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🎥新着
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■理想郷:D
2022年/スペイン、フランス
見ているとずっと不安。オカルトとは違う怖さ。ヨーロッパ的の典型か。ラストはよい結果だろうけど、気持ちが晴れない。この映画を知らなきゃよかったかも。
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<<<A:優れてる>>>
■小さき麦の花:A
2023年 / 中国 / 監督:リー・ルイジュン / 脚本:リー・ルイジュン / 主演:ウー・レンリン
https://moviola.jp/muginohana/#modal
中国でしか作れない映画。出演は普通に俳優のようだが、演技感がなく、ドキュメンタリーのようにさえ見える。やさしさと寄り添う感じ、じっくりと働く感じ、手に入れるささやかな幸せ。不幸、っということを演出しすぎているわけでもない。これがハリウッドなら逆境に立ちむかう主人公か不満をまき散らす暴力を描き、日本映画ならそこそこの有名タレントがお遊戯をするのだろう。映画で何を描くのがいいのか、ということを映画を作る人はしっかり理解してもらいたい。
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■劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室:A
医療ヒーローもののTVや映画を、「作りもんだよね」なんて斜めに見る医療従事者も少なくないと思うが、そもそも、なぜ、医療ヒーローものが人気なのか。それは、医療に対する「失望」があるから。病気であっても、体調が悪い症状があっても、解消することができない人が多いから。健康食品や健康器具がいつまでたってもなくならないのは、医療以外に救済を求めたいからだ。緊張感のある演出と、ドキドキハラハラ、頑張ろうとする演者たちに目を潤ませ、その結果もたらせる「よかった」という安堵感。極端にもはなはだしい展開だが、これでいい。人殺しドラマや暴力、なんとかマン、カネと色、その他もろもろの「Z級映画」が蔓延する中に、青臭い作品で真っ向から挑む姿勢がすばらしい。
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■星守る犬:A
2011年 / 原作:村上たかし / 監督:瀧本智行 / 脚本: / 主演:西田敏行
西田敏行、っていうキャスティングが残念(ちょっと出すぎてキャラが先に立ってしまう)なのと、物語の細かいことはいろいろあるが、とにかく気の毒で、見てられない、っていう気持ちも。マンガでも泣いたし、映画でも泣いた。
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<<<B:じっくり見れた>>>
■アルプススタンドのはしの方:B
2020年 / 原作:藪博晶 / 監督:城定秀夫 / 脚本:奥村徹也 / 主演:小野莉奈
https://alpsnohashi.com/
もともと舞台用だけあって、舞台のよう。物語に大きな進行はないんだけど、何となく見てたらそのまま引き込まれた。はしっこでもそこに一人一人の青春ドラマがあるのがほほえましい。キャスティングもよい。小野莉奈さんとか、最近は河合優実さんとか、このラインの方々がよい。
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■RRR:B
スパイとか復讐とか、そういったややこしい背景ではなく、たとえば仏像を取り戻すために戦くマッハのように、シンプルなモチベーションが物語をわかりやすくしている。不自然なアクションや展開があっても、割り切ってヒーローものとして見れば盛り上がる。ロシアとかハマスとか、まさに現在起きているできごとが、現実に起こっていたという歴史を背景に、欧米の先進国(自分たちで勝手に呼んでいる呼び方だけど)を相手に映画で復讐しているかのようにも見えて痛快でもある。考えすぎだけど、これが、中国や朝鮮が日本を敵に制作したものだとすると国内での評価はどうなっていたのか。
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■エイプリルフールズ:B
2015年 / 監督:石川淳一 / 脚本:古沢良太 / 主演:戸田恵梨香
よくできてたし、笑いどころもさえていた。。有名どころが多いとシラケるものも多いが、ひとりひとりがきちんと、生かされていた。
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■がんばっていきまっしょい:B
1998年 / 原作:藪村良子 / 監督:磯村一路 / 主演:田中麗奈
できごとのひとつひとつが、無駄に強調されてなくて、物語がずっと進んでいくのがよかった。少々目線がNGだが。
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■恋は五・七・五!:B
2004年 / 監督:荻上直子 / 脚本:荻上直子 / 主演:関めぐみ
荻上監督の中では一番よかった。ネタが新鮮で、学生の大会ものとしては目に見えたストーリーだが、気にならなかった。BGMが醸し出す雰囲気や、時々織り込む展開には関係ないシーンも嫌味がない。関めぐみがよい。
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■バウンティフルへの旅:B
1985年 / アメリカ / 監督:ピーター・マスターソン / 脚本:ホートン・フート / 主演:ジェラルディン・ペイジ
大きな展開や山場があるわけでもないが、早送りせずにきちんと見た。夜のバス、ターミナルなど、不思議とファンタジー感があって、見入った。ハリウッドも、暴力や犯罪やゆがんでいく映像技術ばかりではなく、こういった人間模様をきちんと描くものを作れば受け入れられるのに。この時代の映画には勝てないのか。
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■一秒先の彼女:C
2020年 / 台湾 / 監督:チェン・ユーシュン / 脚本:チェン・ユーシュン / 主演:リウ・グァンティン
ファンタジー&ラブストーリーとしては、ものすごく新鮮、とういことはないが、出演者の演技が素晴らしいことと、台湾、という舞台がひとつひとつのシーンをよく見せる、魅力的な映画。コミカルな演技は、やはりハリウッドよりも中国・台湾系の方が優れている。
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■一秒先の彼:C
2023年 / 監督:山下敦弘 / 脚本:宮藤官九郎 / 主演」岡田将生
https://www.bitters.co.jp/ichi-kare/#modal
どうせ原作のコピーだ、と思って見始めたが、オリジナルを逸脱せずに枝葉でアレンジされていたことと、岡田将生が真剣さが、コピーのむなしさを感じさせなかった。京都というのもよく、これが東京や大阪ならどっちらけだっただろう。
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■ケイコ 目を澄ませて:B
2022年 / 監督:三宅唱 / 脚本:三宅唱、酒井雅秋 / 主演:岸井ゆきの
大きな起伏があるわけでもないが、展開が気になってずっと見た。岸井ゆきのが、仮に無名のころだったとしてもしっくりくるし、
粗くて暗めの映像と、彼女のセリフがないこと、BGMがほとんどないのもよかったし、それが彼女と物語の雰囲気を作った。エンディングも、安い歌謡曲なんて書けないし、作り方も質を上げた。
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■こちらあみ子:B
2020年 / 原作:今村夏子 / 監督:森井勇佑 / 主演:大沢一菜
https://kochira-amiko.com/trailer/tokuho01.php
重たいのにハートフルっぽく見える錯覚。カンヌもこんなのを選べばいいのに。カメラのカット割りが良い。
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■西遊記 はじまりのはじまり:B
2014年 / 中国 / 監督:チャウ・シンチー / 主演:チャウ・シンチー
中国映画はハリウッドより優れていると思うことが多い。これはその筆頭。ロード・オブ・ザリングがかすんでしまった。チャウ・シンチーは、どうやったらかっこいいか、どうやったら面白いか、ということを理解している。ジョージルーカスより上。
■幸せなひとりぼっち:B
2015年 / スウェーデン / 監督:ハンネス・ホルム / 脚本:ハンネス・ホルム / 主演:ロルフ・ラスゴード
狭い生活範囲で自分を主張しようとする年輩の男が自分のよう。ラブストーリーとしての一面もありながら、近所の人に心開き、慕われながらも、先のない人の不安と悲しみ。北欧っていうのもいい材料。
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■ターミナル:B
2004年 / 原案:アンドリュー・ニコル / 監督:スティーヴン・スピルバーグ / 脚本:サーシャ・ガヴァシ、ジェフ・ナサンソン / 主演:トム・ハンクス
殺人とか、戦争とか、スパイとか、何とかマンとか、ホラーとか、そういったことがなくてもハリウッドでも面白映画ができるということを証明した映画。FSXも巨額な製作費は白けるばかり。3回目ぐらいだけど早送りしなかった。極端な展開でも身近な環境での物語は、見ようという気持ちをひき付ける。
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■滝を見に行く:B
2014年 / 原作: / 監督:沖田修一 / 主演:演技未経験者7名
売れっ子が出てる、「ああ、またこの人か」っていう感じがない。演技未経験者というだけでランクが上がる。進展するストーリーがないので、ただ映像を見てるだけなのに、ただ見てたくなる。
