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コロナの生きる時間と思うこと

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コロナの生きる時間と思うこと
新型コロナウイルスが生きられる時間は場所によって異なります。

空気中(厳密には、空気中を浮遊する微小な液体か固体の粒子である「エアロゾル」の状態)では
最高3時間

銅の上では
最高4時間

ボール紙(厚紙)の上では
最高24時間

プラスティックやステンレスの上では
最高2~3日

結論
テーブル、ドアノブ、電気のスイッチ、カウンター、ハンドル、机、(携帯)電話、キーボード、タブレット、タッチスクリーン、リモコン、トイレ、シンク、蛇口などは頻繁に拭くなどして常に清潔を保ってください。

さて、4月9日現在、東京都の感染者が新たに181人増えたとのニュースを見ました(前日は144人)。まだ増えていくだろうと思います。検査人数が増えていますので、感染者数が増えていくことは最初から容易に想像できました。他国がこれほど苦しんでいるのに、日本だけ極端に感染者数(と死者数)が少ない方が不自然です。新型コロナウイルスが蔓延する前には、日本に大勢の外国人観光客が来ていましたし、同様に外国旅行に行く日本人も多くいました。数カ月前のことではあるにせよ、感染者の8割が無症状および軽症者ですから、知らずに自然完治した人も多いでしょうし、その人たちから感染が続いてるとも考えられます。だから今も、目に見えない感染者はたくさんいると思います。それが検査数の増加により、露わになっただけです。

緊急事態宣言が出されたことにより、全国的に外出者数が減ったようです。しかし、そもそも大都市圏で出歩く人の数は膨大です。それを基準に50%、60%減ったとしても、実数はまだまだ多いと思います。今日のニュースで見た山手線の駅では、大勢の人が乗降していました。インタビューされた会社員が、「いつもより減っています」と言っていましたが、確かに減っているのでしょうが、アメリカから見るとまだ多いです。

でも、どうしても出なければならない理由があるのは分かります。仕事です。これは個人ではどうしようもできません。会社でしかできない仕事があるでしょうし、そもそも自宅勤務のシステムがない会社もあると思います。でもそれは後で考えるとして、今は人命最優先。企業が完全に社員の外出を止めないと危険です。緊急事態宣言が出た都府県の個人経営のレストランや商店はたくさん閉店しているようです。ならば、経営の心配は大きな企業も含めてみんなで痛み分けです。

今の日本には、ウイルスの感染予防よりも拡散防止と死者を増やさないことが重要です。重篤な人の命を救うのは医療従事者にしかできませんが、重篤者を減らすのは一般人にもできます。ウイルス拡散を防止し感染者を減らすこと、つまり家にいることです。もうこれに尽きます。アメリカでも、ウイルス終息の最良の方策として、「とにかく家にいろ、人と接触するな」の一点張り。ワクチンがないのですから、もうこの方法しかありません。

画像の情報ソース
National Institutes of Health, CDC, UCLA and Princeton University scientistsの共同研究から
https://laist.com/
https://www.cdc.gov/
https://www.afpbb.com/articles/-/3274379

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国名
感染者数 死亡者 回復者数
(4月9日午前12時45分現在)

アメリカ
43万2,438人(最多) 1万4,808人 2万4,125人

スペイン
14万8,220人(2位) 1万4,792人 4万8,021人

イタリア
13万9,422人(3位) 1万7,669人 2万6,491人

ドイツ
11万3,296人(4位) 2,349人 4万6,300人

フランス
8万3,080人(5位) 1万887人 2万1,461人

日本
4,667人(30位) 94人 632

Johns Hopkins University & Medicine, Coronavirus Resource Center
https://coronavirus.jhu.edu/

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ロサンゼルス、非医療系のEssential Businessにマスク着用を義務化

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ロサンゼルス、非医療系のEss...
本日4月7日(火)、2月に撮影したお客様の納品物を郵送するため郵便局に行きました。郵便局はEssential Businessなので通常通り営業していますが、職員はもちろんのこと、お客さんの9割がマスクを着用。マスクの習慣がほぼ皆無だったアメリカ人の行動意識が変わっていました。

新型コロナが蔓延して今日初めて郵便局に行ったわけですが、あらためてここが感染リスクの高い場所であることを認識しました。客もスタッフもSocial Distanceを保っているとはいえ、日本でいう「三密」に近い環境です。

しかし、こうしたEssential Businessが動いているおかげで、私たちの生活は維持できています。そして、医療従事者はもちろんですが、食料品店にしてもドラッグストアにしても郵便局にしても、不特定多数を相手に働いている非医療系のEssential Business従事者もみな命がけだと思いました。あらためて見ると、本当に危険な環境なのですから。列に並んで彼らの仕事を見ていると、市民生活を維持するために前線で働く彼らへの感謝の気持ちが湧きあがりました。ありがとうございます。

さて、本日行われたエリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長の定例会見で、マスク着用について重要な発表がありましたのでお知らせします。

今週金曜日(4/10)の午前0時から、食料品店やドラッグストア、レストラン、ホテル、タクシー、UberやLyftなどのライドシェア、工事現場など、非医療系のEssential business従事者に対し、就業中のマスク着用が義務付けられます(鼻と口を覆うタイプのマスク)。また、雇用主は従業員にマスクを提供するか、マスクの購入費を支払わなければなりません。さらに、従業員、ビジター、顧客間のSocial Distance確保を徹底するとともに、従業員に対して石けんやサニタイザーを常備した清潔なトイレの提供、および30分ごとの手洗いを許可するよう指示しました。

