今までは、「関帝」という銘柄の紹興酒をキープしていました。
だいたい、4,5回ぐらいで空けてしまいます。
ママさん、「そんなに呑むなら、大きいほうがいいね」との甘い言葉に誘われ、注文していただいていた紹興酒が届きました。
お店の床に新聞紙を敷き、ママさん自ら石膏で固めた甕の開封作業です。
家族連れのお客さんも興味深々で眺めていました。
5リットル入りの甕ですので持ち上げるのが大変で、柄杓でグラスに注ぎます。いつもはロックで呑んでいますが、「これはこのままがいいよ」とのママさんの言葉に従い、ストレートで呑んでおりました。
当分はなくなりそうにもありませんが、残り少なくなると、柄杓は使えません。
持ち上げて、注ぐことになるのかなと、いまから心配しています。
今日は、ぐっと冷え込み一日気温が上がりそうにない天気予報です。
昨夜は、<うどん>のコメントで「ハイカラうどん」ばかりの写真を見ておりましたので、なんだか<うどん>ばかりが頭にチラついています。
月始めいうこともあり、時間の余裕もなく、バタバタ気味。
寒さも手伝い、立ち食いの【山陽そば】で「きつねうどん」(300円)に決めました。
今日から珈琲豆も値上がるそうです。
3年ほど前、小麦粉の値上げで(270円→300円)になった「きつねうどん」です。
このさき小麦粉が値上がると、またまた価格改定になるかなと、心配しながら食べておりました。
これ以上の価格では、立ち食いとして食べるのは考え込んでしまいます。
時は天正年間、忍者の里として有名な伊賀衆を引き連れる<百地三太夫>と、隣接する<織田信長>の次男<北畠信雄(のぶかつ)>の伊勢衆との戦いを主軸に据えた物語です。
「信雄軍」を壊滅させようと、伊賀衆を束ねる「十二家評定」のメンバー<百地三太夫>や<下山甲斐>は、術策をもってなんとか伊勢衆をおびき寄せて壊滅させようと画作、伊勢衆は天正6(1578)年10月25日の「丸山合戦」で痛手をを追わせますが、天正7年9月16日に痛手を負い、<信雄>の負け戦に憤怒した<織田信長>は、2年後の天正9年に4万4千騎の軍勢で伊賀に攻め入ります。
歴史の史実に基づく文章を要所に散りばめ、主人公ともいえる忍びの<無門>や<文吾>などの荒唐無稽な忍術の世界に思わず引き込まれてしまう、痛快な歴史小説でした。
関西では、甘く煮た油揚げを、うどんにのせているのを「きつね」、そばなら「たぬき」と言います。
テレビのコマーシャルを見ていましたら、♪きつね、♪たぬき、というメロディーに合わせて商品が出てくるのですが、<♪たぬき>を見て、「ギョッ」としました。
なんと<たぬき>として、うどんに天カス(=天プラの揚げ玉)が出てきました。
こちらでは、これは「ハイカラうどん」と呼んでいます。
地域によって、呼び名が変わるのは仕方ないと思いますが、関西で流すコマーシャルですから、その地域の名称を正しく使うべきではないのかなと、気になります。
たまに思い出して足を向けてみる【神威(かむい)】さんですが、定休日が決まっていないお店ですので、ここ何回かはずればかりでした。
大倉山交差点の目立つ所にあるのですが、わたしの記憶だけでも、4回はラーメン店が入れ替わりしています。
「しおラーメン」・「しょうゆラーメン」もありますが、北海道ラーメンということで、ここでは「みそラーメン」(650円+ライス100円)の注文です。
大きな中華鍋に、ミンチ肉・玉ねぎ・もやし等を手早く炒めて、丁寧に味の確認。スープを溶いては、味の確認。麺の茹で加減も、2,3回は確かめての力強い湯切り作業。
カウンター席の前には、「麺とスープのバランスが一番と考え、ひとつづつ丁寧に作っております」との表示があり、全席禁煙と共に大将のこだわりを感じます。
コシの強い縮れ麺に、鶏ガラスープで伸ばしたみそがよく合います。
神戸では見かけませんが、みそラーメンに「背脂」が入っていますので、やや甘めのスープです。