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■ナイアガラ:B
2014年 / 原作: / 監督:早川千絵 / 主演:伊丹咲季
出演者が無名だと物語に信ぴょう性が増す。カメラもよかった。30分だけど、こんな映画が増えると映画業界も刺激になる。
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■はだしのゲン:B
1976年 / 原作:中沢啓治 / 監督:真崎守
当時のテレビアニメのような、コミカルなシーンがところどころにある。「この世界の片隅に」では、穏やかな場面や表情も多い。残酷な場面や表現の連続、悲しみやくやしさが強調されることもあるけど、広島の人々はそれを隠し、終戦の安心、未来を向いて生きていく、といったことに重きを置きたいということなのか。いろんな人が見なければだめだ。特に、岸田君、あなたが見なさい。
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■BU・SU:B
1987年 / 原作: / 監督:市川準 / 脚本:内館牧子 / 主演:富田靖子
主演のセリフが少ないことが、子供の気持ちの不鮮明さを表していてよかった。中高生の時は自分の意見や考え方を発信できない中で毎日を過ごしているのが普通であるので、できあいの作品のように、いちいち感情の説明があって進行するようなわずらわしさがない。このため、高校生が芸者、という特殊な設定であるのに、見ていて自然だった。八百屋お七は頑張った感じがわかってすごかった。ちゃんとできてハッピーエンドかと思ったら、失敗で中断、ていうのも、えって思った。全部見れるものなら見たかった。映画やドラマのエンディングに歌謡曲がかかるのは大嫌いだが、この映画では嫌みを感じなかった。
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■放課後アングラーライフ:B
2023年 / 監督:城定秀夫 / 脚本:城定秀夫 / 主演:十味 /
https://anglerlife.jp/
簡単で、こんなのを見たい時がある。こんなのでいい。
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■摩天楼はバラ色に:B
1986年 / アメリカ / 監督:ハーバート・ロス / 脚本:ジム・キャッシュ / 主演:マイケル・J・フォックス
3回目か4回目だけどやっぱりおもしろい。今見るとつながりが唐突だろう、と思うことばかりだが、マイケルJフォックスの存在感と、この時代の出演者の、最近の映画では見られない、ふるくさい表情の演技がよい。オープニングのNYの見せ方も雰囲気。
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■ミセスハリス、パリへ行く:B
ごく普通の家政婦がドレスにあこがれてパリに行き、周りの人に影響を与えながら、いいこと悪いことが起き、ハッピーエンドになる。
ありふれた、カビの生えたストーリーだが、よかった。出来事や転換は、急に進行して、あれ、もう、って感じることもあるが、まったく違和感がない。
主演の自己主張がなく、かわいらしいことと、映像がきれいなこと、一人一人が魅力的なことが映画の質を支えている。これがハリウッドなら、不幸は不幸のどん底、ハッピーはものすごい逆転劇、といったような凹凸の激しいものになるのだろう。やっぱりハリウッドではダメだ。
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<<<C:見どころはあった>>>
■赤ちゃんに乾杯!:C
1985年 / フランス / 監督:コリーヌ・セロー / 脚本:コリーヌ・セロー / 製作:ローラン・ジロー
ほとんど音楽がないのが彼らの緊迫感や感情の動きの表現につながっている。これがアメリカなら、さあ、笑ってもらおう、なんて野暮ったい演出、音楽、カメラ割がなされるだろう。フランス映画でよかったという例。
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■あやしい彼女:C
2016年 / 原作: / 監督:水田伸生 / 主演:多部未華子
よく知らずに見たけど、多部さんの魅力で質が高く、ユニークなストーリーで楽しめた。
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■生きる:C
1952年 / 監督:黒澤明 / 脚本:黒澤明、橋本忍、小国英雄 / 主演:志村喬
古い映画には、なかなか馴染むことができなかったが、これはずっと見ていた。死ぬまでの人生、ということではなく、死んだ後に、周りの人達によって主人公が描かれていく展開が興味深い。
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■生きる LIVING:C
2022年 / イギリス / 監督:オリバー・ハーマナス / 脚本:カズオ・イシグロ / 主演:ビル・ナイ
https://ikiru-living-movie.jp/
リメイクだけどどうかな、と思いながら見たけど、オリジナルの重みはしっかり反映してて、イギリスとしての空気を加えていて、よかった。ハリウッドでは出せない空気感。原作と、原作に感動した人たちが素晴らしいのだろう。
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■一度死んでみた:C
2020年 / 監督:浜崎慎治 / 脚本:澤本嘉光 / 主演:広瀬すず
お笑いタレントよりも役者がやるコメディはおもしろいはずだが、映画ではなかなかそうではないものが多い中で、この映画は役者が生きていて面白かった。脇役が豪華だと白けてしまうものが多いが、この映画は彼らの登場が笑いにつながっている。
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■いつかの君にもわかること:C
2020年 / イタリア・ルーマニア・イギリス / 監督:ウベルト・パゾリーニ / 脚本:ウベルト・パゾリーニ / 主演:ジェームズ・ノートン
https://kinofilms.jp/movies/nowhere-special/
悲しいテーマが、過度な演出がなく淡々と進んでいくのがうまい。死を控える不安や悲しみに打ちひしがれるシーンとか、過剰な子供の発言とか、ドラマチック仕立てな音楽とか、そういったものがなく、じっと見続けていられた。日本やハリウッドには絶対できない演出。
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■宇宙大戦争:C
1959年 / 監督:本多猪四郎 / 特技監督:円谷英二 / 主演:池部良
地球防衛軍よりも「宇宙観」に取り組んでる。初めから3/4ぐらいはもたもたしている感じだし、科学的なことや展開の不自然さはおいておいて、
最後の戦闘シーンはすごい迫力。最近の映画のように、船に乗っている人物の描写、アングル、人間関係などの演出がなく、単に右からと左からを順番につないでいるだけのやりあいだけで、
かつ、レーザー光線だけのやり取りだけなのだが、スターウオーズを上回る迫力を感じた。
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■縁路はるばる:C
2021年 / 香港 / 監督:アモス・ウィー / 脚本:アモス・ウィー / 主演:カーキ・サムカーキ・サム
https://enro.myprince.lespros.co.jp/#modal
ラブコメ、というほどコメディ感はなかったが、全体的にしゃれた感じ。香港のごちゃごちゃした感じがあまりなく、すっきりして洗練されていた。
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■OTTOという男:C
2022年 / アメリカ / 監督:マーク・フォースター / 脚本:デビッド・マギー / 主演:トム・ハンクス
https://www.sonypictures.jp/he/11330696
オリジナルに似せた展開だったので、おいおい、っと思っていたことと、どうしてもアメリカっぽいにぎやかさの中にあるので、少々残念かも、っという感じだったが、
狭い行動範囲の話にできあがっていて(オリジナル同様だが)、こっちはこっちでよかった。「OTTO」は、「お父」ということかも。
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■会社物語:C
1988年 / 原作: / 監督:市川準 / 脚本:鈴木聡、市川準 / 主演:ハナ肇
おちゃらけたバラエティかと思ったら、親父のセンチな物語で、味があった。ハッピーエンドかと思いきや、そうではないのは、BU・Uと同じで、やはり市川準だった。サラリーマンを取り巻く風刺めいたものはよくあるが、たとえば、芸能界は不倫とクスリが蔓延している世界なんですよね、と言われているのと同じだと気付いているか。風刺はいいが、日常を支えるサラリーマンへの敬意がないのが残念。
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■カラフル:C
2010年 / 原作:森絵都 / 監督:原恵一 / 脚本:丸尾みほ / 主演(声):冨澤風斗
このところ、アニメは前評判がイコール、評価の手がかりみたいな空気があっていやな時代なのと、出来事が不倫とかいじめとか援助とか、そういったことを入れないといけないのかと、制作側が思っているのがつまらない。これはアニメと知らずに見始めた。登場人物が地味だけど、ジェットコースターの展開や、全員美少女っていう感じではなかったことと、話自体も地味で静かな展開。その分、雰囲気は良かった。最近、風景をやたらリアルな感じにしようとしているのがうっとおしいが、その走りの時期の作品かも。
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■彼らが本気で編むときは、:C
2017年 / 監督:荻上直子 / 脚本:荻上直子 / 主演:生田斗真
