『誰も知らない』(2004年)・『空気人形』(2009年)の<是枝裕和>監督が、2010年3月の九州新幹線全線開通に沸く九州を舞台に描く家族ドラマ『奇跡』が、2011年6月11日より全国で公開されます。
主演は、兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」の<前田航基>と<前田旺志郎>。両親の離婚で鹿児島と福岡に離れて暮らす兄弟が、新幹線の全線開通をきっかけに、バラバラになった家族を取り戻そうと奮闘する姿を描きます。
共演に<夏川結衣>、<阿部寛>、<原田芳雄>、<樹木希林>ら是枝作品の常連俳優が顔を揃えています。
建築設計を生業としていますので、「建築ファンタジー」という帯のコピーに引かれて手にしてみました。本作品は、2008年の第20回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品です。
明治14年、銀座レンガ街の洗濯屋の次男として生まれたのが主人公<笠井泉二>で、子供のころから西洋建築に興味を持ち、のち東京帝大建築学科に学びます。
彼は普通の造形ではなく、注文主の一風変わった注文、<生きている人間と死んだ人間が一緒に暮らせる家>とか、<永久に住めるような家>といった難注文に見事にこたえていきます。明治から第二次世界大戦の時代を背景に、<笠井泉二>に関する6話の短篇が納められています。
実在の建築家や歴史的史実を踏まえながらの描写は、当時の社会状況を知るうえでも面白く、また一建築家の夢としても楽しめた一冊でした。
トマトソースのレトルト製品を色々と試してきましたが、「これだ」といういい味に当たっていません。
私自身の好みもあるのでしょうが、それではお店の味はと出かけてみました。
<すいません、レトルト製品のトマトソース味、かなり食べてきたんですが、どれもいまいちでした。このお店の「これだ」というトマトソースのスパゲッティお願いできませんでしょうか?>
初めて入ったお店の方に伝えた注文です。
若い彼でしたが、見事に難しい注文に答えてくれました。
ズッキニーが入ったトマトソース味、★★★★★です。
チリ産の赤ワイン「タンテヒュー」のボトル、2本も空けてしまいました。
メニューも見ずに無理な注文で作っていただいたたスパゲッティ、名前も分かりませんが、侮れない世界だと感じています。
麺のゆで加減や黒コショウもねという多くの注文にも関わらず、「分かりました」という彼の心意気に、感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。また、寄らせていただきます。
本書には、「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作家の8人の作品が納められているアンソロジーです。
まだ読んだことのない作家の雰囲気や作風を掴むのには、このようなアンソロジーが便利で、納められているのは、下記の8篇です。
<畠中 恵>『太郎君、東へ』 <仁木英之>『雷のお届けもの』
<森見登美彦>『四畳半世界放浪記』 <堀川アサコ>『暗いバス』
<遠田潤子>『水鏡の虜』 <柴野貴李>『哭く戦艦』
<石川 晶>『スミス氏の箱庭』 <宇月原晴明>『赫夜島』
さすがにどれも「日本ファンタジーノベル大賞」の受賞者ということで、自分の専門分野で繰り広げられる世界は多彩で、江戸時代の河童が活躍する<畠中>氏の作品、人間が雷のなった<仁木>氏の作品、戦艦に憑りついた船霊の話の<柴野>氏の作品、竹取物語を主軸に据えた<宇月原>氏の作品等、どれも個性あるファンタジー作品が楽しめました。
インテリアとして観葉植物を楽しむ方が増えてきているようです。
緑の元気な葉があるのは、見ていて気持ちのいいものだと思います。
某居酒屋さんのトイレ、入って驚きました。
多くの観葉植物の鉢が置かれているのはいいのですが、洋便器のタンクの上にある観葉植物が大きくて、トイレの面積の半分を占領している状況です。
用を足していても落ち着かず、女性の方なら頭に植物の葉があたるのではないかと心配してしまいます。
