中辛の表示ですが、「カレー専門店」という言葉に引かれて購入してみました。
ハチ食品のレトルトカレーは、このカレー専門店の【ビーフカレー】(105円)を始め、「たっぷりビーフカレー」 も(105円)とお手頃価格ですので、あまり高いハードルの批評は酷かもしれません。
基本ベースのカレールーは、小麦粉感が強い舌触りです。
牛肉は小さめですが、硬い牛肉でがっかりするよりは、このほうがいいと思います。
野菜のの玉ねぎ・人参、こちらも小さめながら原形をとどめています。
「カレー専門店」という表示をするのには、もう少しスパイシーさがあればと感じました。
1センチばかりの小さな大きさの【花かんざし】はキク科の花で、英名では「ペーパーデージ」と呼ばれています。
小さい花ですが、寒さに強い可憐な花です。
白い花弁にみえるのは「蕚片」なので、開花時期が長く楽しめます。
一番外側の「蕚」だけが、写真でも分かると思いますが、ほんのりと赤紫色をしていますので、花の上から見るよりは下から見ると面白い色合いが楽しめるのですが、葉が生い茂り上手く写せませんでした。
手を触れて曲げるわけにもいきませんので、次の機会の楽しみに残しておきます。
放送関係の仕事を辞めて、片田舎で園芸家として仕事を始めたポーラが主人公です。
大きな庭園の再生仕事を任され、作業に取り掛かろうとした矢先に、庭から赤ちゃんの白骨死体を発見するところから物語は始まります。
話しはメキシコからの移住労働者達の問題も伏線としてあり、暗い内容の部分もありますが、陽気な主人公の性格で、面白く読みきれました。
「テンナンショウ(天南星)」・「ケンマソウ(鯛釣り草)」・「ニコチアス(ハナタバコ)」・「ナスタチウム(金蓮花)」など、知らない植物名を確認しながら、庭園の景色を想像しておりました。
<矮性>などという専門用語も飛び出し、きっと訳者は植物図鑑を片手に手こずったことと思います。
庭園が事件現場というだけで、お花の話はたくさん出てきませんでしたが、ミステリーとして楽しめた一冊です。
カレーもラーメンも大好きですので、新年早々のレポート第一弾として、昨年9月に発売された「カレーラーメン」(105円)で口切りです。
「テーブルマーク」という社名、初めてでしたので調べてみましたら、旧社名「加ト吉」が、日本たばこ産業(JT)の完全子会社として2010年に出来た会社でした。
ノンフライ麺の仕様で、ポークとチキン味を基本に、にんにく・玉ねぎの野菜で旨味を出しているとのことです。
写真では分かりにくいと思いますが、液体スープの色は黒褐色で、カレー特有の黄色いターメリック色ではありません。
カレー味を期待した割には「ん?」という味で、一言でいえば、醤油ラーメンのスープにカレー味を付けた感じです。
日清の「カップヌードル:カレー」は純粋にカレー味が楽しめますが、この【カレーラーメン】は「カレー風味」とした方がいい内容でした。
お正月ですので、昨日は縁起ものの 「黄実の千両」 を取り上げましたが、【サクラソウ(桜草)】も日本的できれいな花姿です。
サクラソウ科サクラ属を代表する花ですが、埼玉県と大阪府の県花にも指定されています。
花弁は5弁で、深く切れ込みさらに各花弁の先端が、裂ける特徴がありますので、判断のつきやすい形です。
江戸時代に育種が盛んに行われ、数百におよぶ品種が作られ、<古典園芸植物>の代表格です。
花の形がよく似ている花として、「プリムラ(西洋桜草)」がありますが、「葉」の形が違いますので、区別は難しくありません。
1992年から発行されているアメリカの人気児童書を日本でアニメーション映画化した『マジック・ツリーハウス』が、2012年1月7日より全国で公開されます。
アニメ『あずまんが大王』・『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の<錦織博>が監督を務め、脚本を『ブレイブ ストーリー』の<大河内一楼>が担当しています。日本原作のオリジナルイラストを気に入った作者(メアリー・ポープ・オズボーン)が、世界で初めて日本に映画化を承諾した全世界待望のアニメーションです。