LGBTのテーマに果敢に取り組んだ問題作、としてみるのではなく、単にそういった人たちの出来事、という見方をするとよかった。主役だけではなく、みんながそれぞれの背景を抱えていることで興味深く見れた
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■グリーンマイル:C
1996年 / アメリカ / 原作:スティーブン・キング / 監督:フランク・ダラボン / 主演:トムハンクス
3時間ぐらいあってちょっと長い。ファンタジー系とは思わず、知らずに見た。ややヘビーめなディズニーといった感じ。ちと泣けた。
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■午前4時にパリの夜は明ける:C
2023 / フランス / 監督:ミカエル・アース / 脚本:ミカエル・アース、モード・アメリーヌ、マリエット・デゼール / 主演:シャルロット・ゲンズブール
日本映画でもありそうなストーリーだったが、おそらく日本映画だと陥りがちな、わざとらしいセリフや言動がなく、自然な、きれいな映画だった。シャルロット・ゲンズブールがよかった。
■サ・エージェント:C
1996年 / アメリカ / 監督:キャメロン・クロウ / 脚本:キャメロン・クロウ / 主演:トム・クルーズ
ハリウッドも、殺人とかナントカマンを作るほどのヒマと余る金があったら、こんなクラスの映画が「平均」となるぐらいに力を入れればいいのに。ハートに訴える映画は、日本映画は残念だけど、案外と白々しさが匂いたつことが多いが、思い切ってショーアップされた物語の中では、その主題は光る。ドロシー役のレネー・ゼルヴィガーの顔立ちが役にマッチしているし、そもそも表情が良い。
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■さらば愛しきアウトロー:C
2018年 / アメリカ / 監督:デビッド・ロウリー / 脚本:デビッド・ロウリー / 主演:ロバート・レッドフォード
https://longride.jp/saraba/
スターだけど、いつもヒット作を引っ提げて前面に、というポジションではなかった。彼の人生をそのまま映しているような錯覚にも。物語の展開を期待せず、ぼっと見ているにはよかった。
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■四月怪談:C
1988年 / 監督:小中和哉 / 脚本:小中和哉、関顕嗣 / 主演:中嶋朋子
大林宣彦的かなと思ったけど、大林のように世界観を作りすぎていない感じで、大島弓子の原作が生きていたのでは。いかにも昔の映画だけど、自然だった。主演が中嶋朋子というのも、新鮮。
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■七人樂隊:C
2021年 / 香港 / 監督:サモ・ハン他
海外オムニバスは久しぶりで新鮮。ひとつひとつがよかった。
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■ショコラ:C
2000年 / アメリカ / 監督:ラッセ・ハルストレム / 脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス / 主演:ジュリエット・ビノシュ
最初から世界を作っていて、こういうのはそうするに限る。全体的にいい雰囲気だった。
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■Sweet Rain 死神の精度:C
2008年 / 監督:筧昌也 / 脚本:筧昌也、小林弘利 / 主演:金城武
久しぶりの金城武が新鮮で映画のハクがついた。内容は、ぼっと見るにはよかった。
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■すずめの戸締り:C
2022年 / 監督:新海誠 / 脚本:新海誠 / 主演(声):原菜乃華
スペクタクル感とスピード感はうまかった。アニメの世界を評価している人には好まれる映画。新海誠は女子高生が空をとぶしかないのか、、
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■ストーリー・オブ・マイワイフ:C
船が進む、街を歩く、など、ただ、しばらく変化のない映像が、もういいんじゃないか、っていうぐらい続く。その間のBGMも少ない。3時間の映画だけど、ものすごい変化があるわけでもないし、テンポなんてない。これが叙情的で、日本的でもある。映画を見るのには、知ってて期待してみる、っていうのもあるが、知らずに、酒でも飲みながら、ただ見つめている、っていうのもある。これはそちら。レア・セドゥの顔立ち、顔つき、存在感が素敵。
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■誰も知らない:C
2004年 / 原作:実話がもと / 監督:是枝裕和 / 脚本:是枝裕和 / 主演:柳楽優弥
ヨーロッパが好みそうな映画。2回目で、気の毒と分かって見てた。子供たちの演技の引き出し方がうまい。セリフも、いかにもっていう言葉が少なくて、現実感を増した。進行は少々ナンセンスすぎるが、実話のアレンジだと思うと、大人たちへの怒りよりも、判断力や見識がない年齢の子供たちへの気の毒さが勝ってしまった。
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■茶飲友達:C
2023年 / 監督:外山文治 / 脚本:外山文治 / 主演:岡本玲
ちょっと極端だけど、切実で、現実的な、興味深い内容だった。岡本玲ってこんな役ができるんだ、と思った。
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■地球防衛軍:C
1957年 / 監督:本多猪四郎 / 特技監督:円谷英二 / 主演:佐原健二
ストーリーや物品、衣装、展開は昔のもの、として理解したうえで見た。特撮映画の初期の初期ものとして、単に怪獣や特撮、戦闘もの、というだけでなく、皮肉やメッセージが含まれているのは感心。
最初のロボットの登場シーンは、結構怖い。最近の無駄なCG作品よりよっぽど見ごたえがある。
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■チャイニーズゴーストストーリー:C
1989年 / 香港 / 監督:チン・シウトン / 脚本:ユエン・カイチー / 主演:レスリー・チャン
タイトルだけ頭に残っていて、有名な人気映画かと勝手に思っていたが、そうじゃなかった。だけど、結構見ごたえはあった。ハリウッドのオカルトやヒーローものに比べればはるかに上。中国香港ものはマイナーであってもはずれ率が低い。
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■トニー滝谷:C
2005年 / 監督:市川準 / 主演:イッセー尾形
市川準の見せ方では初めていいと思った。駄作家の村上春樹の駄作を見せ方で拾い上げた。
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■涙そうそう:C
2006年 / 原作: / 監督:土井裕泰 / 脚本:吉田紀子 / 主演:妻夫木聡
長澤まさみの無邪気感が今となっては少々、、。とはいえ、ベタな話で、展開もくどい感じだったけど、若い人が不幸な境遇で、ささやかに寄り添って生きていく様子は気持ちを持っていかれる。妻夫木聡は主役であっても圧力感はないのが魅力だし似合う。
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■猫は逃げた:C
2021年 / 監督:今泉力哉 / 脚本:城定秀夫 今泉力哉 / 主演:山本奈衣瑠
中身のない映画かと思ってみたが、最後の4人で話すシーンは秀逸、名シーンで評価を上げた。このシーンでは手島美優が存在感。
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■バタアシ金魚:C
1990年 / 監督:松岡錠司 / 脚本:松岡錠司 / 主演:筒井道隆
ラブームと並んで、昔から名前は知っているけど見たことがなかった映画。ラブームより全然良かった。ストーリーも展開も大したことはないんだが。カメラがよかった。
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■BALLAD 名もなき恋のうた:C
2009年 / 監督:山崎貴 / 脚本:山崎貴 / 主演:草薙剛
タイムスリップやその他の設定を割り切ってしまえば、しっかり見ていられた。
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■秘密の森のその向こう:C
2022年 / フランス / 原作: / 監督:セリーヌ・シアマ / 脚本:セリーヌ・シアマ
https://gaga.ne.jp/petitemaman/
ファンタジーだけど、普通の生活の中で出来事が起きているのがよい。森の家での出来事が世界を作っていることと、
小さい子が主役で、いちいち、いろいろと説明がない、家族もあまり深く入り込んでこないことで更に雰囲気を作っている。ものすごく面白い、ということはないけど、見てる方も世界にのまれた。
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■劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ:C
2016年 / 監督:石原立也 / 脚本:花田十輝 / 主演:黒沢ともよ
TVアニメの編集版で、展開はわかってみたけど、気を引く。頑張ってる感じが気持ちいい。
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■ブラック・ジャック:C
1996年 / 監督:出崎統 / 脚本:森絵都、出崎統 / 主演:大塚明夫(声)
マンガのアニメ映画版はハズレも多いが、よくできていた。
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■ブルークリスマス:C
