今年も、夜な夜なお世話になりました立ち呑み屋の【鈴ぎん:福寿】です。
<川本店長>をはじめ、お店の<オネイサンたち>にもお世話になり、この場を借りてこの一年のお礼を申し上げたいと思います。
酒の肴として出す料理も、一人前にならない分量が残る時があります。
そんなとき、「ファルコンさん食べて」と、<オネイサンたち>からおすそ分けをいただきます。
枝豆には殻入れもなく、量が少ないこともありますが、どれも小皿で出してくれています。
正式な器で出していますと、おすそ分けしたしてくれたオネイサンがお勘定に当たるとは限りませんので、付け忘れかとおもわれ伝票に間違いが起こります。
小皿一枚のことですが取り皿として扱い、お勘定に間違いが起こらないシステムは、酔客相手の酒場として大事なことです。
いつも佐々木房甫先生の<生け花>の使用されている斬新な材料に興味を持ちながら、楽しませていただいています。
硝子張りの展示ケースの中ですので、時間帯による光の加減が難しく、毎回紹介したいのですが、うまく写し込めないのが残念です。
今回は、「雪」を連想させる「綿の実」が使われていました。
門外漢でも理解できる三角形の配置バランス、きれいでした。
手前に「ヒペリカム」の赤い実、薄紫色の「バラ」、後に見える赤い実は「ガマズミ」でしょうか、微妙な枝の形と配置で白い「綿の実」を盛りたてています。
駅の改札口の横ですので、皆さんあわただしく展示ケースの前を通り過ぎるだけですが、せめて花に目を向ける心の余裕は持ち続けたいものです。
飲み仲間の<ペコチャン>から、「ラーメン好きのファルコンさん、一度食べてみて」と紹介された、「野菜盛りじゃが塩ラーメン」(105円)です。
それではと、早速売り切れないうちに購入してきました。
確かに野菜盛りとあるように、かやくとしては、<ジャガイモ・キャベツ・ネギ・ニンジン>が程良く入り、特に<ジャガイモ>は皮付きで、小さなカットですがほどよい塩味がいい感じでした。
スープも、野菜の旨みが溶け込んだ味わいで、これまたいい感じです。
細麺との相性も良く、今年最後(?)のインスタント麺としては、いい締めくくりの一品になりました。
耐寒性に優れ日持ちする植物として、公園の花壇や門松の根元を飾る寄せ植え用として、この時期に<ハボタン>は外せません。
アブラナ科アブラナ属の植物として、 黄色い花 を4~5月頃に咲かせますが、あくまでも「葉」が観賞目的です。
多年草として育てれば、2年目以降は分枝して、茎状に伸びた先端に「葉」を付け、<踊りハボタン>と呼ばれる姿で楽しませてくれます。
「葉」が重要視される<ハボタン>として、 江戸時代に渡来して東京で改良された「東京丸葉系」、明治中期に名古屋地方で改良された「縮緬系」、戦後大阪で「東京丸葉系」と「縮緬系」の交雑種として生まれた「大阪丸葉系」、葉に光沢のある 「照葉系」 、そして1977年に育成された写真の「切れ葉系」など、世界的に見ても屈指の品種が日本には揃っています。
神戸花時計も、毎年12月半ばには二色の<ハボタン>で次年度の <干支の図柄> になり、年末らしさが加わります。
今年も、美味しい料理で楽しませていただきました【仙草】さんですが、最後の料理として選んだのは、「セロリと烏賊炒め」(700円)です。
大好きな「セロリ」のシャキシャキ感と、烏賊のコリコリ感がとても良くあっており、いかにも中華料理だなと感じる味わいです。
赤ピーマンとキノコの色合わせも良く、高温で一気に加熱調理をしなければ、この色合いは出せません。
座敷席も開店と同時に満席で、一時はあわただしく動かれていたママさんでしたが、賑やかに一年の締めくくりが出来るようで喜んでおられました。
明日からはお店は休みですが、予約がある「中華おせち」の注文をこなさなければいけません。