ガルセッティ市長は、この命令を出すのになぜ時間がかかったのかの質問に対し、マスク不足が続いていたためとし、現在は十分に行きわたる供給能力を確保できたと話しています。また、アメリカでは食料品店で働く人が多く新型コロナに感染し死亡している現状を踏まえ、緊急施行に至ったとしています。

一方、こうした非医療系のEssential Businessを利用する一般客についても、これらのサービスを利用する際にはマスクの着用を義務付けました。もしマスクを着けずに訪れた場合、ビジネス側(店舗や現場)がサービス提供を拒否できるようになるとのことです。

本日の会見は下のリンクにあります。ご覧になって正しく内容を理解してください。
https://corona-virus.la/

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国名
感染者数 死亡者 回復者数
(4月7日午後7時45分現在)

アメリカ
39万8,809人(最多) 1万2,895人 2万2,461人

スペイン
14万1,942人(2位) 1万4,045人 4万3,208人

イタリア
13万5,586人(3位) 1万7,127人 2万4,392人

フランス
11万70人(4位) 1万343人 1万9,523人

ドイツ
10万7,663人(5位) 2,016人 3万6,081人

日本
4,257人(30位) 93人 622

※Johns Hopkins University & Medicine, Coronavirus Resource Center
https://coronavirus.jhu.edu/

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手洗いはHappy Birthday を2回歌う

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手洗いはHappy Birth...
外国に住んでいると、新型コロナウイルスに対する日本人の姿勢・様子はとても危険に見えます。外出の自粛ムードが広がりつつあってもです。「アメリカの方が断然ひどい状況じゃないか」という反論はあるでしょう。しかし、今アメリカ人は外に出ていません。実に国民の9割(約2億9,000万人)が自宅待機命令下で生活しています。普段人が集まるところはほぼ閉鎖。極端な話、スーパーやドラッグストア以外行くところはありません。

カリフォルニアに自宅待機命令が出たのは3/19。すでに19日間も人の動きが抑制されています。それでもまだ感染者と死亡者は出ています。でも、同令の施行が遅かったら被害者の増加期間はさらに伸びていると思います

確かに日本の方がアメリカより感染者と死亡者の数は少ないですが、日本は今も人の動きがある以上、アメリカより感染リスクが高いのではないか、それが本当に心配なのです。

さてついに、日本政府は「緊急事態宣言」を出しました。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県限定ですが、これにより全国的に危機意識が高まり、人の流れが抑制されることを願います。新型コロナは人感染が主であるため、至近距離で往来・接触する人の数が減ることは、感染・拡散の防止に効果的です。通勤などで外出せざるを得ない人はいるでしょうが、外の人が減ればSocial Distanceが確保しやすくなり、感染速度は鈍化すると思います(素人考えですが、きっとそう)。

あと重要なのが手洗いです。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、感染防止の有効策として手洗いを奨励しています。CDCによると、ウイルスやバイ菌がうつるのは、

●洗っていない手で目や鼻、口を触った時
●洗っていない手で飲食物を用意したり摂取したりした時
●汚染された(汚れた)表面や物に触った時
●鼻をかんだ手や咳・くしゃみを押さえた手で、誰かの手や(多くの人が触れる)物に触れた時


だそうです。そして有効な手洗いのタイミングが、

●食事を用意する前、最中、後
●食事の前
●嘔吐や下痢症状のある人の介助をする前と後
●切り傷や外傷を治療する前と後
●トイレに行った後
●おしめを変えた後や、用を足した幼児を拭いた後
●鼻をかんだり咳やくしゃみをしたりした後
●動物や動物のエサ・フンなどに触れた時
●ペットのエサやおやつを扱った時
●ゴミに触れた時
★ドアノブやテーブル、ガソリンの給油ハンドル、ショッピングカート、セルフレジの画面など、公共の場で不特定多数の人が頻繁に触る場所に触れた時
★自分の目、鼻、口を触る前


です。特に★は、新型コロナの感染予防において特に重要としています。

【手洗いの方法】
①きれいな水道水(冷温不問)で手を濡らし、石けんを付ける
②両手をこすり合わせて石けんを泡立て、手のひら、手の甲、指の間、爪の間をよく洗う
③両手をこすり合わせながら、最低20秒以上洗い続ける。時間の目安は、「ハッピーバースデー」を2回歌いながら洗う
※実際に2回歌ってみたら約30秒かかりました。最低20秒ですから、2回分歌えば大丈夫ということでしょう。
④きれいな水でよく洗い流す
⑤清潔なタオルで拭くか、温風のエアタオルなどで手を乾かす

Source
CDC(Centers for Disease Control and Prevention)
https://www.cdc.gov/handwashing/when-how-handwashing.html

国名
感染者数 死亡者 回復者数
(4月7日午前2時現在)

アメリカ
36万8,449人(最多) 1万993人 1万9,919人

スペイン
13万6,675人(2位) 1万3,341人 4万437人

イタリア
13万2,547人(3位) 1万6,523人 2万2,837人

ドイツ
10万3,375人(4位) 1,810人 3万6,081人

フランス
9万8,984人(5位) 8,926人 1万7,429人
.
.
.
日本
3,906人(31位) 92人 592人

※Johns Hopkins University & Medicine, Coronavirus Resource Center
https://coronavirus.jhu.edu/