1978年 / 監督:岡本喜八 / 脚本:倉本聰 / 主演:勝野洋
気合を入れてしつこく作っているのがわかる。ラストは、なるほどそうきたか、という感じ。シーンごとの意味があり、それが続いていくのが逆に間延びして、ダレた感じ。
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■プー あくまのくまさん:Z
2023年 / スイス / 監督:リース・フレイク=ウォーターフィールド / 脚本:リース・フレイク=ウォーターフィールド / 主演:マリア・テイラー
作ってて何か楽しいんか。
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■花椒之味(ほあじゃのあじ):C
2019年 / 香港 / 監督:ヘイワード・マック / 脚本:ヘイワード・マック / 主演:サミー・チェン
日本では連続ドラマでありそうな内容。
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■マッキー:C
2019年 / インド / 監督:S・S・ラージャマウリ / 脚本:S・S・ラージャマウリ / 主演:スディープ
ハエとして生まれるところは、一瞬、鵜っと思ったが、へんなCGではなく、アニメっぽい感じだったのがよい。ストーリーはアニメやコメディ、と思いきや、痛快で、思っていたよりよかった。
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■間宮兄弟:C
2006年 / 監督:森田芳光 / 脚本:森田芳光 / 主演:佐々木蔵之介
録画していたので見よう、というぐらいで、主演を見ておもしろいのか、と思って見始めたが、意表を突かれてよかった。あえて映画にしなくても、とも思えそうだが、ギャグや、ところどころにあるファンタジー的なシーンもセンスがあって嫌味がなかったし、全体的な雰囲気がよかった。
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■めがね:C
2007年 / 監督:荻上直子 / 脚本:荻上直子 / 主演:小林聡美
浜辺の町の空気間に救われた。その他特に。
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■ラストエンペラー:C
1987年 / イタリア・イギリス・中国合作 / 監督:ベルナルド・ベルトルッチ / 脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、マーク・ペプロー、エンツォ・ウンガリ / 主演:ジョンローン
ハリウッドがかんでいないのが功をなし、無駄な盛り上げがなく、雰囲気が壊れなかった。重いテーマも見ごたえ十分。ものすごく名作か、といわれると、そこまででもなく。
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■6歳のボクが、大人になるまで。:C
2014年 / アメリカ / 監督:リチャード・リンクレイター / 脚本:リチャード・リンクレイター / 主演:エラー・コルトレーン
丁寧な作り方だと思った。まあ、でも、特になし。
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■約束のネバーランド:C
2020年 / 原作:白井カイウ、出水ポスカ / 監督:平川雄一郎 / 脚本:後藤法子 / 主演:浜辺美波
ストーリーが進行していって、あとで実は、というのではなく、ほとんど最初から事実がわかる展開になっていて、作った世界を見せて進むのはよかった。
ハリーポッターは退屈で眠ってしまって、続編は一切見ていないが、まあ、短いファンタジーとしてはいいのでは。
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■やがて海へと届く:C
2022年 / 原作:彩瀬まる / 監督:中川龍太郎 / 脚本:中川龍太郎 梅原英司 / 主演:岸井ゆきの
https://bitters.co.jp/yagate/#modal
ストーリー、展開に期待、というより、ただ、進行を見ている、っていう感じで見るとよい。死を描きたいという監督の志向をふまえると、流される海からの視線が悲しい。ひとりひとりの出来事について、それでどうした、っていう見方をしないのがコツ。
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■ローズマリーの赤ちゃん:C
1968年 / アメリカ / 原作: / 監督:ロマン・ポロンスキー / 脚本:ロマン・ポロンスキー / 主演:ミア・ファロー
ずっと不安(怖いというよりも)な感じのまま進む。特撮とか化け物系とか、怪奇現象などがなく、全部人間のまま進んで、相手が見えないのが不気味さを増す。ダイヤル電話が時々出てくるのが不安を助長する。ミア・ファローの洋服や髪型がGOOD。
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■ロング、ロングバケーション:C
2018年 / イタリア / 原作: / 監督:パオロ・ビルツィ / 脚本: / 主演:ヘレン・ミレン /
最初から不安でつらい気持ちのまま。コミカルな場面もあるが、それも悲しい。米国の制作なら、アクシデントはド派手に、安どの場面はほっとさせて、音楽で盛り上げて、なのだろうが、BGMは感じない、悲しいこともほっとすることも毎日過ごしていく出来事のひとつとして表現されていて、ハリウッドへのに対して、「映画はこうやって作るんだよ」というメッセージにも見える。悲しい最期がハッピーエンドのように錯覚してしまう。
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■LAMB ラム:C
2022年 / アイスランド、スウェーデン、ポーランド / 監督:バルディミール・ヨハンソン / 脚本:ショーン バルディミール、ヨハンソン / 主演:ノオミ・ラパス
山の風景、暗い映像、登場人物が少ない感じ、BGMがほとんどない、など、世界観がよかった。カメラアングルもすぐれている。内容は怖いが、ヨーロッパならではの美的センスを感じる。
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■MEN 同じ顔の男たち:C
2022年 / イギリス / 原作: / 監督:アレックス・ガーランド / 主演:ジェシー・バックリー
https://happinet-phantom.com/men/
前半の、森の中のシーンはなかなか怖かった。後半、グロになって、あ~あ、という感じ。前半の空気のまま全体を作ればよかったのに。
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■Winny:C
2023年 / 監督:松本優作 / 脚本:松本優作 岸建太朗 / 主演:東出昌大
https://winny-movie.com/
ネタがないから探してきて取り上げたのかと思ったけれど。発端とか少年時代とか、悩む姿とか恋愛とか、そういったことがなかったことや、警察の裏金の問題の解決もなく、すぐにシンプルに物語が進んでいったのが良かった。実話がもとだけど、ドキュメンタリーとか社会へのメッセージの発信、というようなことを感じられないのもよかった。
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■私のプリンスエドワード:C
ハッピーエンドっぽく終わらない映画が増えていく中で、これも特に大きな解決があったわけではないけれど、日本ではありえあないテーマの重さが値打ちを増して、きちんとしたドラマになっていた。
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<<<D:たんたんと眺めてられた>>>
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■A GHOST STORY:D
2017年 / アメリカ / 監督:デビッド・ロウリー / 脚本:デビッド・ロウリー / 撮影:アンドリュー・D・パレルモ / 主演:ケイシー・アフレック
カメラはよかった。長いシーンとかアングルとか。セリフも少ないし、幽霊がシーツっていうのもよい。温かいドラマ、っていうのではなく、ただ、悲しい、っていうのがよい。
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■愛ちゃん物語:D
2022年 / 監督:大野キャンディス真奈 / 脚本:大野キャンディス真奈 / 主演:坂ノ上茜
世界観がわかれば面白いかもしれないが、まあ、見た、ということで。ラ・ブームよりは上にしておこう。
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■愛なのに:D
2022年 / 監督:城定秀夫 / 脚本:今泉力哉、城定秀夫 / 主演:瀬戸康史
また河合優実のムダ遣い。それを考えると彼女を主演にしたNHKはすごい。最初とと最後に彼女が出ることで浄化される。あとは映画にする意味が分からない。
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■ある男:D
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■アステロイド:シティ:D
おもしろそうな始まり方だったし、空気感もよかった。ギャグのセンスもよかった。だが、なんもなし。
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■偽りのないhappy end:D
2021年 / ■監督:松尾大輔 / 脚本:松尾大輔 / 主演:鳴海唯
あえて、こんな物語を書かなくても、映画にしなくても、という印象。河合優実の魅力の引き出し不足。
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■異動辞令は音楽隊:D
https://gaga.ne.jp/ongakutai/
