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口切りの肴は、新メニューの 「ニシンと茄子の炊き合わせ」 でしたが、メニューを眺めていて〆としては「野菜ゴロゴロ牛すじカレー」(350円)に決めていました。
個人的には<パケットシリーズ>と銘打っていますが、「夏野菜と牛すじのトマト煮」 や 「フィレンツェ風牛モツ赤ワイン煮」 ・ 「メキシコ風豆の煮こみ」 などがありました。
大きな具材の<じゃがいも・人参・茄子・カリフラワー>と<牛すじ>がたっぷりと入り、具材のひとつひとつがいいビールの肴になりました。
酒呑みのおばあちゃん子でしたので、「ボウダラ」や「身欠きニシン」を米のとぎ汁で戻し、甘辛く煮た料理は大好物でしたし、「昆布巻き」や「鰊蕎麦」は関西でははずせません。
最近は、米のとぎ汁で何日もかける手間をはぶいた製品が出回っているようですが、カチカチのモノを戻した美味しさには及びません。
もうほとんどの<ニシン>が輸入物で、「子持ち昆布」もアメリカで人為的に作られた輸入物ばかりになりました。
【しゅう】では以前にも、<ニシン>を使った 「ニシンのネギなます」 がありましたが、今回は「ニシンと茄子の炊き合わせ」(250円)がありました。
針生姜が振り掛けられ、茄子の煮付けですので薄味の煮付けでしたが、<ニシン>共々おいしくいただきました。
「ニラレバ炒め」を注文されるお客さん、言い方が「ニラレバ」のかたと「レバニラ」のかたがおられますが、「青椒肉絲(チンジャオロース)」でもわかるように先に野菜の名前がくるのが漢名表記で、この場合は「韮菜猪肝(ジォウツイチューガン)」となります。
「ニラ」は中国西北部の原産で、古くから日本で渡来、『古事記』では「加美良(かみら)」、『万葉集』では「久々美良(くくみら)」と表記されており、古代では「ニラ」ではなく「ミラ」と呼ばれていました。
「ニラ」の匂い成分である<硫化アリル>は<ビタミンB1>と結合してその吸収を高め、代謝機能・免疫機能・疲労回復に効果を発揮してくれますので、「レバー」に含まれる<ビタミンB1>との調理は、まさに医食同源です。
秋に向かう節目のこの時期、体力補強にと「ニラレバ炒め」(350円)で、ビールをおいしくいただいてきました。
今宵は、おいしい赤ワインを求めて【バール・ターナ】に顔出しです。
肴は長い名称でタイトルに書き切れませんでしたが、「黒毛和牛の炙り夏野菜マチュドニアとコリアンダー・パクチー風味」(1200円)です。
まず最初に選んだ赤ワインは、<M・シャプティエ社>の「バイオダイナミック農法」を用いて化学肥料を使わない有機栽培で作られた「シャプティエ・ペイ・ドック・シラー・オーガニック2012」(600円)です。
熟した果実の風味が、心地よくのど元を過ぎ去ります。
2杯目の赤ワインは、初リリースが2002年と新しい<ペレスクルス社>の「ペレスクルス・カベルネ・ソーヴィニオン・レセルバ2012」(750円)です。
熟れたレッドペリーとスパイスの香りが鼻をくすぐり、強いタンニンがありますが飲み口はまろやかで、いい味わいでした。
本日、お昼ご飯として選んだのは「四川風旨辛麻婆豆腐定食」(590円)です。
9月3日(木)からの販売で、本日10日までライス大盛りが同価格ということで、ギリギリ間に合いました。
【松屋】では、以前に冬季限定メニューとして 「豆腐キムチチゲセット」 がありましたが、一年中販売されてもいいと思うのですが、辛いメニューがあるのはありがたいことです。
四川風ということで、かなり「山椒」の味を期待したのですがそうでもありませんでした。
豚挽き肉と豆腐の量もそこそこで、豆板醤の辛さが楽しめる味付けでした。
本日9月9日は日本では「菊の節供」として、中国では「重陽の節句」の日に当たり、酒に菊を浮かべて飲み、邪気を祓い長寿を願う日として、漢の時代(紀元前206年~220年)からの習わしでした。
