神戸の夜の歓楽街といえば、「東門」という時代がありました。
昨今は不景気の影響か、人通りも少なくなってしまいました。
そんな東門のはずれで、ひっそりと「台湾そば」の麺を作り続けていた【末国製麺所】がこの1月いっぱいで閉店されます。
今は2代目の店主さんですが、60年の歴史があり、兄弟3人で頑張ってこられました。
【梅春園】、【愛愛】、【金山園】等多くの台湾料理店が、このお店の麺を使用しているはずで、小売販売もあり楽しめただけに残念です。
中華料理店の多い神戸だけに、それぞれのお店の伝統の味に変化がなければと、気になります。
明日27日(木)夕方5時、地下鉄湊川公園駅の近くに、居酒屋【ニパチ】が新規開店します。
居酒屋が点在する新開地からもほど近く、店名からも分かるように料理・ドリンク類はなんでも(280円・税抜き)ですし、2時間食べ放題・飲み放題が(2858円・税抜き)という価格設定です。
新開地においても、不景気であまりよくない居酒屋の客入りだと思いますが、夕方5時から朝方5時までという営業時間の長さ、また80人ほどのキャパがあるということで、周辺の居酒屋さんは戦々恐々の心境だと思います。
酒好きとしては一度は覗いてみなければと思いますが、デフレ価格での出店、新開地を控えた環境で生き残れるのかどうか、気になる新規開店です。
すでに角川文庫で<自衛隊>シリーズとして『空の中』・ 『海の底』 と作品が刊行されていますが、本書『塩の街』が<有川浩>の作家デビュー作になり、また<自衛隊>シリーズの第1作目となります。
近未来小説として、宇宙から飛来した塩の結晶が隕石群となり「それを見た」者が、塩の柱となり命を落とす現象が地球全体を襲いますが、それぞれの登場人物たちの「愛」を中心とした物語として構成されています。
18歳の<小笠原真奈>は、東京湾の埋め立て地に落ちが巨大なしをの結晶で両親を亡くし、スラムと化した街で暴漢に襲われますが、航空自衛隊のパイロット<秋庭高範>に助けられ、同居生活を送っていますが、いつしか10歳年上の彼に恋心を抱いてしまいます。
本書は『塩の街』と『塩の街、その後』の二部構成で全10章ありますが、一つ一つがそれぞれの章にリンクしていて面白く読み終えられ、今後の活躍が期待できる完成度です。
長い間、「うどん屋」さんだったお店が、いつのまにか「韓国料理店」に変わり、覗いてみなくてはと気にしておりましたが、最近お食事処【吉珍】として新規開店しています。
基本的なお昼の定食は、A定食がおかず2品で(580円)、B定食はおかず3品で(700円)という設定です。
本日の日替わり定食は、「豚の生姜焼き定食」・「オムレツ定食」(各600円)です。
家で食べる機会がない「オムレツ定食」を選びました。
メインのオムレツ、中身の具材が一杯詰まっており、ミンチボール、大好きなきんぴらごぼう、そして鮭も野菜もたっぷりのかす汁という組み合わせで、十分にお得な内容でした。
「オムレツにケチャップいりますか?」
「キャベツのドレッシング2種類おいておきますね」
お店は年配のオネイサン二人で営業されており、やさしい心配りを感じました。
西多聞通には、おばちゃんのお店【ミスミ】もあり、お昼ご飯にどちらを選択するか、これから難しくなりそうです。
JR兵庫駅に近い不動産屋の<K社長>と、お昼ご飯を挟んでの打ち合わせがありました。
出向いた先は、喫茶【神戸一】さんです。
このお店、月曜日と木曜日には、ハンバーグ定食やミンチカツ定食等が(720円→550円)になり、また毎回内容が変わるスペシャルランチが特別に提供されています。
内装は喫茶店そのもののですが、ラーメンやカレーうどん、丼物まで食べることができ、「ランチ」と称していますが、朝の7時開店から閉店の夜9時まで、終日売り切れでない限り食べれますので、重宝するお店です。