2022年 / 原案:内田英治 / 監督:内田英治 / 脚本:内田英治 / 主演:阿部寛
ユニークなテーマかと思いきや、話は少しシリアスで、あれっていう感じ。阿部寛の安売り感が残念なのと、別の主役なら味わいも変わったのでは。
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■今はちょっと、ついてないだけ:D。
2022年 / 原作:伊吹有喜 / 監督:柴山健次 / 脚本:柴山健次 / 主演:玉山鉄二
https://gaga.ne.jp/ima-tsui/
あまり映画で見ない人たちを起用していて、それは高評価。前半の3人の出来事の部分はよかったが、後半、シリアス目の内容になって、見ようとする根気が折れた。前半の感じでほのぼの的に作っていれば面白かっただろう。
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■DAIKON FILM版 帰ってきたウルトラマン:D
1983年 / 監督:庵野秀明 / 脚本:岡田斗司夫 / 主演:庵野秀明
経緯を知らずに見はじめたら、なんだろう、という感じで見てしまった。これを作ることができるのに、シン・ウルトラマンのような駄作につながったのは残念
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■奇談:D
2005年 / 原作:諸星大二郎 / 監督:小松隆志 / 脚本:小松隆志 / 主演:藤澤恵麻
初めから異様な世界観が出てて、どんな展開なんだろうと思いながら進展していった。原作マンガだともっとどっぷりな感じだったのだろう。おもしろい、とはそれほど思わないけど、よく知らずに見始めて意表を突かれた感じ。低俗なサスペンスやホラーに比べるとゼンゼン上。
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■グッドバイ、バッドマガジンズ:D
2023年 / 原作: / 脚本:横山翔一 山本健介 宮嶋信光 / 監督:横山翔一 / 主演:杏花
https://www.gbbm-movie.com/
前半のノリのまま全部コメディで通せば愉快でよかったのに、後半、哲学的なことになってどっちらけ。かわいいコに言わせた、っていうのだけが評価。
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■グッドモーニングショー:D
2016年 / 監督:君塚良一 / 脚本:君塚良一 / 主演:中井貴一
そもそも期待をして、見たい、という感じではなかった。とはいえ、もうひと転がりあるかと思ったが、あっさり終わった。そんなにユーモアもなかったし。中井貴一がきちんと「こなして」救われた、っていう感じ。局内のグダグダは局内だけでやんなよ、という感じ。
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■言の葉の庭:D
2013年 / 原作:新海誠 / 監督:新海誠 / 脚本:新海誠 / 主演(声):入野自由
最近のアニメは、やたらリアルな映像に走る傾向にあるが、この作品ぐらいが限界で、これ以上のリアルさは不要。「雨の日の外で、閉鎖された空間」で、その中でのできごと、っていうのは人を引き込む。後半、同じ学校だったということと、かつ、好きとかいう方向に進んだことで一気にシラケた。狙いすぎ。タイトル負けしているし、短歌のメッセージも薄い。主人公の内面だらけにして、あえなくなってそのまま、っていうほうがよかったのに。新海誠は話題にはなるが、基本的によくないものが多い。
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■コンビニエンスストーリー:D
2022年 / 監督:三木聡 / 脚本:三木聡 / 主演:成田凌
https://conveniencestory-movie.jp/
ありきたりな展開は読めてつまらなかったが、不思議な世界観はあった。ファンタジー、っていうことではないが、そういった映画を深夜にボケっと眺めたいのならいいかも。それだけ。
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■サイドバイサイド 隣にいる人:D
2023年 / 監督:伊藤ちひろ / 脚本:伊藤ちひろ / 主演:坂口健太郎
https://happinet-phantom.com/sidebyside/
坂口健太郎と高橋一生が出ると安っぽくならないのがいいのだが、ちょっとわからなかった。
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■西遊記 はじまりのはじまり:B
2014年 / 中国 / 監督:チャウ・シンチー / 主演:チャウ・シン
チー
中国映画はハリウッドより優れていると思うことが多い。これはその筆頭。ロード・オブ・ザリングがかすんでしまった。チャウ・シンチーは、どうやったらかっこいいか、どうやったら面白いか、ということを理解している。ジョージルーカスより上。
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■幸せの1ページ:D
2008年 / アメリカ / 監督:ジェニファー・フラケット マーク・レビン / 脚本:ジェニファー・フラケット、マーク・レビン、ポーラ・メイザー / 主演:ルソーアビゲイル・ブレスリン
ファンタジーっぽくしよう、というのがありありと見えて、ひどくはないが、面白くもない。
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■シチリアを征服したクマ王国の物語:D
2022年 / フランス・イタリア / 原作:ディーノ・プッツアーティ / 監督:ロレンツオ・マトッティ / 脚本:
ヨーロッパ風の映像、色使いなのと、ディズニーのように無駄にショーアップされていないことから没入する世界観があって、存在感がある映画。
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■1000年女王:D
1982年 / 監督:明比正行 / 脚本:藤川桂介 / 主演:潘恵子
普通に着たいしてみると退屈だが、松本零士の世界どっぷりの感じに浸ろうとしてみるのなら秀逸かも。
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■そばかす:D
2022年 / 監督:玉田真也 / 脚本:アサダアツシ / 主演::三浦透子 /
ドライブマイカーでは死んでた三浦透子だが、こっちのほうが生かされていた。物語の展開やカメラ割などはおもしろかったが、エンディングで走るところと歌謡曲のエンディングにつながるのが素人っぽくてがっくり。もったいない。
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■それでも私は生きていく:D
2022年 / フランス、イギリス、ドイツ / 監督:ミア・ハンセン=ラブ / 脚本:ミア・ハンセン=ラブ /」主演:レア・セドゥ
https://unpfilm.com/soredemo/
父のことなのか恋愛なのか、最後はハッピーエンド的な感じで、ちょっとどっちつかずで。
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■太陽とボレロ:D
2022年 / 原作: / 監督:水谷 豊 / 主演:檀れい
https://www.sun-bolero.jp/
ものすごく面白いわけじゃなけど、オケの映画っていう新鮮さもあって物語として終始見てられた。このクラスの映画が増えると映画は厚くなって充実してくる。
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■なのに、千輝くんが甘すぎる:D
https://movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie/
2023年 / 監督:新城毅彦 / 脚本:大北はるか / 主演:高橋恭平
たぶんコミックスの方が断然楽しいんだと思う典型だが、若い人たちが「けなげ」に頑張っている感じを受け入れられて、見ていた。特に、キチガイ映画の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあとだったので、浄化させたいこともあったのかもしれない。展開はカビが生えていたし、ラブコメという感じでもなかったけど、こういった映画を大人たちが会議しながら「作ろうよ」なんて盛り上がっているのもほほえましい。
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■ハウ:D
2022年 / 原作:斉藤ひろし / 監督:犬童一心 / 脚本:斉藤ひろし、犬童一心 / 主演:田中圭
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■ハッチング(孵化):D
2022年 / フィンランド / 原作: / 監督:ハンナ・ベルイホルム / 脚本:イリヤ・ラウチ / 主演:シーリ・ソリランナ
https://gaga.ne.jp/hatching/
楳図かずおなど日本のオカルトマンガ的な感じ。悪魔や霊でキャーキャーではなく、育てて部屋にいるっていうことや、雰囲気はユニークだったが、ふ化したあたりから結論は読めてしまった。最後は母親と一緒に体操の練習に行くなどしてもよかったかも。すごく怖いとかはないが、ややグロ、煮え切らずもやもやしてしまう内容。
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■ハーティ 森の神:D
2021年 / インド / 監督:プラブ・ソロモン / 脚本:プラブ・ソロモン / 主演:ラーナー・ダッグバーティ
ストーリーは少しややこしい方に行きかけたことと、内容の割に3時間弱は長めでほとんど倍速で見た。だが、基本は像と森を守るため、というシンプルなもので、アジアの映画らしく、割り切って見れば、ハリウッドの何とかマン映画よりは断然よかった。
欧米ではテーマにできない話だし、像を背景に主人公が立つ姿は迫力があり、かっこよかった。像たちが。