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布マスクは他人のため

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布マスクは他人のため
ガルセッティ・ロサンゼルス市長(写真左)は昨日の会見で、正式にロサンゼルス市民全員にマスク着用を奨励したことはすでにお知らせしました。本日(4/2)の会見には、ロサンゼルス郡保健局のディレクター、バーバラ・フェラー氏(写真中央)が同席し、さらに踏み込んで説明しています。

市長はマスクを以下の3つに分けています。

① 微粒子用の高性能マスク
② Surgical Mask
③ Face Covering

①は、「N95マスク」に代表されるタイプで、ウイルスを含んだ飛沫の侵入を防御できる高性能マスクです。市長はこれを医療の最前線で働く人向けの医療用マスクとし、一般人がこれを買い求めるのはやめるよう要請しています。

②は一般的な医療用マスクです。左右についたひもを耳にかけ、顔にフィットさせるためのひだが入ったフィルター部分で鼻と口を覆うものです。一般的に日本で普及している形に似ていますが、日本のものがサージカルかどうかはわかりません。このマスクは、①までの性能を必要としない医療従事者や、一般のセントラルビジネス(スーパーやドラッグストア、ナーシングホームやシェルターなど)の従事者に使ってほしいとし、これも一般人の購入はやめるよう要請しています。

③は一般人向けのマスクです。マスクと訳していいのかどうかわかりませんが、要は“鼻と口を覆うもの”という意味です。バンダナやハンカチなどの布を利用した手製のものでいいとしています。このタイプ(Face Covering)は、自分の飛沫を自分に向けることを目的としています。つまり、自分への感染防止ではなく、他人への拡散防止が目的です(←ここ重要)。

フェラー氏は、「数週間前はロサンゼルス郡保健局も公式にFace Coveringを奨励していなかったが、それは無症状感染者による拡散の事実が明確でなかったため」とし、現時点ではFace Coveringは有効と話しています。また、自分への感染防止のみならず、他人への拡散防止にも責任を持ってほしいと語っています(←ここも重要)。

またガルセッティ市長は、「無症状感染者が無自覚でウイルスを広げていることは様々なデータからわかっており、これを抑えるにはSocial Distancing(社会的距離の確保)や自宅待機が有効であるが、Face Coveringを加えることでより効果的となる」と、この発表の理由を話しています。ただし、Face Coveringをしたからといって外出していいのではなく、引き続き自宅待機命令に従うよう指示しています。

さて、今日の注目点は、ロサンゼルス郡と市が統一メッセージとして布製マスク(Face Covering)の着用を奨励したことだと思います。布製マスクについては、WHOはいかなる状況でも勧めないと発表しています。また報道によると、CDCはこれまでの方針を一転しマスク着用の勧告を検討してはいるようですが、まだこれについての言及はありません。そんな中、ロサンゼルス郡と市が先行した形です。

両氏とも力説しているのは、ウイルスの感染防止ではなく拡散防止です。つまり、自分ではなく他人に重点を置いた政策というわけです。布マスクは、感染防止としては意味がないことは私のような素人でも容易に想像できます。しかし、「自分の飛沫は自分に向ける」というウイルス不拡散の基本姿勢を考えれば、布製マスクは大いに有効である気がします。実際、日本でも「人にうつさない」という意味では効果的とする専門家は多いようです。

日本では今、安倍首相による「布製マスク2枚配布」政策への異論や失笑が巻き起こっているようですが、それは感染防止の観点からしか考えていないためかもしれません。布製マスクには感染拡大の防止効果はあるようですから、感染爆発や医療崩壊の回避を視野に入れた政策なのであれば、そこをきちんと話せばいいと思います。

念のため、首相官邸ホームページ「新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)」(https://www.kantei.go.jp/) を確認したところ、配布理由について「布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で極めて有効であると考えております。(中略)店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、国民の皆様の不安解消に少しでも資するよう、速やかに取り組んでまいりたいと考えております」と書いてあります。

これだと、感染防止の観点で考える人には説得力がないと思います。まずはウイルス拡散防止への意識改革だと思うのですが、だからこそ布マスク配布に大金を投入しなくても、ガルセッティ市長やフェラー氏のように「みなさん、自分で布製マスク作ってください。でもそれはあなたの感染防止ではなくて、他人への拡散防止です。意識を変えましょう」ってお願いしたらいいと思うのですが、どうでしょう?

今日(4/2)の市長の会見は下のリンクにあります。ご覧になって正しく内容を理解してください。
https://corona-virus.la/

いつも長文を読んでいただき、ありがとうございます。

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新型コロナ危機の中の和み

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新型コロナ危機の中の和み
この写真は今日(4/1)、私の住むオレンジカウンティーを中心に店舗展開する食料品店「Mother's Market & Kitchen」で撮ったものです。ここは、店内で買ったものを食べられるようカウンター席が設置されています。しかし現在は州全土で店内飲食が禁止されているため、座席部分が撤去されています。本来であれば脚だけむき出しになっているはずなのですが、そこはアメリカ人的超~ナイス対応。紙袋に顔を手描きし被せてあるのです。そして絵の下に「Love each other」「Be happy」のセリフ。はぁ~、この緊張した中でなんて和むのでしょう…。これが10脚ほど並んでいるのを想像してください。アメリカ人のこういうセンス、最高に好きです。

