本書には6編の短篇が納められています。
タイトルの『看守眼』は冒頭に納められている小説で、『R警人』という警察の冊子を編集している<山名悦子>は、締め切りまじかの編集作業を進めていましたが、退職予定者の一人<近藤富男>の原稿がないことに気づき、退職前に有給休暇を取っている<近藤>の自宅まで出向きますが、不在でした。
彼の妻によりますと<近藤>は、29年間留置管理官として看守業務一筋に過ごしてきていますが、夢は刑事になることでした。
彼の妻から、一年前に起こった「山手町主婦失踪事件」を、彼は刑事になりきって捜査していると教えられ驚きますが、それは<悦子>自身も興味がある事件でした。
表題作をはじめ、大手電機メーカーの会長の自伝執筆を依頼されるライター、家事調停員の苦悩、県警ホームページの改ざん事件等、面白みのあるミステリー短篇集でした。
阪急三宮駅の山側は、飲食店が密集している繁華街です。
昼下がりに歩いておりますと、写真の看板に足が止まりました。
24時間営業というのもすごいことですが、<生中・サワーが一杯10円>というコピーに目が止まりました。
HAPPY TIME とはいつの時間なのか?
この時間帯だけが一杯10円なのか?
一杯だけでなく何杯でも呑めるのか?
不親切な看板に、疑問ばかりが頭の中を駆け巡るファルコンでした.
神戸市役所を背景に、腕を組んだ若い男性の冊子が目につきました。
どこか神戸の企業の社員募集の冊子なのかなと手に取りましたら、なんと<神戸市>の職員募集案内でした。
A4版オールカラーの立派な冊子です。
読みながらなんだか違和感を覚えてしまいました。
就職先の内容は自分で調べるべきでしょう。
また先輩の声を聞く必要性のある職場だとも思えません。
自らの行動力で公僕として生きていけるかどうかだと思います。
これも市民の税金を使っての印刷だと思いますが、本当に必要性がある冊子でしょうか。
めゑさんをはじめ、多鉄道ファンの方々の写真は、本当に楽しいですね。
とにかくスタイリッシュな全面のお顔がバッチシですので、遠くにいながら実物を拝見させて頂いた気分になります。
ファルコンは、自分でも可笑しいと思いますがどうしても違った目線から電車をみてしまいます。
今回は久々の鉄道写真ですが、車両の連結部をまとめてみました。
何年か前、この部分に飛びついて移動した輩が出て以来安全対策ということで、各社工夫を凝らされているようです。
きっかけは<A>のなんば線の鋭いとんがりタイプです。これを見て他社の部分が気になりました。
<B>は高速神戸線で、この間が空いた形が一番多いみたいです。
<C>は、阪急電車で蛇腹式ですべて隠しています。
<D>は山陽電車で、これは何も対策をしておらず開放的なままです。
どのデザインも、カーブに対して追従出来るように考えられているのが、素晴らしいです。
各電鉄会社のコンセプトがよく出ている面白い部分で、電車の乗り換え待ちの間に、変わった連結部ないものかなと眺めています。
網戸がある窓を開けてパソコンのキーボードを打っているところに、どう紛れ込んだのか、一匹の【ミドリグンバイウンカ】がキーに止まってしまいました。
以前、何気なく指で動かそうとしましたら余分なキー操作になり、打ち込んだブログが消えてしまった苦い経験がありますので、今回は何もせずにしばらく様子見です。
体長5ミリほどの小さな【ミドリグンバイウンカ】と、根競べになりました。
念力が通じたのか、無事飛び立ってくれましたが、部屋の中には見当たらず、無事に外に飛び出せていればいいのですが、小さい【ウンカ】だけに確かめようがありません。
暑い夏とはいえ、お弁当のご飯は、やはり温かいに越したことはないですよね。
そんなわけで、出先にて「ほっかほっか亭」という弁当チェーン店でお弁当を買いました。
普段はあまりお世話になるお店ではありませんが、出来上がるのを待つ間、店舗を眺めていますと、店舗番号「6657」と掲げられていました。
かなりの数だと思いますが、鉄道マニアさんの全駅制覇などと同じように、全店舗制覇を目指している人なんていないでしょうねぇ。
郵便局で100円づつ預金して、各局名のスタンプを集めている人を見かけたことがありますので、あながち否定もできず、ひよっとしたらと考え込んでしまいました。
選挙の投票期日が近づいてきました。
それぞれの党もマニュフェストを出されているようですが、前回の提言の反省点はどの党からも聞こえません。
別に投票日の30日に特段の予定があるわけではありませんが、思い立ったが吉日、投票を済ませてきました。
<どうせ変わらないからなぁ>というだけで、投票を棄権するのは、やはり無責任な行為でしょう。
1票の重み、ぜひ積み重ねてもらいたいものです。
知人が入院しましたので、お見舞いに出かけました。
訪問先は尼崎市内の病院でした。
阪神尼崎駅のバス停より尼崎市営バスに乗るやいなや、ポカをしでかしました。
神戸市の市バスは料金後払いですので、何気なく乗り込みましたら「料金、払ってくださ〜い」と運転手さんのマイクの大きなお声。
所変わればシステムも変わるのは仕方ないと思いますが、なんだかいい気分はしませんでしたね。
聞いていた地名「西難波北」というのも、ややこしい地名で、本来ならば「西難波○丁目」とかにすればいいものを西や北との言い回しもどうかなぁ〜・・・、なんて考えながらバス停を降りました。
阪神尼崎駅からは、なんば線が出ていますので、<難波>の文字は<なんば>だとばかり思っていました。
ちなみにバス亭の難波の名称は<なんば>ではなく<なにわ>でこれまた聞き逃して乗り過ごしそうになりました。
主人公<高城賢吾>警部を主人公とする<警視庁失踪課>シリーズとして、『相克』 に次ぐ三作目が本書です。
港学園理事長の<占部利光>39歳が、一週間行方不明だと彼の母親が失踪課に訪れて、翌日捜査の手掛かりを求めて<高城>と部下の<明神愛実>は自宅を訪れますが、母親の態度は一変して非協力的になり、大学関係者は口を閉ざしてしまいます。
一方、仙台に住む妹から東京の姉<藤井碧>40歳と連絡がつかない失踪事件は、仙台の川にて遺体が発見され、確認に出向いた<法月大智>警部補は、状況的に自殺だと報告してきますが、<碧>は森野女子短大の総務課長としてコンサルタント会社から引き抜かれたやり手でした。
<高城>は、港学園関係者の無関心な態度から単なる失踪事件ではないと判断、失踪課の上司<阿比留真弓>に申し出て、夏休みと言う名目で一人仙台に出向いていきます。
少子化に伴う大学経営を縦糸として、二つの意事件が繋がりを見せ始めながら、心臓病を患っている<法月>が、なぜかむしゃらな捜査行動をとることを絡め、苦悩する<高城>がよく描かれている一冊でした。
30数年来、使用していた「黒革の手帳」を、不覚にも紛失してしまいました。
松本清張ではありませんが、黒革の表紙で少しくたびれてはいますが、思い出深い手帳です。
この手帳の製造メーカーも十数年前に倒産し、中身の差し替え分は他社の製品を使用しながら使い続けてきました。
諦めかけていたところ、隣市の明石警察署から「遺失物として届いていますので」との連絡を受け、早速受け取りに行ってきました。
まだまだ親切な方がおられるようで、感謝感謝です。
「黒革の手帳」も、これからまだまだ歴史を重ねていけそうです。
届けて下さいました心やさしい方に、この場を借りて<ありがとうございました>とお礼を申し上げます。
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