気温も穏やかになってきますと、人が多く集まる神戸駅や元町駅周辺で、路上ライブを見かけるようになります。
神戸駅の南側で、名札を立てて頑張っている若者を見かけました。
矢島さとしさんといい、明石市の出身だとか。
甘い声での唄い方でしたので、女子高生ぐらいの子たちが聞き入っておりました。
なぜか、ギターケースに小銭を入れていたのは、年配のおばちゃんばかりでしたが・・・。
路上ライブされている若者は、全国的に多いと思いますが、自分の夢を持ち続けてほしいものです。
大和郡山市の「山本病院」が、患者さんに不用な手術を行い死亡させた事件がありました。どこまでが「医師の裁量」なのかを考えさせられる事件だと思います。
お医者さんとは、今の高度医療社会の中ではどのよう立場であるべきなのか、考えないといけないですね。
作者の<夏川草介>氏は、信州大学医学部を卒業後長野県の地域医療の病院に勤めておられる現役のお医者さんです。
自らの体験を基に、軽い語り口調で現在の医療問題をさりげなく指摘されている小説です。
・・・死にゆく人に可能な限りの医療行為をすべて行う、ということが何を意味するのか、人はもう少し真剣に考えなければならぬ。「全てやってくれ」と泣きながら叫ぶことが美徳などという考え方は、いい加減捨てねばならぬ。
助かる可能性があるならば、家族の意志など関係なく最初から医者は全力で治療する。問題となるのは、助からぬ人、つまりは寝たきりの高齢者や癌末期患者に行う医療である。
意識が無く、点滴だけでも生き延びることが出来る時代です。
でもそれが、その人にとって幸せな人生なのか、作者は問われています。
結論の出ない問題だけに、各自で考えなけれないけない時代である事だけは、確かです。
デュオ神戸の広場で、神戸花物語が、明日まで開催されています。会場全面にチューリップの花が満開です。神戸には「フルーツフラワーパーク」という施設があり、そこのマスコットキャラクターが、イベントを盛り上げていました。ミスフラワーパークのキレイナオネイサンに、鼻の下がチューリップになっていた、ファルコンでした。
昨日の雨も上がった神戸港の岸壁に、一羽の鳥を見つけました。
【サギ(鷺)】だと分かりましたが、じっとしていて、微動だしません。
「ん~、ダミーの置き物か?」と訝ったのですが、時折首をかしげます。
哲学者の風貌で何を考えているのか、こちらも考え込んでしまいます。
くちばしの色や体毛のいろがはっきりとしていますので、分かる人にはすぐに分かる【サギ】の名前だと思います。
こんな時、バードウオッチングが趣味のあのひとがいてくれればいいのにと、一人淋しく【サギ】を眺めておりました。
元町商店街の東側入り口に、本日ユニクロがオープンしました。三宮センター街店、ハーバーランド店等、近くにもお店があるのですが市内7店舗目です。元町だけの特別品もあるとかで、すごい人で賑わっています。一等地での出店、やはり時流の勢いでしょうか。
<森浩美>さんと聞いても、ピンと来ませんでした。
<SMAP>や<Kinki Kids>、<酒井法子>等の作詞を多く手掛けている作詞家さんだそうですが、いい短篇を書かれています。
歌詞では、凝縮された世界を表現しなければいけませんが、小説となると幅が広がるのか、心温まるお話が出来あがっています。
愛する人との分かれ、夫婦の関係、親子、人間が生きてゆく日常生活では様々な情景が生じていることだと思いますが、心の変化をうまくとらえておられます。
NHKのラジオドラマでも放送された内容ですので、わたしも読みながらホロッと涙ぐんでしまうことがたびたびありました。
人間関係に疲れたあなたに、ぜひ読んでいただきたい短篇集です。
冬の味覚はと言えば、牡蠣ははずせないところでしょうか。
お好み焼きや、カキフライは一般的ですが、ここ【はつ平】では、「かきうどん」や「かき丼」が名物です。
「かきうどん」(400円)、「かき丼」(550円)と手頃なお値段で楽しめます。
今回は、「かき丼」を注文しました。
一口では食べきれない大きなカキが7,8個、柔らか卵の中に隠れています。
うどん出汁兼用(?)の濃い目のお汁には、口直しのネギもたっぷり。
これに七味を入れて頂けば、最高のお味となります。
濃いめの味付けですが、間違いなく元気が出る丼の一つです。
今日は、ひな祭り。
今宵も気分転換に、居酒屋【OBABA】に顔出ししてしまいました。
ボトル棚に、ママさんらしくひな人形が飾られています。
ひな人形がある事さえ気付かずに、皆さんはマイク片手に、歌詞の出る画面に見入っています。
「人形さん、今夜片付けるの?」と問えば、「もうこの歳では関係ないわよ!」とのご返事。
ごもっともなことで、68歳のママさんでは行き遅れなど関係なさそうです。
ママさんには、老いらくの恋は関係ないのかなと、一人静かに呑んでおりました。
今年の干支模様から、花時計のデザインが変わっています。
今回は、「神戸ファッションウィーク」が始まるということで、公式キャラクターであるベアーの顔が、シロタエギクとパンジーで作られています。
デザインのテーマは、<お洒落にもりあがろう!~神戸ファッションウィーク>だそうですが、盛り上がっているのは企画側とメーカーさんだけに思えて、市民の顔が見えないと感じるているのは、わたしだけかな。
12月23日のイブイブから、12月24日のクリスマスイブまでの一日を、青森駅を舞台として、鉄道マンと乗客との人間模様が描かれた一冊でした。
主人公は26歳の<城野修一>で、車掌研修時代のある不祥事で駅員として青森駅に勤務していますが、改札口で9年ぶりに元カノの<横須賀敦子>と偶然顔を合わせるところから物語は始まります。
突然青森駅を襲った爆弾低気圧の大雪で各電車が止まり、選挙の応援演説に来る総理大臣が電車内閉じ込められ、一人で家出してきた5歳の<健太>、白血病の<千里>とその看護師である<北井彩>、推薦受験のために東京に向かう<修一>の後輩<遠藤>など、なんとかして24日中に東京に行かなければならない登場人物たちが、クリスマス寒波に巻き込まれ身動きが取れなくなってしまいます。
青森駅長代理の<山下麻衣子>は、<修一>を駅員として現場に戻した上司ですが、この巻き込まれた乗客たちを救うために<真の鉄道マンとはなにか>を<修一>の行動に教えられ、辞表覚悟である行動を決断します。
それぞれの人生が交錯するエンディングの構成は、猛吹雪の冷たい青森駅のイメージから、ほのぼのとした暖かい気持ちに切り替えさせるてくれました。
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