さて、本日のCounty of Los Angeles Public Healthの発表によると、ロサンゼルス郡では昨日比で513人の感染者と11人の死亡者が新たに出ています。これまでの人数推移から、他人にウイルスを拡散してしまう無症状感染者がかなりの数に上っている可能性を指摘。CDC(Centers for Disease Control and Prevention)の新ガイダンスも、「我々ひとりひとりが無自覚で他人に感染させる可能性があることを常に警戒するべきである」としています。

私は今日も、エリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長の会見を見ていました。その中で、いくつかアップデートがあったのでご紹介します。

1. マスクについて
ガルセッティ市長は、公式に市民にマスク着用を要請(推奨)しました。市長は、「すべての市民に対し、外出時や誰かと接する時は常にマスクの着用を勧めます」と明言。「今後、我々は州や専門機関から(マスク使用の)要請があるでしょうが、彼らはまずCDCからの要請を待っています。しかし私はこれ以上待つことはできません。1%でも10%でも50%でも有効であることは実行すべきです」と語っています。

ただし、(鼻と口を完全に防御するタイプの)医療用マスクは医療の最前線に従事する者に確保すべきとし、一般人はバンダナやハンカチ、手作りマスクなど、布製のマスクで対応するよう要請しています。

また、市は医療用・非医療用のマスクを確保するために関連業界と提携。一般向けの布製マスクについては、400社におよぶ地元の衣類・アパレル製造会社からマスク製造の申し込みを受け付け、うち147社が条件を満たしました。これにより、毎週200万枚の布製マスクの生産能力が確保できるそうです。

ただ、WHOはどんな状況下においても布製マスクの使用を勧めないと明言しているようですね。一方、アメリカのCDCは米国民にマスク着用の勧告を検討しているとか。マスクに対するWHOとアメリカの意見が違ってくるのか、今後の動向が気になるところです。

2. ファーマーズマーケットについて
前のポストで紹介したファーマーズマーケットの一時停止についてですが、3/30の会見後各運営団体から多くの安全プランの提出があったそうです。市による審査を経て、現時点で24のマーケットに運営再開の許可が下りています。下のリンクにマーケット情報がありますので、開いているのを確認してからお出かけください。
http://streets.lacity.org/covid

3. 「さすがアメリカ」と思った話題
最後に一般生活には関係ありませんが、個人的に驚いた情報をひとつ。コロナ危機による営業停止命令に従わず、度重なる警告を無視して運営を続けていたビジネスが8件あるそうです。市長はそれらに対し法的措置を進めているとし、さらにロサンゼルス市水道電力局に、当該ビジネスの水と電力を止めるよう命令を出した模様。さすがアメリカ。毅然としていますね。

今日(4/1)の市長の会見は下のリンクにあります。ご覧になって正しく内容を理解してください。
https://corona-virus.la/

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新型コロナ:ロサンゼルスのこれまでのまとめ

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新型コロナ:ロサンゼルスのこれ...
以前の投稿と重なるところもありますが、新しい情報も入れつつ、現時点までのロサンゼルスの状況をまとめてみました。

【Stay at Home Order(自宅待機命令)について】
米国西海岸時間3月19日、カリフォルニア州全土に「Stay at Home Order」(自宅待機命令)が出されました。同日にロサンゼルス市でも同様の法令が施行されましたが、こちらは「Safer at Home Order」という名前で出されています。名称は異なりますがどちらも同じ内容で、違反者には罰金ないし禁固刑が科されます。基本的な内容は以下の通りです。

●自宅で待機する(外に出ず、他人との接触をやめる)
●外出は、生活(あるいは命)の維持に必要不可欠なサービスを受ける時のみに限定する
●他人との距離は 6 フィート(約 1.8 メートル)以上確保する
●集団にならない

同法発令後もアメリカの感染者と死亡者の数は急増しています。それに伴い、いろいろな規則が追加施行されています。その代表例が以下のものです。

●ロサンゼルス市内の政府が指定したCentral Business(スーパーや病院、公共交通機関など生活に不可欠なビジネス)以外のすべての商業サービスの停止(レストランは店内飲食は禁止で、持ち帰りおよび配達はOK)
●ロサンゼルス郡管理の公園やトレイル、バスケットボール場や球場、サッカースタジアムなどのスポーツ施設、その他すべての公共施設の閉鎖
●公共の娯楽施設、アミューズメント施設、商業モールの閉鎖
●ビーチやビーチに続くトレイル、ビーチ併設の公共駐車場の閉鎖

これ以外にもいろいろあります。「Stay at Home Order/Safer at Home Order」を日本で「外出禁止令」と訳しているメディアが散見されますが、これは違います。禁止されているのは、日本でもキーワードになっている「不要不急」の外出。自分あるいは家族や知人の命を維持(確保)するために必要な外出であれば許可されています。以下がその例です。

●食料品店、コンビニ、日用雑貨店に生活必需品を買いに行くこと
●必要な薬や医療品の入手・受け取りのために薬局に行くこと
●予約している診察を受けに病院に行くこと
●テイクアウトやデリバリー、ドライブスルーサービスを提供するレストランに行くこと
●家族や友人のケアおよびサポートをしに行くこと
●散歩や自転車、ハイキング、ジョギングなど、エクササイズのために自然に出ること(ただし他人との間隔は6フィート以上空けること)
●ペットを散歩に連れていったり、ペットを獣医に連れていったりすること
●必要物資の入手が必要な人を手伝うこと