飾る場所と観葉植物の大きさ、考えてほしいなと気になりました。
6月に入り、「ミニ鮪丼セット」(680円)という、夏らしいメニューが出ていました。
ミニ鮪丼に、「ざるうどん」か「ざるそば」が選べますが、迷わずに「そば」にての注文です。
シャキシャキに冷やされたおそば、食欲が進みます。
ミニ鮪丼も、嬉しいことにワサビがたっぷりと入っていますので、これまた醤油をかけておいしく頂きました。温泉玉子もタコ酢も冷たくて、夏向きの小鉢としてご飯に合います。
店内では、CDが流れていますが、どれもお客さんの持ち込み品ばかりです。
私もママさんに置いておいてもらおうと思うのですが、いつも忘れてしまいます。
好みの音楽を聞きながらの食事やお酒は、きっと楽しい時間になることでしょう。
国鉄時代からの「夜行列車」も次々と廃止されてきていますが、著者は、週末の金曜日の夜に旅立ち、月曜日の朝に戻るという紀行文が、丁寧に綴られています。
本社は、冒頭で述べた『週末夜汽車紀行』と、平日の仕事帰りに訪れることのできる7路線をまとめた『七つの鉄道旅行』の2章での構成です。
学生時代、わたしも太平洋側から北上し、北海道に入り(当時は青函連絡船でした)、青森から日本海側を戻ってくるこ鉄道旅行をしましたが、著者のそれぞれの駅や町などの描写を読みますと、当時の懐かしい記憶が甦り、楽しく読み終えることができました。
いつも寄る立ち飲み屋さん、顔を見せる常連客がほぼ決まっていますので、顔を合わせますと自然と仲良く会話がはじまります。
そんな仲間のひとりに、神戸高知県人会理事の<Nさん>がおられます。
坂本竜馬の力強いイメージがすぐに浮かびますが、その彼の趣味のひとつとして、「袋物」を作ることがあるとは驚きです。
<赤いトートバッグ>をいただいた女性客の<ペコちゃん>、さっそく使っているということで、お礼を兼ねてのお披露目です。
好きな赤色の生地で、内側もかわいい柄の裏地で覆われ、凝った仕上がりです。
サイドポケットの金色の帯は、なんと畳のヘリの応用です。
いやはや、趣味の世界はたいしたもので、よかったね<ペコちゃん>。良く似合ってますよ。
【松屋】の<元気応援!丼フェア>も、「牛めし」「ビビン丼」ときて、昨日から6日(月)の15:00まで、第3弾の「キムカル丼」(490円→390円)で最終です。
期間限定となると、B級グルメ派としては食べておかなくてはいけません。
いつも通り食券を買い求め、味わってきました。
キムカル=キムチ+カルビですが、キザミ海苔がなくてもいいから、もう少しキムチがほしい感じでした。
正直なところカルビの味がインパクトがなく、正規の(490円)では少し厳しい感じを持ちました。
値段が値段ですから、厳しい評価はかわいそうかな。
写真の4品、一度に食べたわけではありません。
珍しいことに、二晩続けて【がんぼ】さんに足を向けました。
飾らない店構えと赤い暖簾が目に止まり、昨晩は「チーズカリカリ」(500円)、キノコチーズオムレツ」(600円)、「鮭ときのこ蒸し」(600円)で、一杯呑んでおりました。
大将と奥さん(5歳年上)の二人のお店の雰囲気がとても良く、楽しい会話で盛り上がりました。お店は昨年の11月開店されたそうです。
店名の【がんぼ】とは、広島弁で「聞かん坊」という意味で、<ここのママはぶち頑固で聞かん坊ぢゃけん名付けたんよ・・・娘のMAKOより>とのかわいいコメントが置かれています。
昨晩は鉄板焼きのみで、本来の広島焼を食べておりません。
そんなわけで、二晩目は「広島焼」(700円)を目指して顔出しです。
注文しましたのは、<基本の定番>で「そば・肉・玉(子)」です。
麺も「そば・うどん・ピリカラ麺」とあり、またトッピングとして「イカ天・ねぎ・チーズ」等が選べます。
1枚で結構な量があります。辛口の「オタフクソース」をたっぷりとかけ、冷えた生ビールと一緒においしく頂いてきました。
ママさんに名前を覚えていただき、これからまた通うのに楽しみなお店が増えました。
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