本と勉強が大好きで気が弱い兄の「ジャック」と、冒険好きでどんな動物とも仲良くなれる妹の「アニー」は、ある日、森の木の上に不思議な小屋を見つけます。
そこは時空を超えてあらゆる場所へ移動できる魔法のツリーハウスで、ネズミの姿に変えられてしまった「モーガン」と出会った2人は、「モーガン」を救うためさまざまな時代や場所をめぐる冒険に出ます。
兵庫縣神戸市出身の女優<北川景子>と人気子役の<芦田愛菜>が主人公兄妹の声優に挑戦しています。
書籍のタイトル通り、幽霊4人が主人公で、自殺志願者たちを助けるお話です。
それぞれの理由で自殺した4人ですが、天国までたどり着けず、神様が「下界に降りて100人の自殺志願者を救えば、天国に行かせてあげる」という筋書きです。
警察庁の資料によりますと、1998(平成10)年には24000人の自殺者数でしたが、翌年の1999(平成11)年には33000人を超え、以後昨年度まで毎年3万人以上の人が自殺で亡くなられています。
経済的な理由、病気、ローン問題、受験等、それぞれ問題を抱えた自殺志願者をいかに助けてゆくのか、読みながら小説というよりも、世相をよく表した社会分析書だとおもいました。
お正月に向かない話題かもしれませんが、年の始めだからこそ、手を差し伸べられる温かい社会環境を、望みたいところです。
昨年12月に新メニューとして登場いしていた「焼味豚丼・十勝仕立て」(並:380円)を食べてきました。
見本写真では、下のご飯が見えないぐらいの豚肉の盛り付け量でしたが、出てきたのはなんだか寂しげな枚数ですし、脂身が多い感じです。
2003年の米国産牛肉の輸入停止で打撃を受けた牛丼業界でしたが、その後「豚丼」で再起を図り、牛丼復活後も(並:280円)という価格が受けて「豚丼」は人気があったと思います。
今回はその「豚丼」の販売を終わらせてでもの新「豚丼」の登場です。
旧「豚丼」は、牛肉の代用品でしたが、今回は焼いた豚肉に甘辛い醤油タレで焼いた肉が乗せられています。
醤油タレはわたしには甘すぎて、付け合わせのコールスローのキャベツ、紅ショウガを取り、七味を振りかけ、味をごまかして食べました。
個人的には、旧「豚丼」の味わいのほうが、値段も安くてよかったとおもいます。
名前がおめでたいので、「万両」とともに、お正月の縁起物としてよく用いられる「千両」は、多くは赤い実ですが、【キミノセンリョウ(黄実の千両)】とも呼ばれている黄色い実の千両もあります。
常緑低木で、東アジア~インド周辺に多く分布する植物で、夏に黄緑色の花を咲かせます。
「万両」・「百両」・「十両」と呼ばれている植物は<ヤブコウジ科>なのですが、この【千両】だけは、<センリョウ科>の植物で、名前と分類の違いが難しく、奥の深い植物の世界、今年も手こずりそうです。
昨年末に買いそろえた <寝正月用の書籍> 、今年最初の読み出しとしては、ミステリーファンですので『キングの死』を選びました。
著者は3作目の『川は静かに流れる』で、2010年の英国推理作家協会最優秀賞を受賞しています。
13歳の少年を主人公に据えて、行方不明になった妹の捜査を進める物語ですが、受賞作の貫禄十分の内容でした。
ミステリーに限らず、本来は作家の発表年代順に読み継ぐのが王道だとは思いますが、えてして文庫本などでは発表年代が後先になる場合もあり、読み手側としてがっかりします。
今回は、あえてデビュー作の1作目にさかのぼって読んでみました。
親子二代の弁護士の家庭を中心に話しは展開します。先代の父親は弁護士としてはやり手でしたが、射殺死体で発見され、主人公の弁護士を中心にその妹、父親のいいなりで結婚した家庭、昔馴染みの女性との不倫等の伏線を散りばめながら、自分自身の人生観を見つめ直す結末へと一気に読ませます。
600ページを超える作品ですが、3作目で協会賞を受賞する力量を感じさせるストリー展開、面白く読み終わりました。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account