子供の頃から「始祖鳥」をなぜか嫌っている主人公<ナオミ>は33歳です。
一度結婚していますがすぐに離婚、風俗業やキャバクラの水商売で生計を立て、ここ最近は貯えていた貯金で世捨て人の生活をしています。
<ナオミ>は霊感が強いのか幽霊が付きまとい、「始祖鳥」ならぬ「死相鳥」に恐怖を覚え、「キッチンガーデン」は幸せの家庭の象徴と考えています。
ある日入店したタイ料理のお店に飾られていた半身が人間の形をした「ガルーダ」という鳥に興味を持ち、バンコクに旅立ちます。
<ナオミ>の目線で人生が語られ、「東京・バンコク・タイ・故郷」と壮絶な経験を通しての投げやり的な生き方が、妙に納得できる内容でした。
日曜日のお昼だからか、夏休みだからか、とにかく三宮の地下街にある<パスタのお店>にすごい行列が出来ていました。
多くは若い女性達で、根気の良さに感心してしまいます。
料理単価も安くはないようで、B級グルメ派としては敬遠です。
並んでまで食べたくなるほど味がいいのでしょうか、少しばかり気になります。
毎日が真夏日の昨今、お昼間に外を歩くのは地獄です。
一休みしようにも、街中でベンチを探すのが難しい時代になってしまいました。
御影石の立派なベンチがありましたが、なにやら役物タイルで等分割りされています。
一人づづタイル内に座れという意図だと思いますが、それにしてもあとから付け足された仕様のようで、ここまでしなければいけないのかと気になりました。
誕生日の夜は、ミナミのBAR【PROOF】で楽しいひと時を過ごしておりました。
明石からの仕事帰り、いつもの行きつけの立ち呑み屋【鈴ぎん:福寿】さんに顔出ししましたら、夜の部のオネイサン達からお誕生日のプレゼントを頂きました。
いつも良くしてくださるオネイサン達ですから、こちらが気を使わないといけないのに、恐縮してしまいます。
お返しが大変だなぁ・・・。
打ち合わせのため、JR西明石駅に出向きました。
明石と言えば、瀬戸内海で取れる「タコ」が有名なところです。
タコシャブもおいしいですが、なんと言っても出汁で頂く明石焼き(たこ焼き)がおいしいですね。
「タコ」のイメージが強い明石ですので、JRの改札口にも「タコ」がいました。
ゲートのところで、バタバタと開閉していて、面白いアイデアに、思わず笑ってしまいました。
お誕生日の夜をどこで過ごそうかと考えておりましたが、心斎橋にあるブログル仲間のお店【BAR PROOF】さんと決め、訪問してきました。
以前書かれていた佐藤マスターのマティニーのコメントに、「私はステアーなしです」と書き込んでおりましたので、「マティニー、ステアーなしとのセリフ、覚えてられますか?」と言えば、「えっ」というお顔。「ファルコンです」といえば、満面の笑顔で迎えていただきました。
わざわざMt.zakiさんにも連絡を入れていただき恐縮でしたが、おかげさまで楽しい夜を過ごせました。
いい記念の一夜になりました。
元デンヴァー警察署の刑事であり、今はイースト・コールファックス通の古書店経営者である<クリフォード(クリフ)・ジェーンウェイ>を主人公に据え、古書にまつわる事件を解明していくミステリーシリーズです。
シリーズ第一作目の『死の蔵書』は「ネロ・ウルフ賞」を受賞、本書は第5作目に当たります。
今回<クリフ>は、デンバーの資産家の馬主<ガイガー>が亡くなり、遺産相続のために20年前に死んだ妻<キャンディス>が生涯をかけて収集した蔵書の査定に出向きますが、彼女の死後に何者かによって盗まれた蔵書の行方を調べてほしいとの依頼で調査をはじめます。
古書にまつわる話題を主軸に、自ら厩務員の経歴を持つ著者だけに競馬界にも精通していますので、古書の世界と競馬の世界を行きつ戻りつしながら、行き当たりばったりの捜査が続く<クリフ>の調査にハラハラしながら、著者の複雑な伏線の世界に迷い込み、堪能する一冊でした。
恋人の弁護士<エリン・ダンジェロ>との関係もあやふやに終わりましたので、どうなるかは次作まで持ち越しです。
< ミッフィー生誕55周年記念 ゴーゴー・ミッフィー展@大丸神戸 >
普段と変わらない一日が始まりました。
8月19日、ついにゾロ目になる55歳の誕生日を迎えました。
昨年はどうしていたのかと、ブログをチェックしましたら、なんと何も投稿していない空白の一日でした。
知人の入院騒ぎでバタバタしていた時期と重なり、疲れて遅くまで居酒屋で呑んでいたと思います。今宵も、どこかの居酒屋さんに、一人で沈没かな。
知りませんでした、ミッフィーの誕生年が私と同じとは・・・。
<料理人季蔵捕り物帳>シリーズも、前作の 『おとぎ菓子』 に続き、本書で第8巻目になりました。
一膳飯屋塩梅屋の二代目主人として、四季折々の素材で料理を作り上げる描写は、江戸時代の世相を反映していて、読み応えがあります。
本書も4編の作品が連作でつながり、第6巻目の 『時そば』 では師走の落語会でしたが、本書では夏場の納涼会を舞台に元落語家の<長崎屋五平>が久しぶりに登場、「へっつい屋」や「三年桃」・「一眼国」などの噺に合う料理が展開されていきます。
いつも通り市井の事件が横軸に組み込まれ、今回は30年前に起こった押し込み強盗の盗品が現れ、当時下手人とされていた浪人は無実ではないかおもいながら死んでいった岡っ引き<善助>の娘<お美代>が、父のおもいを継ぐように娘岡っ引きとして活躍します。
細かい描写の江戸前料理の面白さと、人情味あふれる登場人物たちが生き生きとしている動きに引き込まれながら、最後まで一気に読める内容でした。
6月半ば、いつも行く立ち呑み屋さんの店長さんとオネイサン達、ブログル仲間のMSHIBATAさんと楽しく会食して以来、2か月振りの訪問になりました。
久しぶりの訪問にも関わらず、ママさんの明るいお出迎えで、しかも一杯目のビールを注いでいただき恐縮してしまいました。
今回は、「鶏ステーキ御膳」(800円)を選びました。
炙り焼きの鶏が、で〜んとステーキ皿に盛られ、これまた内容の多いお昼ご飯でした。
炙り焼きの鶏肉の下には、ガーリック醤油味の玉ねぎがこれでもかと隠れています。
カレースパゲッティ、いんげんとサツマイモの付け合わせ共々、おいしく頂きました。
みそ汁は、なんとかき揚げ入りで、これまた驚きの味です。
毎回、アイデアに富んだ変化技を見せつけられる【庵珠】のランチです。
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