ママさんにとっては、まだまだ気の抜けない年末のようです。
今年の営業も今日が最終日の【仙草】さんに、年末のご挨拶です。
「突き出し」も、年末にキリ良く今回で4種が集まりました。
* 74 高菜の胡麻油炒め
* 75 台湾醤油西瓜子 (スイカの種)
* 76 かつおの酒盗
* 77 牛スジとコンニャクのピリ辛炒め
「突き出し」シリーズも(15)回目になり、重ならないように一覧表を作成して確認していますが、いろいろと考え出すものだと毎回感心しながら、味わっております。
「百合の女王」といわれている【カサブランカ】は、白色が似合うと思うのですが、最近は品種改良が進み、 「黄色」 や 「桃色」 等おもわぬ色合いが生み出されているようです。
花好きの「仙草」のママさんですので、新しい色合いの【カサブランカ】を最近は飾られており、今回も白い<覆輪>が入る赤紅色の花姿でした。
ドイツ民話には、ハルツの山麓に住んでいた美しい少女アリスが、乗馬をしていたラウエンブルグ公に気にいられ、強引にお城に連れて行かれようとした時に姿を隠し、その場所から白いユリが咲き彼女の清らかさの象徴として伝えられています。
咲いた花色がこの赤紅色だとしたら、どのような民話が生まれていたのかなと、眺めておりました。
<スパイス リゾート>シリーズとして、4種類が販売されているようです。
「骨付きチキンカレー」・「グリーンカレー」・「キーマカレー」等は、メーカーが違えども一応食べてきていますので、今回は【蟹と玉子のカレー】(238円)にしました。
タイ語では、<プーパッポンカレー>=「プー(蟹)・パット(炒める)・ポンカリー(カレー粉)」で、柔らかな玉子と蟹の濃厚な旨みに、たけのこや赤ピーマンがアクセントを添えています。
でも、カレーとしてはわたしの合格ラインを超える採点は出せません。
とにかく玉子の味が強すぎて、甘すぎます。カレーではなく、タイ風「天津飯」といった味ですね。
<スパイス リゾート>のコピーの割には、スパイシーさを感じることもありません。
残りのシリーズ三種類も、買うことはなさそうです。
おもわず「ギョ」として足が止まりましたお花、【テマリソウ】です。
園芸名札がなければ、品種名は分かりませんでした。<和歌山県 屋式徳考>と合わせて表記されていましたので、育成された園芸家だと推測できます。
なんとナデシコ科である「カーネーション」の園芸品種で、針のような葉としか見えず、とても花とは思えない姿ですが、茎には「カーネーション」と同じ細い葉が対生して反るように生えていました。
もうここまで品種改良が進みますと、さすがに驚きを通り越して考え込んでしまいます。
2009年に発表された第一作目の『血のケープタウン』に続き、同じく南アフリカ共和国のケープタウンを舞台とする犯罪小説です。
元モデルの<ロクシー>は、武器商人の夫と帰宅中に強盗に襲われ、ベンツを盗まれますが、その際強盗が落としていった拳銃で夫を射殺してしまいます。
<ロクシー>の行動に疑問をもった強盗たちは、彼女をゆすろうと出向いてきます。
そんなとき夫に雇われていた傭兵の元刑事<ビリー>が、遅れている支払いを求めに訪ねてきますが、未払いの賃金をもらえるまでの期間、<ロクシー>の護衛役をかってでます。
ケープタウンという犯罪が当たり前に横行する街を中心に置き、対抗する二つのギャング団の抗争を絡め、また<ビリー>の幼馴染であり終身刑者の<パイパー>が脱走し、横暴な殺戮が繰り返されてゆきます。
登場人物たちがどこかで過去の接点を持ち、人種差別の強いケープタウンの社会背景を巧みに取り入れながら、ラストまで一気に読ませるクライムスリラー小説として、読み応えのある一冊でした。
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