ」に扮し、監督は、<イム・サンス>が務めています。
本書は前作 『小夜しぐれ』 に続く、<みをつくし料理帖>の第6作目に当たります。
前作では料亭『つる家』の主人<種市>と、亡き娘<おつる>との過去が明かされましたが、本書では主人公<澪>の料理か料理人として大きく羽ばたくための難問が繰り出されてきます。
幼馴染の<野江(あさひ太夫)>の楼主<伝右衛門>は、吉原の中に料理屋を構えることを進め、かたやライバルである「登龍楼」の主人<采女宗馬>は、神田須田町の店を居抜きで売るとの話を持ちかけ<澪>は悩みますが、そのまま今の『つる家』に留まることを決意します。
反面、<早帆>と名乗る武家女と知り会い、これが秘かに心を寄せている<小松原(小野寺数馬)>の姉だとわかり、2年ほどの武家見習いの後、養子縁組をして<小松原>と添い遂げられる話しがすすみ、<小松原>の言葉に一度は承諾する<澪>ですが、最後の場面で料理か恋かに悩む場面で第6作目は終わります。
飲食店等、テーブル席とカウンターがありますと、迷わずカウンター席に座ります。
お店の方との会話もできやすく、調理などの手順を見るのも楽しみです。
初めて入ったお店、左手側にカウンター席、右手側に2人席のテーブルが並んでいました。
カウンター席に座り、ぐるりとお店を見わまして驚きました。
2人用のテーブルの脚にコンクリートブロックが<重し>として置かれています。
安定感が悪いのでしょうが、置かれているブロックの大きさも違い、座ると足の置き場にも困りそうな感じです。
そろいのテーブルでしょうから、違う形のものと入れ変えるのに躊躇する気持ちも分かりますが、鉄工所で簡単に加工処理をすれば直るのにと、気になりました。
この製品も、多くの【ペペロンチーノ】製品と同じく、パスタの麺だけを茹でて混ぜ合わせるだけで食べれますので、簡単で便利なソースです。
【ペペロンチーノ】の場合は、からめるソースとニンニクスライス・唐辛子の輪切り・パセリ等のトッピングと2種類はいっていますが、この【バジル】(210円)はソース1袋だけですので、お手軽です。
口当たりは「まろやか」です。バジルの風味とバルメジャーノチーズ(多分?)のコクとが重なりあって、甘味のあるソースに仕上がっています。
トッピングが何もないので、寂しげな感じです。
別にベーコンやホウレン草などをガーリックオイルで炒めて混ぜれば、いい感じになるのではないかなと、考えながら食べておりました。
前回訪問した時に、「ファルコンさんのお誕生日、鯛で盛大にお祝いしてあげるよ」とママさんから言われておりました。
夕方まで、どのようなコースで今夜は一人で楽しもうかと考えておりましたら、ブログル仲間の<チネリン>さんから、【仙草】さんにバースデーケーキを届けますとの連絡をいただきました。
うまくいけば、<チネリン>さんとお会いできるかな思いましたが、早い時間にお届けされたようで、残念ながらお会いできずじまいです。
40センチはある大きな鯛の甘酢あんかけ、あまり食べないのを知っているママさんだけに「ん?」と思いましたが、これも縁起ものだと割り切り、食べておりました。
追い打ちをかけるような「赤飯」、3合も炊いてどうするのかと思いましたが、接待側として、足りないのはいけないことなのだという風習を思いながら、ありがたくいただいておりました。
台湾の「赤飯」は、日本のように塩辛くはないとのこと。
今夜も、多くの人たちから楽しくお誕生日を祝っていただき、楽しいひと時が過ごせました。
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