近くには、【もっこす本店】・【四宮軒】・【山神山人】とラーメン店が並ぶ界隈だけに、これからも丁寧な仕事で頑張っていただきたいです。
第一作目の『蝕罪』 をスタートに<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズも、前作 『裂壊』 に次いで、本書で六作目になりました。
ある事件で出世の道を閉ざされた三方面分室室長<阿比留真弓>は、庁内営業の意欲もなくなり、失踪課の重鎮<法月大智>警部補の警務課への移動を止めることもできず、失踪課全体に元気がなくなりました。
そんな状況をぼやく<高城>に、<法月>は5年前に多重衝突事故に遭いながら、事故現場から失踪した<野崎健生>の捜査を託します。
「マッドサイエンティスト」の異名を持つ<野崎健生>はロボット工学の第一人者で、本家一族が経営する<ビートテク>という会社で歩行アシストシステムを開発していました。
その会社が主催するホテルの展示会場で爆発があり、脅迫文が発見され、その脅迫状には5年前に行方不明になった<野崎健生>の署名がありました。
本書では、<法月>の後任として交通課から<田口英樹>が挨拶に出向いてきますが、定年前でやる気の伺えない人物です。次作からの登場が楽しみですが、またまた失踪課内で頭を悩ませる<高城>が楽しめそうです。
山陽板宿駅の改札口周りの空きスペースを利用して、保育園や幼稚園児たちの作品が、季節の話題にあわせて飾られています。
今回は、「育英幼稚園児」の<お雛様>が、なごみの雰囲気を醸し出してくれています。
写真を撮ろうとしましたら、年配の方がアップ写真を何枚か撮られていました。
きっと、お孫さんの作品なんでしょうねぇ。
それにしても、17名しか園児がいないのかと、<お雛様>の数を数えながら驚いてしまいました。
誤って恋人を死なせてしまった<田中健一>は、7年間服役したあと、父親の元で生活をしています。
ある日<健一>のところに週刊誌の記者が現れ、取材攻撃にさらされます。
加害者家族、被害者家族のそれぞれの立場が、マスコミの扱いによって逆転してしまうという設定は納得できるところですが、ノンフィクション作家として初めての長編ということですが、もう少し突っ込んだ状況設定がほしいところでした。
マスコミ関係者、元同房の犯罪者、環境問題に取り組む芸能人等、ざまざまな登場人物が入り乱れ、すばやい切り替えの場面展開ですが、あれもこれもと話題を詰め込みすぎて、なかなか読み手として流れに乗れない筋の展開でした。
以前にも食べたことがある【長浜らーめん】です。
今回も、以前と同じだと思いながら箱をあけたところ、「ん?」となりました。
「長浜らーめん」といえば、<紅ショウガ・高菜>が必須品で、焼豚がなくてもこれがないと話しになりません。
以前には、<紅ショウガ・高菜>とも、小さなビニール袋で入っていたのですが、今回は麺とスープの素だけでした。
「内容量」の欄を見ましても、確かに麺とスープの表示しかありませんが、なんだかなぁという気分。
一般的に<紅ショウガ・高菜>を、常備置いている家庭も少ないと思います。
殺風景な白い豚骨スープだけのラーメン、わびしくいただきました。
いやぁ~、昆虫好きとしてはわくわくしながら、面白く読み終えれました。
物語の世界は、学名で<ヴェスパ・マンダリニア>と呼ばれる「オオスズメバチ」たちの世界を描いています。
「オオスズメバチ」の戦士<マリア>は、「疾風のマリア」と呼ばれるほど素早い行動で餌を捕獲してきますが、働き蜂としての寿命はわずか30日しかありません。
その誕生から、命尽きる日までの彼女の一生を、『シートン動物記』のように昆虫学的なしっかりとした裏付けを持って、自然界での波瀾万丈が描かれています。
なかなか凶暴な性格の「オオスズメバチ」ですが、本書は彼女たちの生態を知る上でも貴重な昆虫学の本としても、楽しめる一冊でした。
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