それに対してやってはいけないことは以下の通りです。

●同法令により活動が許されていない業種(会社)で働くこと
●緊急を要しないにもかかわらず、家族や知人宅に訪問すること
●他人との間隔が6フィート以上確保できない場所に出る(行く)こと
●必要不可欠な目的以外でロサンゼルス市外での仕事や旅に行くこと、またはそこから市内に戻ってくること
●ロサンゼルス市外への別荘に行くこと、またはそこから市内へ戻ってくること
●病院やナーシングホーム、看護施設などに入院(入所)している人に面会すること
●複数人(あるいはグループ)でビーチに行ったり、団体競技(スポーツ)を行ったりすること
●人数に関係なく、何かしらの屋外活動に従事すること

【全米で2億人以上が自宅待機している現状】
現在は、27州で自宅待機命令が出されており、実にアメリカ国民の約2/3の2億2500万人が自宅待機を余儀なくされています。ロサンゼルスで同法令が施行されてそろそろ2週間経ちますが、その間私は食料品購入のために3日しか家を出ていません。日本の自粛とは異なりこちらは法令ですので、徹底して外出が制限されています。しかし、市民は驚くほど従順に規則に従っています。また、ほとんどの一般の企業が自宅勤務に切り替えていますので、町には人はいません。普段渋滞がひどいロサンゼルスのフリーウェイも、別世界のように空いています。私は平常時であればほぼ毎日外出し、スタバのコーヒーひとつにしても何かしらの購買活動をしていました。また、フリーランスの写真家として仕事をする私は自由にビジネス活動を行い、生活のための収入を得ていました。しかし今やそれが全くできません。各々環境は違えど、今のアメリカでは2億人以上の人の動きが止まっているわけですから、よく「経済に与える影響は甚大」とさらっと耳にするこの言葉の意味が実感としてよくわかります。

【ロサンゼルスの準備態勢】
ニューヨークは患者数が極端に多く、医療崩壊の回避が急務とされています。重篤患者に必要な人工呼吸器の不足が始まっており、医療スタッフも患者の急増で人材不足になっているようです。ロサンゼルスはまだそこまでひどくはありませんが、だからこそ先手先手で準備を始めています。

その一つが、3月28日にロサンゼルス港に到着した巨大船マーシー号(U.S Naval Hospital Ship MERCY)です。日本でも報道されていましたが、これは約800人の医療関係者と12の手術室(完全装備)や1000の病床、放射線科施設、医学研究所、酸素生産工場などを擁する海軍所有の巨大な病院船です。マーシー号の目的は新型コロナウイルス感染者を受け入れることではなく、それ以外の患者を受け入れることでロサンゼルスの医療機関の負担や不足、運営麻痺など、医療崩壊を回避することです。マーシー号はロサンゼルスで最大規模の病院で、すでに3月30日から稼働しています。ニューヨークにも同様の病院船「コンフォート」が派遣されています。また、ニューヨークでは病床が足りなくなることを考えて、セントラルパークにテントで作った「野営病院」の建設が始まっています。

その他、市内のホテルやモーテルに部屋(ベッド)の提供を求めているほか、ダウンタウンにある巨大なコンベンションセンターにベッドや医療機器を入れ込んで病院として利用する計画も進められています。さらに、ロサンゼルスに限ったことではありませんが、この先の人工呼吸器不足の可能性を受け、大手自動車メーカーのフォードが3月30日、今後100日以内に人工呼吸器を最大5万台生産すると明らかにしています(その後は毎月3万台の生産予定)。

【現状のまとめ】
現在、ロサンゼルスは完全に止まっています。どこも行くところはありませんし、人の動きもありません。経済活動も滞っています。いつまで続くか分かりませんが、今も感染者や死亡者が増加し続けていることや自宅待機命令が4月30日まで延長されたことなどを考えると、少なくとも最低1カ月はまだこの状態が続くものと思われます。

アメリカは個人主義の国で、日本人に比べると好き好きに行動しているイメージがあると思いますが、一連の新型コロナ対策に対しては驚くほど従順に法令や規制に従っています。学校閉鎖にしても一気に、しかも突然始まりました。日本では「保護者の負担が増える」「全国一斉にする必要はない」などたくさんの異論・反論が出たようですが、アメリカでは誰もそんなことは言わず、強制的に休校が始まりました。アメリカが最も優先して考えることは「救命」(Save lives)です。今の生活が不便になることは当たり前で、その不便を我慢しないと命が奪われてしまうという考え方です。

つい最近まで、日本の方が新型コロナに対しての対策や国民の心構えはアメリカに先行していました。しかしここ数週間で、アメリカは一気に戦闘モードに突入。被害状況も日本より明らかに悪化し、今となっては逆にアメリカの方が先行して矢継ぎ早にいろいろな対策を講じています。アメリカはこういう時本当に早いです。法令ひとつとっても急に発表され、その夜から施行というように目まぐるしく動いています。

日本もまだまだ油断できないと思いますので、皆さまにおかれましてもくれぐれも気をつけてお過ごしください。

アメリカにおける
感染者数:18万9,633人
死亡者数:4,081人
快復者数:7,136人
※4月1日午前12時55分現在(ロサンゼルス時間)
Johns Hopkins University & Medicine
https://coronavirus.jhu.edu/