K社長といただいたのはスペシャルランチの「エビフライ定食」(600円)です。
大きなエビフライが3本、キャベツの付け合わせもたっぷりでおいしく頂きました。
ご飯は、毎日自家精米しているという、にくい心遣いです。
食後のコーヒーも、ランチ客には(350円→200円)のサービスですので、ゆっくりとした気分で食事ができました。
冬の花の代表格の<シクラメン>は鉢植えとして人気がありますが、不思議な場所で見つけました。
某住宅の道路際の石積みの隙間に、元気に花を咲かせておりました。
どこから種が飛んできたのか、不思議な感じです。
園芸品種ですが、このような姿を見ますと野の花かなと見間違えそうです。
今年の干支の「うさぎ」から、模様が変わりました。
<花時計のシンボルとなるデザイン募集>で佳作入選された図案です。
「冬」というタイトルで、雪だるまが形取られています。
雪だるまの部分にはシロタエギクを1270株、全体的に赤と青のパンジーがそれぞれ870株使用されています。
雪だるまの体の部分は、全面的に白い方が目立つのではないかなと、眺めておりました。
『愛のむきだし』 (2008年)などで知られる<園子温>監督が、実在するいくつかの猟奇殺人事件にヒントを得て人間の狂気と極限の愛を描くサスペンス『冷たい熱帯魚』が、2011年1月29日より全国で公開されます。
小さな熱帯魚店を営む「社本」の家庭では、年頃の娘が若い後妻に反発しており、そのため彼と妻との関係にも亀裂が生じていました。そんなある日、彼は娘が起こした万引き事件をきっかけに同業者の「村田」と知り合います。やがて「村田」の事業を手伝うことになった「社本」は、利益の大きい高級魚の取引を持ちかけられます。それが、村田の悪逆非道な「ビジネス」と知り、同時に引き返せなくなる顛末への引き金となった。
「社本」役に<吹越満>、「村田」役に<でんでん>、「社本」の後妻「妙子」に<神楽坂惠>が扮しています。
新開地駅東口から、地上に上がるエレベーターまでの通路が、ギャラリーとして利用されています。
今回は、<靖 工房>の窪田靖子さんが【OSSAN】を主題にイラスト画と、3センチ立法の木片に【OSSAN】のいろんな表情の顔が描かれたオブジェが展示されています。
< OSSAN(おっさん)は、何もない取得のない非凡なキャクターです。
上昇志向もなく、リーダー性もなく、家族や仲間の幸せを思つつ、
穏やかな日々を過ごすことだけを考える、無力なキャラクターです。 >
作者のコメントですが、「それがどないしたんや」という、おっさんの声が聞こえてきそうです。
週末の金曜日ですので、いつもの【仙草】さんに出向きました。
今夜は珍しく、お座敷がいっぱいで賑やかです。
小さな子供さんを含む団体さんに、詩吟の会の打ち上げで、お店はてんてこ舞いの状況でした。
馴染みのお店ですので、気を利かして料理の注文は諦めました。
とりあえず、つきだしの「鯛の子の煮付け」で様子見ですが、少しの肴があれば呑めます。
ママさんが気を利かして、「豚足とごぼうの煮付け」が来ました。
どちらも好物ですので、紹興酒が進みます。
もうこの段階で、料理の注文は諦めモードに切り替えです。
「ゴメンネ」というママの暗黙の表情で、「落花生の塩ゆで」が来ました。グラスに注ぐ甕の紹興酒も残り少ない感触で、新しくキープして帰ろうと開き直って呑むことに。
子供連れさんが頼んだのでしょう、「ゴマ団子」を1個ママさんが持ってきてくれました。
揚げるときに、割れてあんこが出てしまったようで、黙ってカウンターに置いてくれます。
今夜は「突き出し」の小鉢物だけで通しましたが、詩吟の会の方とも面白い談話ができ、楽しい時間が過ごせました。
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