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■破門:D
2023年 / 監督:荻上直子 / 脚本:荻上直子 / 主演:筒井真理子
https://hamon-movie.com/
アニメでは、タイトルで目立とう、という傾向があるが、映画では、特に日本映画は、題材になっていないモチーフを取り上げようとする傾向があり、そんなことに頼っているのが情けない(この映画を意識した原作なのかは知らないが)。笑うほどのコメディでもなく、人間模様というほど深くもなく。
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■パラノーマル・アクティビティ:D
2010年 / アメリカ / 原作: / 監督:オーレン・ベリ / 脚本:オーレン・ベリ / 主演:ケイティ・フェザーストン
予算なし、BGなし、スターなし、ほとんどロケは同じ室内、といったことで堂々制作したことや、静の恐怖を打ち出したのは評価できる。ストーリーはしょうもないし、女がいやがっているのに「僕はやる」「やめてよ」的な、アメリカ映画によくある展開が見ていて腹立たしい。
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■花椒之味(ほあじゃのあじ):C
2019年 / 香港 / 監督:ヘイワード・マック / 脚本:ヘイワード・マック / 主演:サミー・チェン
日本では連続ドラマでありそうな内容。
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■リバー、流れないでよ:C
2023年 / 監督:山口淳太 / 脚本:上田誠 / 主演:藤谷理子
https://www.europe-kikaku.com/river/
想像よりもだいぶ良かった。テンポもあって、金もかかっていない感じで。展開もああもう、っていう感じではなく、次はどう変わるのかとふと期待したりして。藤谷理子がよかった。
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■マイ・インターン:D
2015年 / 監督:ナンシー・マイヤーズ / 脚本:ナンシー・マイヤーズ / 主演:ロバート・デ・ニーロ
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■マガティーラ 勇者転生:D
2009年 / インド / 監督:S・S・ラージャマウリ / 脚本:S・S・ラージャマウリ / 主演:ラーム・チャラン
インド映画は見るのにエネルギーと、さあ見よう、という決意がいる。ダンスシーンが長いのと、全体が長いこともあって、インド映画はもういいかなと。現代の中でのストーリーかと思ったが、後半、過去の中での展開が重要で、それはよかった。
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■めぐりあう時間たち:D
2002年 / アメリカ / 監督:スティーブン・ダルドリー / 脚本:デビッド・ヘア / 主演:ジュリアン・ムーア、メリルストリープ、ニコール・キッドマン
名作風の雰囲気で進んでいったが、なにかよくわからなかった。ちょっとがっかり。
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■パールハーバー:D
2001年 / アメリカ / 監督:マイケル・ベイ / 脚本:ランダル・ウォレス / 主演:ベンアフレック
もっと愚行の悲惨さを描いているものかと思っていたら、いわばロマンスとヒーローものになってしまっていた。これがアメリカ。悲惨さで終始すればもっと質の高い映画になっていたものを。
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■秘密のなっちゃん:D
みんながんばってた。こういったものを映画にしてみてもらおう、というのは、やはり日本映画は平和なのか。
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■夫婦フーフー日記:D
2015年 / 監督:前田弘二 / 脚本:林民夫、前田弘二 / 主演:佐々木蔵之介
導入は面白そうだったが、あとは、心を打つものだったのだろうけど流れて展開していった感じ。安く見えないのは出演者の魅力。
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■流浪の月:D
2022年 / 原作:凪良ゆう / 監督:李相日 / 脚本:李相日 / 主演:広瀬すず、松坂桃李
2人に思い切った演出を、という考えがありありと見えてちょっと、、という感じ。だが、2人の新しい一面を開いたのは良かった。俳優はバラエティやお笑いなどを控えた方がいい気がする。大沢たかおはその点をわかってる。
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■湯道:D
2023年 / 監督:鈴木雅之 / 脚本:小山薫堂 / 主演:生田斗真
https://yudo-movie.jp/
いかにも日本人へのホンワカ系人気狙いで、油断すると「ほのぼの感」に包まれるが、特に何もない。人気の俳優を使いすぎているし、なのにアクセントでもない役にしていて、失敗。
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■妖星ゴラス:D
1962年 / 監督:本多猪四郎 / 特技監督:円谷英二 / 主演:池部良
演出やストーリーはさておいて、アルマゲドンなどの宇宙パニックものが幼稚に見えてかすんでしまう。1962年に映像化できたのには敬意。誤って、リメイク、VR版など作らないことを願うばかり。
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■理想郷:D
2022年/スペイン、フランス
監督:ロドリゴ・ソロゴイェン / 脚本:ロドリゴ・ソロゴイェン、イサベル・ペーニャ / 主演:ドゥニ・メノーシェ
https://unpfilm.com/risokyo/
見ているとずっと不安。オカルトとは違う怖さ。ヨーロッパ的の典型か。ラストはよい結果だろうけど、気持ちが晴れない。この映画を知らなきゃよかったかも。
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<<<Z:つまらん。時間を返せ>>>
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■アイアン・ブレイド:Z
2022年 / 中国 / 監督:フオ・スイチアン / 主演:ツアン・ヤキ
中国映画はハリウッドより優れてると思うことがあって期待したが、、残念。
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■緯度0大作戦:Z
1969年 / 監督:本多猪四郎 / 特技監督:円谷英二 / 脚本:関沢新一 / 主演:宝田明
敬意は表する。この手の映画はこれまで。
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■犬も食わねどチャーリーは笑う;Z
2022年 / 監督:市井昌秀 / 脚本:市井昌秀 / 主演:香取慎吾
コメディ感もやるのかやらないのか半端だったのと、最後の展開は素人上がり。香取慎吾じゃなければもっとかわったのかも。岸井ゆきのは、もう、ここまで下がらなくてもいいのでは。
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■ウルフ・オブ・ウォールストリート:Z
2013年 / アメリカ / 監督:マーティン・スコセッシ / 脚本:テレンス・ウィンター / 主演:レオナルド・ディカプリオ
いかれてる、というよりも、はっきり、キチガイじみていて10分で消去した。後半の物語を美化するために前半の表現をしたのだろうし、最終的にはユニークな展開や結末になっていたのかもしれないが、見るにたえなかった。タイタニックで一人だけ無評価だったディカプリオ様には、「あんた、こんなのでいいん?」と言ってやりたい。アメリカの狂気をそのまま映像にしたようなもので、こういったものはハリウッドという民族の中だけで気が済むまで盛り上がってもらいたい。TVが汚れた印象さえする。
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■ONODA 一万夜を越えて:Z
2021年 / 監督:アルチュール・アラリ / 脚本:アルチュール・アラリ バンサン・ポワミロ / 主演:遠藤雄弥、津田寛治
人物像のようなものが前後長くて間延びした感じ。もったいない。
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■おじいちゃん、死んじゃったって:Z
2017年 / 監督:森ガキ侑大 / 脚本:山崎佐保子 / 主演:岸井ゆきの
出演している人みんなが、「ああ、つまんない映画だな」って思っていたように感じて、気の毒でならない。素材の味を殺した料理のように、出演者がみんな死んでいた。素人が監督したような演出でもあり、役者も「ああ、これまでやってきたのに、またここに戻るのか」なんて思っていたりしそう。岸井ゆきののブレーキとなった。
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■海底軍艦:Z
1963年 / 監督:本多猪四郎 / 特技監督:円谷英二 / 主演:高島忠夫
敬意は表する。
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■木村家の人々:Z
1988年 / 原作:谷俊彦 / 監督:滝田洋二郎 / 脚本:一色伸幸 / 主演:鹿賀 丈史
つまらない映画を早送りしていても、エンドだけ見とこうかと思って再生に戻すのだが、まったくその気にならなかった。企画段階で誰かが「これ、つまらないからやめようよ」なんて言わなかったのか?笑いもない、ほほえましくもない、悲哀もない、何もない。まったく時間の無駄。役者も仕事を選べよ。このあたりが鹿賀 丈史と役所広司の違いか?