ロサンゼルス郡における
感染者数:3,011人
死亡者数:54人
※3月31日正午現在(ロサンゼルス時間)
County of Los Angeles Public Health
http://publichealth.lacounty.gov/

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コロナ対策の要は「頭と心を使うこと」

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コロナ対策の要は「頭と心を使う...
エリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長は、新型コロナウイルスについて毎日何かしらの発表や報告を出しています。私は本日(3月30日)も発表を見ていましたが、その内容はざっと以下の通りです。

●押しボタン式の歩行者用信号の自動化(手で触れなくてもいいように)。すでにダウンタウン地域では自動化に移行中
●感染者が増えた時のことを考えて、ホテルやモーテルに部屋(ベッド)の提供を依頼
●ファーマーズマーケットに対し安全プランを提出させ、その内容を確認するまで一時的に運営禁止
●(コロナ危機による支払い延滞などによる)立ち退き猶予措置の拡大
●賃貸物件の家賃引き上げを一時保留
●その他

ファーマーズマーケットについては、運営側から買い物客同士の距離を確保するなどの安全計画を提出させ、その安全性が確認されれば再開を決めていくようです。市長は、完全閉鎖ではなく再開を前提とした一時閉鎖にした理由として、ファーマーズマーケットは食料品を販売する必要不可欠なビジネスであるとともに、この閉鎖により一般の食料品店が混雑するのを避けたいためとしています。

そのほか、閉鎖命令を拒否して運営を続ける46のビジネスに対し、このまま事業を継続するのであれば法的措置を取ると警告。また、自宅待機命令により交通量が減ったため、スピード違反が増えていることへの懸念などを示しました。なお、下のリンクに今日の会見動画がありますので、そちらから内容を正しく確認してください。
https://corona-virus.la/

さて、会見中市長がさらっと発言した言葉で、私の心に残ったものがあります。

「命を守るために自宅にいてください。買い物をするにしても、みんなで行かず一人で行ってください。頭と心を使うのです。これは命にかかわることなのですから」(写真内の英語)

頭と心を使う…。

とても説得力のある言葉であり、新型コロナに対する重要な基本姿勢だと思います。

昨日、動画サイトで「日曜報道 Prime Time」を見ていました。ゲストに木村太郎さんが出演しており、西村康稔コロナ担当相を交えて議論が展開されていました。番組の終盤で木村さんがこう言いました。

「トランプ大統領がね、うまいこと言ったんですよ。記者会見でインタビュアーが『自宅待機している子供に何て言えばいいのか?』と質問すると、『これは戦争だ。そして君は兵士だ。兵士として家にいてくれ。そうすることでウイルスと戦っていることになる』と。」

この発言の真偽を確認するためにネット検索をしましたが見つからず、その後動画も消去されたため、トランプ大統領の原文通りではなく私の理解を含めた表現になっていることをお断りしておきますが、意味は確かこんな感じでした。

戦争や兵士に例えることに異論があるかもしれませんが、言い得て妙です。アメリカでは、コロナに対して一気に戦闘モードに入っており、国民のほとんどが驚くほど静かに国や郡、市の命令に従ってコロナと戦っています。

このウイルスの怖さは、簡単に感染が拡大することです。だから、拡散させないことがウイルスに対する最も有効な攻撃と言えます。しかし、感染しても8割の人が無症状ないし軽症で済むため油断が大きく、外出などによって本来であれば健康に生き続けられるはずの人に感染し、命を奪ってしまうのです。「自分が感染しないため」に外出しないと考えるのはもちろん間違いではありませんが、「他人にうつさないため」と考える意識改革こそ新型コロナとの戦いに重要な姿勢だと思います。まさにガルセッティLA市長の言う「頭と心を使う」ことであり、トランプ大統領の言葉にもつながるでしょう。

志村けんさんが亡くなりました。世代を超えて親しまれていたコメディアンだけに、日本人の喪失感は計り知れません。私もここアメリカで彼の逝去を知った時は声を出して驚き、身内を亡くしたかのような何とも言えな悲しみに襲われました。志村さんが亡くなる前の先週末、小池都知事の呼びかけもあったせいか日本ではさすがに人出が少なかったと聞きました。また、日本人のほとんどが志村さんの死でこのウイルスの怖さを実感し、一気に他人ごととは考えられなくなったと思います。

しかし、3月30日月曜日の様子を報道した日本の番組では、平時よりは少ないとはいえ通勤客で混雑する駅や多くの人が闊歩する飲み屋街の話題を取り上げていました。もちろん日本人全員ではないとは思いますし、全国的でもないと思います。また、若い人でも自粛している人がいるでしょうし、年配の方でも気にせず外出している人はいるでしょう。ただ、日本社会全体がまだ通常に準じた動きをしている様子はやはり危なっかしく、正直私は見ていられませんでした。

全米の感染者数:16万4,620人
死亡者数:3,170人
快復者数:5,943人
※3月30日午後11時現在
Johns Hopkins University & Medicine
https://coronavirus.jhu.edu/

ロサンゼルス郡の感染者数:2,474人
死亡者数:44人
※3月30日午後12時現在
County of Los Angeles Public Health
http://publichealth.lacounty.gov/