昨年は 「家呑み」 で<菊酒>が楽しめましたが、今宵は<菊>がありませんので、【しゅう】の定番日本酒「菊正宗」(一合瓶:350円)で代用です。
肴は、日本酒向けにと「厚揚げ煮」(200円)を選びました。
「厚揚げ」は豆腐を油で揚げて作りますが、「油揚げ(薄揚げ)」と違い内部を豆腐の状態に保っていますので、<全国豆腐連合会>の分類では「生揚げ」とされています。
内部の豆腐の部分まで味がよくしみ込んだ「厚揚げ煮」、冷や酒の「菊正宗」共々、おいしくいただいてきました。
カウンターの上に置かれた冷蔵ケースを覗きますと、「赤身」と「中とろ」の配色のいい「まぐろブツ刺し」(300円)が目につきましたので、「これ!」と言って注文です。
「鮪」は<大将>が築地市場から仕入れられていますが、看板メニューだけにいつもおいしくいただけます。
「鮪」は国内で約1万5000トン余りを漁獲、輸入物と合わせて約4万トンを消費していますが、「クロマグロ(本マグロ)」は全体の1割にも満たない上に、<幼魚・若魚(メジマグロ)>も含んでおり、サイズには関係していません。
<近畿大学水産研究所>で完全養殖の「鮪」が2002年6月に成功、体長3メートル・500キロを超えており、今後ますます養殖物が増えてきそうです。
自分のお店を持つために 「元町バール Cheers」 や 「華翔」 で頑張っていた知人の息子さん<つばさ>君が、三宮・東門街にあります「月世界ビル」の地下1階に、ついに飲食店を構えられました。
7月10日(金)の開店から2ヶ月経ち、お店も落ち着いたころだと思い訪問してきました。
カウンター席6席ばかりのこじんまりとしたお店ですが、一人で切り盛りするには手頃な大きさだと思います。
瓶ビールがなく、生ビール「キリン:ハートランド」を頼み、選んだ肴は「カイズの塩焼き」(900円)です。
通称名は「クロダイ(黒鯛)」ですが、関西では一般的に「チヌ」とよび、関東では「カイズ」と呼ばれているようです。
少しクセのある身の味ですが、ふっくらとした白身をおいしくいただきました。
三宮の繁華街にありますので、営業時間は18:00~27:00(水曜日~24:00)とのことですが、オーナーシェフとしてこれから頑張っていただきたいものです。
来る13日(日)は、「二級建築士」の製図の試験日です。
今宵も裏方として試験当日の下準備を済ませ、メンバー5人でかわいい<かおり>ちゃんのいる【浜焼太郎】(神戸元町店)に訪問です。
いつもの通り1時間呑み放題(999円)を注文、生ビールで乾杯です。
2012年9月1日開店だからでしょうか、9月から小鉢の「突出し」ではなく、まずは「鮪のほほ肉」の焼き物からスタート、日によってメニューが替わると教えていただきました。
<鮪の刺身・炙り烏賊・赤海老・ホッケ>と魚介類を楽しみながら、<鶏皮餃子>も珍味でした。
1時間の呑み放題が終わり、今月は焼酎が半額ということで、最後は「森伊蔵」(定価1296円)を呑んで〆てきました。割り勘で、一人(3000円)でした。
来る10月14日(水)16:00~20:00(雨天決行)、三宮・生田神社において地元酒販店8軒が共同して【WASHU×WASHU@生田神社~夜のお宮でWASHUバル~】が開催されます。
参加するのは酒造メーカー41社で、日本酒30社、ワイン5社、焼酎4社、地ビール2社で、前売りチケット3000円(すべてのお酒飲み放題・ソフトドリンク・フードは別途)です。
地元兵庫からは日本酒として「奥播磨」・「雪彦山」・「酒心館」・「仙介」などがあり、地ビールとして「六甲ビール」が出ています。
チケットの当日販売はなく、ポスター掲載のお店8店舗のみでの購入になります。
問い合せ先 「松岡酒店」:078-611-0388 「赤西酒店」:078-575-8548
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