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■ギャラクシー街道:Z
2015年 / 監督:三谷幸喜 / 脚本:三谷幸喜 / 主演:香取慎吾
始まって5分で停止、早送りすることもなく、削除。基本的に役者のコメディはお笑い芸人より面白いはずなのだが、映画になると臨場感が消え、まったくつまらなくなるのが不思議。三谷も作りながら自分でわからなかったのか、あるいは、フジから言われて引けなかったのか。
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■銀平町シネマブルース:Z
2022年 / 監督:城定秀夫 / 脚本:いまおかしんじ / 主演:小出恵介
https://g-scalaza.com/
関係者は興味を持つのだろう。そこには敬意。
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■キャプテン・ハーロック:Z
2013年 / 監督:荒牧伸志 / 脚色:福井晴敏 / 主演:小栗旬
CGアニメにリメイクされたものは、もれなくハズレだが、これも。そもそも、ハーロックの悲哀を理解していない。小栗旬は、ルパンといいこれといい、なぜか気の毒な役回りにあたる。
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■狂気の愛:Z
1985年 / フランス / 監督:アンジェイ・ズラウスキー / 脚本:アンジェイ・ズラウスキー、エチエンヌ・ローダ=ジル / 主演:ソフィー・マルソー
ソフィーマルソーは演技が下手とは思わない(感じない)が、ほかに方向性はなかったのか。または、デビューからこれが狙いだったのか。気の毒。
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■50回目のファーストキス:Z
2004年 / アメリカ / 監督:ピーターシーガル / 脚本:ジョージ・ウイング / 主演:アダム・サンドラー
もうちょっと質の高いものかと思っていたが、低俗。多少はいいけど、映画全体の質を落とした。
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■サイド・エフェクト:Z
2013年 / アメリカ / 監督:スティーブン・ソダーバーグ / 脚本:スコット・Z・バーンズ / 主演:ジュード・ロウ
その気になって見たら展開はユニークだったのかもしれない。ただ、金、色、殺人、裏切り、だまし、病。これがモチーフになっているスーパー駄作。悲しみを知ったことがない連中が、これを娯楽と考えて映画を作るとこうなる。これがハリウッド。
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■シークレットサービス:Z
1993年 / 原作: / 監督:ウオルフガング・ペーターセン / 脚本:ジェフ:マグワイア / 主演:クリント・イーストウッド
展開、見せ方、クリント・イーストウッドの存在感、クライマックスのハラハラ感、すべてうまい、優れている。ただ、殺人をドラマ、娯楽にしている、その感性が人類として信じられない。これがハリウッドの姿勢。
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■四月の魚:Z
1986年 / 監督:大林宣彦 / 脚本:内藤忠司 大林宣彦 ジェームス三木 / 主演:高橋幸宏
途中で断念。大林宣彦の映画は、どうもどれも、、、
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■式日:Z
2000年 / 監督:庵野秀明 / 脚本:庵野秀明 / 主演:岩井俊二、藤谷文子
アバンギャルドが好きな舞台風だけど、かわった娘ちゃんとしては、ねじの外れ方が弱くて魅力を欠いた(原作本人だけど)。ストーリーも、ちょっと、、、
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■シン・ウルトラマン:Z
2022年 / 監督:樋口真嗣 / 脚本:庵野秀明 / 主演:斎藤工
登場シーンだけは見ごたえがあったが、見どころはわずか10分足らず。シン・ゴジラも大外れだったが、これはそれ以下の超駄作。ゴジラやウルトラマンの悲哀を理解していないスタッフが、個人的なノリと思い込みで作るとこうなる。売れっ子をそろえたようだが、それも品質を下げた。CGになったとたんマンガになってしまい、着ぐるみを超えることができないのでは、とも気づかされた。
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■スチューデント:Z
1989年 / フランス・イタリア / 監督:クロード・ピノトー / 脚本:ダニエル・トンプソン クロード・ピノトー / 主演:ソフィー・マルソー
大学生の恋と悩みを描くとこうやるしかないのか。
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■探偵マリコの生涯で一番悲惨な日:Z
なんもない。むしろ、なくてもよい。なんであえて、こんな映画を作ったのか、ぐらい。
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■ちひろさん:Z
2023年 / 監督:今泉力哉 / 脚本:澤井香織、今泉力哉 / 主演:有村架純
特に何もなく。なぜわざわざ映画に? 日本映画で息の抜けた映画の質が心配になる。
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■デヴィットボウイ ムンエイジ・デイドリーム:Z
https://dbmd.jp/
2022年 / ドイツ・アメリカ / 監督:ブレット・モーゲン / 脚本:ブレット・モーゲン / 主演:デビッド・ボウイ
ミュージシャンの映画は本当に面白くない。残念。彼を否定するわけではないが。
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■デリシュ!:Z
2020年 / フランス・ベルギー合作 / 監督:エリック・ベナール / 脚本:エリック・ベナール 、ニコラ・ブークリエフ / 主演:グレゴリー・ガドゥボワ
TVドラマなら見たかも。爽快感はあった。
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■ドゥ・ノット・コール 禁断の顧客リスト:Z
2020年 / アメリカ / 原作: / 監督:カリド・リッジウエイ / 主演:ラモーン・モリス
最初からイラついてしょうがない。5倍速で早送りして字幕だけ見た。エンディングに工夫を凝らしたつもりだろうが、まったくつまらん。ソニーもこんなのに金を出すな。放送局も流すな。
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■Dr.コトー診療所:Z
2022年 / 監督:中江功 / 脚本:吉田紀子 / 主演:吉岡秀隆
https://coto-movie.jp/
ドラマは見ていないが、推測を超えない展開で退屈だった。ファミリードラマが限界。
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■図書館戦争、図書館戦争THE LAST MISSION:Z
2013年、2015年 / 原作:有川浩 / 監督:佐藤信介 / 脚本:野木亜希子 / 主演:榮倉奈々
https://promo.kadokawa.co.jp/toshokan-sensou/
榮倉奈々が主演というのが超新鮮。ちょっと先頭部分が長い気がするが、世界をしっかり作っていて、展開もよい。有名どころの出演者もなぜか存在感が強くないのもよいし、信念を貫こうとする姿勢など、物語としては優れている。
だけど。
戦争というキチガイの沙汰をモチーフにしているのはダメ。このような作品を、エンタメ、おもしろかった、などという人間のゆがんだ表と裏の面を思う。
たとえば、東日本震災の時に、「絆」なんてキャッチコピーを口にしながら、がれきの引き受けをする自治体がなかったこと、被災地から他の都道府県の学校に一時的に転校した子供に、「放射能」なんて言葉をかけるガキを教育できなかったバカな親。ウクライナに同情する一方で、このような映画を作ろうと思いつき、出演しようとし、高評価しようとするゆがんだ思想。
哀愁☆太郎の作品でも読め。
https://jp.bloguru.com/love/474624/14
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■とべない風船:Z
2023年 / 監督:宮川博至 / 脚本:宮川博至 / 主演:東出昌大
https://tobenaifusen.com/
話にカビが生えていて、脚本(セリフや所作)も素人作家が書いたよう。そのため、演技もカビが生えた感じに見える。あえて映画にしなくてもよかったのに。
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■ドクター・デスの遺産 BLACK FILE:Z
https://wwws.warnerbros.co.jp/doctordeathmovie/
2020年 / 原作:中山七里 / 監督:深川栄洋 / 脚本:川崎いづみ / 主演:綾野剛