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マーシー号、ロサンゼルスに到着

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マーシー号、ロサンゼルスに到着
アメリカ西海岸時間3月29日(日)午前12時30分現在、アメリカにおける新型コロナウイルス感染者数は12万4,686人で世界最多。死亡者は2,191人出ています。どちらも増加の一途をたどっており、感染者数にいたっては、数日まで世界最多だった中国との差がどんどん広がっています。

アメリカに住んでいるので、アメリカの深刻さは十分わかります。だから外には出ていません。今週末はさすがに自粛ムードが広がったという日本ですが、それでもまだまだ日本の深刻さは足りていないと思います。

アメリカに次いで感染者数が多いイタリアは、感染者が9万2,472人で死亡者数は1万23人。スペインは感染者7万3,235人、死亡者5,982人となっています。確かに感染者数だけを見ているとアメリカの方がひどいのですが(実際ひどいですが)、人口の観点から考えると、アメリカの人口が3億3000万人なのに対し、イタリアは6000万人、スペインは4600万人です。イタリアやスペインがいかに悲惨かがわかります。両国とも亡くなった方の実数はアメリカよりも多いですから、この疫病に対する不安と恐怖は想像を絶するものだと思います。次いで感染者が多いドイツやフランスも同様でしょう。

国名 人口 感染者数 死亡者数
アメリカ 3億2,700万人(世界最多) 12万4,686人 2,191人
イタリア 6,000万人(2位) 9万2,472人 1万23人
スペイン 4,600万人(4位) 7万3,235人 5,982人
ドイツ 8,300万人(5位) 5万7,695人 433人
フランス 6,700万人(6位) 3万8,105人 2,317人
John Hopkins University & Medicine, Coronavirus Resource Center
https://coronavirus.jhu.edu/

とはいえ、アメリカも深刻なのは変わりません。ニューヨークの医療現場は非常事態にさらされています。アメリカでは現在、25州で「自宅待機命令」が出されています(30日までには27州になる模様)。実にアメリカ国民の約2/3の2億2500万人が自宅待機を余儀なくされている計算になります。ロサンゼルスで同法令が施行されてそろそろ10日ほど経ちますが、その間私は食料品購入のために2日しか家を出ていません。平常時であればほぼ毎日外出し、スタバのコーヒーひとつにしても何かしらの購買活動をしていました。また、フリーランスの写真家として仕事をする私は自由にビジネス活動を行い、生活のための収入を得ていました。しかし今やそれが全くできません。妻は日本食レストランのサーバーですが、こちらも今は全く仕事ができず、二人で無期限の無収入生活を送っています。各々環境は違えど、アメリカでは2億人以上の人の動きが止まっているわけですから、よく「経済に与える影響は甚大」とさらっと耳にするこの言葉の意味が、実感としてよくわかります。

28日、ロサンゼルス港に巨大船マーシー号(U.S Naval Hospital Ship MERCY)が到着しました。これは、約800人の医療関係者と12の手術室(完全装備)や1000の病床、放射線科施設、医学研究所、酸素生産工場などを擁する海軍所有の巨大病院船。ガルセッティLA市長によると、マーシー号がロサンゼルスで最大の病院となるそうです。マーシー号の役割は、新型コロナウイルス感染者の受け入れではありません。それ以外の患者を受け入れることで、ロサンゼルス市内の医療機関の負担や不足、運営麻痺などを回避することを目的としています。医療崩壊の回避です。

余談ですが、マーシー号は原油や石油製品の大量輸送を目的に造られたスーパータンカーで、1980年代に病院船に改造されたものだそうです。

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LAにおける「Safer at Home Order」の目的、およびでやっていいこと・ダメなこと

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LAにおける「Safer at...
ロサンゼルス時間3月27日午前0時現在、アメリカにおける新型コロナウイルスの感染者数は85,991人。すでに世界最多となっています。死者数は1,296人。2日前は感染者が55,222人(世界第三位)で、死者数が797人でしたから、ここ数日間の急激な増加と悪化に、アメリカは今までにない不安を感じています。

去る24日、エリック・ガルセッティLA市長はこう表明しています。

We’re all safer at home, and that’s not a suggestion. Refusing to follow it isn’t brave or funny - it’s stupid and could wind up killing you or someone else. Angelenos are doing an extraordinary job of staying in their homes, and we won’t tolerate the selfish behavior of a few who unnecessarily put our community at risk.

訳:我々は自宅にいることでより安全が確保できます。これは提案ではありません。法律です。これに従わないことは、勇敢なことでなければ愉快なことでもありません。自分のみならず他人をも死に至らしめる可能性さえある愚かなことです。ロサンゼルス市民は今、自宅で待機するというこれまで経験したことのない責務を遂行しています。にもかかわらず、自分勝手な行動によってコミュニティーを不必要に危険にさらす一部の人たちを、我々は許しません。

私の訳ではありますが、かなり厳しい口調で「Safer at Home Order」(自宅待機命令)の徹底を指示しています。

ここであらためて、「Safer at Home Order」についてのロサンゼルス市の見解をみてみましょう。

ロサンゼルス市によると、現在発令中の「Safer at Home Order」の目的は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を遅らせる、ないし食い止めることを旨とし、そのために全ロサンゼルス市民に対して必要不可欠でない外出の停止および自宅待機を指示しています。やむを得ず外出する場合は、他人との距離を最低6フィート(約1.8メートル)以上空けることと定めています。