映画やドラマは、わざわざ物語を作って、演じて、見せるもので、それをわかって見るものだが、これは、どうもそのわざわざ感が支配している。演技も短い時間に詰め込もうとしていて極端。TV、いやむしろ、好きな人だけが見るネット動画で十分。だけど、やはり殺人を娯楽にしてはダメだ。哀愁★太郎の作品を読め。綾野も北川も、石黒も柄本も木村も、仕事を選べ。
https://jp.bloguru.com/love/474624/15 --------
■ドライブ・マイ・カー:Z
2021年 / 原作:村上春樹 / 監督:濱口竜介 / 脚本:濱口竜介、大江崇允 / 主演:西島秀俊
まったくつまらない。カンヌでは中身を見ずに東洋のものが新鮮、ブーム、ということで評価していないか。ストーリー、空気、できごと、言動、すべてに魅力なし。こんなのに高い評価をしている日本の映画文化や、噂にのって同調評価する閲覧者の質も心配。
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■ぬいぐるみとしゃべる人は優しい:Z
2023年 / 監督:金子由里奈 / 脚本:金子鈴幸、金子由里奈 / 主演:細田佳央太
https://nuishabe-movie.com/
セリフは作りモノっぽかったが、導入はよさそうに見えて、おもしろいかな、と思って見ていた。が、進むほどしょうもない感じで終わった。多分原作はおもしろいのに、映画でシラケてしまうパターン。駒井蓮たんが唯一の救い。
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■ネバー・ゴーイン・バック:Z
2022年 / アメリカ / 原作: / 監督:オーガスティン・ブリッゼル / 脚本: / 主演:マイア・ミッチェル
https://nevergoinback.jp/
物を作って、人に見てもらってお金をいただく、ということについて、責任も自覚もない。青春ムービーというにはあまりにも次元が低い。明るさも悩ましさも、楽しさも憂いも、夢や反省も何もない。演者の魅力を引き出そうとする姿勢もないし、社会に対するメッセージもない。こんなものを作ろう、見せよう、売ろう、とする思想がゆがみすぎ。スタッフも演者も、全員、お花畑に1週間ぐらい座ってたら、思想や人間性も何かかわるんじゃないか。放送局も流すなよ。
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■バーバー吉野:Z
2003年 / 監督:荻上直子 / 脚本:荻上直子 / 主演:米田良
特になし。
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■ヒトラーのための虐殺会議:Z
2022年 / ドイツ / 監督:マッティ・ゲショネック / 脚本:マグヌス・ファットロット、パウル・モンメルツ / 主演:フィリップ・ホフマイヤー
どこまでが事実かどうかがわからないし、いや、事実に基づくものなのだろうが、狂っている。これを娯楽にするつもりではないだろうし、ドイツ映画だということに深い意味を感じるが、狂気の沙汰を評価するには値しない。
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■ヒューマンボイス:Z
2020年 / スペイン / 原作:ジャン・コクトー / 監督:ペドロ・アルモドバル /
脚本:ペドロ・アルモドバル / 主演:ティルダ・スウィントン
ちょっと、これはここまで。
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■秘密:Z
1999年 / 原作:東野圭吾 / 監督:滝田洋二郎 / 脚本: / 主演:広末涼子
こうやったらウケるだろう、と思って作られた原作。最初から、ストーリーも結果が見えているので、割り切ってコメディの方がよかったのでは。
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■ブラックナイトパレード:Z
2022年 / 原作:中村光 / 監督:福田雄一 / 脚本:鎌田哲生、福田雄一 / 主演:吉沢亮
https://bnp-movie.jp/
どうかな、っと思いながら見始めたけど、耐えられず断念。コメディはお笑いタレントがやるより俳優の方が面白いんだけど、作品自体がダメ。福田雄一はけっこう、ド外れが多い。
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■ボーダー 二つの世界:Z
2019年 / スウェーデン、デンマーク / 監督:アリ・アッパシ / 脚本:アリ・アッバシ、イサベラ・エクルーフ、ヨン・アイビデ・リンドクビスト / 主演:エバ・メランデル
森の中の世界観は雰囲気だった。あとは、ヨーロッパのカルト映画で、どうでもよい。
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■マイレージ、マイライフ:Z
2009年 / 監督:ジェイソン・ライトマン / 主演:ジョージクルーニー
見ていて、セリフも展開も、所作も、演出すべてが恥ずかしいくて下を向く感じ。。ジョージ・クルーニーってこんなんだったか?
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■マッド・ハイジ:Z
タレントが見て面白がってたが、まったくいらん。不要。
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■マルチバース:Z
20219年 / カナダ / 監督:ガウラヴ・セス / 脚本:ダグ・テイラー / 主演:パロマ・クウィアットクスキー
どうかな、っと思いながら見てみたが、大ハズレ。最初のクルマのシーンで、中にいたのが自分たちだろうっていうのは誰でもわかる。シリアスにしようとしているのがあきらめと同情を誘う。コメディーにしたらよかったかも。SFチックなものは歳を取るほど評価が厳しくなるが、最低の映画。ものすごくつまらない。放送局も、放送スケジュールを埋めるためになんでも流しとけ、とう情けない運営は捨ててもらいたい。
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■マンホール:Z
2023年 / 監督:熊切和嘉 / 脚本:岡田道尚 / 主演:中島裕翔
https://gaga.ne.jp/manhole/
シチュエーションが面白いかな、っと思って見てみたが、落ちて、すぐ知り合いに電話しまくるという行為でシラけてしまい早送り。ポイントとなるあたりで再生するが、まあ、いいか、という感じで終わり。
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■メランコリア:Z
2012年 / デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ・イタリア合作 / 監督:ラース・フォン・トリアー / 脚本:ラース・フォン・トリアー / 主演:キルステン・ダンスト
ハリウッドのような安いパニックものではないのは良かったけど、ずっと見続ける気にはならなかった。
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■夜明けまでバス停で:Z
2022年 / 監督:高橋伴明 / 脚本:梶原阿貴 / 主演:板谷由夏
もっと深みや展開があるかと思ってみたのだが。社会問題を詰め込みすぎていて、結果的に意味不明の結末。いっそのことコメディにしていればよかったのかも。
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■ラッキー:Z
2017年 / アメリカ / 原作: 監督:ジョン・キャロル・リンチ / 脚本: / 主演:ハリー・ディーン・スタントン
映像やカメラ割から、詩的な、哲学的なことでもあるのかと思われたが、特に何もなかった。主人公の信念のようなものや葛藤のようなものもあるようで、ないようで。出てくる歌詞にもメッセージがあるようでないようで。
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■ラ・ブーム:Z
https://www.finefilms.co.jp/laboum/
1980年 / フランス / 監督:クロード・ピノトー / 脚本:クロード・ピノトー ダニエル・トンプソン / 主演:ソフィー・マルソー
出てくるバイクとクルマはかっこよかった。髪型も服装も飾っていない方が、人はきれいに見える。それだけ。40年を経て期待していたけど。
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■ラ・ブーム2:Z
1982年 / 監督:クロード・ピノトー / 脚本:ダニエル・トンプソン、クロード・ピノトー / 主演:ソフィー・マルソー
https://www.finefilms.co.jp/laboum/
とりあえず見た。それだけで。
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■LOVE LIFE:Z
2022年 / 監督:深田晃司 / 脚本:深田晃司 / 主演:木村文乃
出演者が気の毒になった。途中で打ち切った。
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