COVID-19は非常に簡単に感染が拡大することから、この蔓延による医療システムへの打撃を回避することが重視されています。つまり、感染拡大の速度を鈍化させ、感染者のみならず事故や心臓発作、脳卒中など緊急の医療サービスを必要とする患者に対し、医療資源を十分確保することを目的としているのです(感染拡大による医療崩壊の回避)。
.
■「Safer at Home Order」下でやってもいいこと
●食料品店、コンビニ、日用雑貨店に行くこと
●必要な薬や医療品の入手・受け取りのために薬局に行くこと
●予約している診察を受けに病院に行くこと
●テイクアウトやデリバリー、ドライブスルーサービスを提供するレストランに行くこと
●家族や友人のケアおよびサポートをしに行くこと
●散歩や自転車、ハイキング、ジョギングなど、エクササイズのために自然に出ること(ただし他人との間隔は6フィート以上空けること)
●ペットを散歩に連れていったり、ペットを獣医に連れていったりすること
●必要物資の入手が必要な人を手伝うこと
.
■やってはいけないこと
●同法令により活動が許されていない業種(会社)で働くこと
●緊急を要しないにもかかわらず、家族や知人宅に訪問すること
●他人との間隔が6フィート以上確保できない場所に出る(行く)こと
●必要不可欠な目的以外でロサンゼルス市外での仕事や旅に行くこと、またはそこから市内に戻ってくること
●ロサンゼルス市外への別荘に行くこと、またはそこから市内へ戻ってくること
●病院やナーシングホーム、看護施設などに入院(入所)している人に面会すること
●複数人(あるいはグループ)でビーチに行ったり、団体競技(スポーツ)を行ったりすること
●人数に関係なく、何かしらの屋外活動に従事すること

「やっていいこと・ダメなこと」はその時の状況によって変わり、ウェブ上でアップデートされています。日本では、小池都知事が今週末の外出自粛を呼びかけ、それに連携し周囲の県も同様の要請を出しています。これに呼応し、東京都、神奈川県、埼玉県のスタバが週末休業するほか、自粛に協力する企業が増えているようです。私もその方がいいと思います。

なお、上記ロサンゼルスの情報は必ず以下のリンクで確認し、理解を深めてください。

City of Los Angeles
https://corona-virus.la/

John Hopkins University & Medicine, Coronavirus Resource Center
https://coronavirus.jhu.edu/

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日本政府、全米からの入国者検疫の強化開始

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日本政府、全米からの入国者検疫...
日本時間の3月27日から始める予定だった「ロサンゼルスフォトウェディング無料個別相談会」を延期したのは、日本時間26日の午前0時より全米からの入国者に対する検疫強化が始まるとの報道を、LA時間23日(土)に知ったからでした。

※この措置を「入国制限」と表している日本メディアが多いですが、実際には入国はできるため、ここでは同件について在ロサンゼルス日本国総領事館からいただいたお知らせメールの表現に従い、「検疫強化」としています。

本来は25日(水)LA発・翌26日(木)羽田着の便に乗る予定でしたが、私の帰国日と検疫強化の初日が重なるため、急きょ延期にしたわけです。この対象から外れるためにフライトを1日早めることも考えたのですが、そうしたところで日本政府が考える米国からの帰国(入国)者に対する危険度は変わらないわけで、その状態でお客様に会うわけにはいかないとの判断による延期でした。本来であればもう間もなく羽田に着陸しているはずです。ただ、2日前の日本のニュース番組で小池都知事が「海外からの帰国者による感染拡大を懸念している」とおっしゃっていたのを見て、アメリカの現状を考えればこの措置は致し方ないと思いましたし、この延期の判断は正しかったと思っています。

さて、この検疫強化の内容は以下の通りです。このページをご覧になっているのは日本の方が多いと思いますが、在米の方で日本に行く予定のある方は事前に正しい情報を入手し、帰国後の準備を整えてからご帰国ください。なお、以下の記述は総領事館からのメールをまとめています。

■3月23日、総理大臣官邸で第22回新型コロナウイルス感染症対策本部が開催され、新たに米国からの入国者に対する検疫強化が決定されました。

【内容】
日本人を含む米国全域からの入国者に対し
・検疫所長の指定する場所(自宅、宿泊施設等)で14日間の待機を要請する
・日本国内において公共交通機関を使用しないことを要請する
・本措置は、日本時間3月26日(木)午前0時(米国太平洋時間25日午前8時)以降に米国を出発し日本に来航する(した)飛行機または船舶が対象。期間は4月末日までの実施だが、期間更新の可能性あり。

【本措置に伴う厚生労働省からの呼びかけ】
米国から来航する航空機等で入国するすべての方について、健康状態に異状のない方も含め、検疫所長の指定する場所(自宅など)での14日間の待機を要請しています。また、空港等からの移動も含め電車、バス、タクシー、国内線航空便などの公共交通機関を使用しないことも併せて要請しています。こうしたことから、飛行機搭乗前に以下について確認してください。

①前記の要請がなされることを前提とし、入国後の旅程に支障がないこと
②入国前に自身で入国後14日間の滞在先(特に外国人の場合は自宅がないので宿泊施設)を確保していること
③空港から滞在先への移動のために、公共交通機関以外の手段を確保していること
※空港から待機場所までの移動には公共交通機関を利用できません。自家用車やレンタカーなどの移動手段の確保を事前に行ってください。

以上です。以下のサイトで最新情報を入手してください。

厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/index.html
外務省海外安全HP
https://www.anzen.mofa.go.jp/

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