主人公<矢島耕平>は29歳、企画プランニング会社『ロスロコ』に勤め、趣味は「駅弁」を食べることです。
東北新幹線の新青森駅の開通に伴い、イベントの企画として商工会議所まちづくり課へ仕事として出向きますが、打ち合わせの最中に課長の<長尾>が地獄沼にて溺死体で発見される事件に遭遇、持ち前の好奇心で素人探偵よろしく真相を探る奔走が続きます。
事件は宿泊施設の違反開発で10年前に起きた十和田山の崩落事故に発端があるようで、環境開発派と環境保護派の対立と思われたのですが、まちづくり課職員の新たな絞殺死体が発見され、事件は思わぬ方向に発展していきます。
旅情ミステリーとして、見どころある観光地も多く登場、また現地のグルメも情報もあり、「駅弁」は2種類しか出てきませんでしたが、副題に<駅弁味めぐり事件ファイル>とありますので、今後シリーズ物として楽しめそうです。
今日は漫画家・梶原一騎の23回忌にあたります。1987年1月21日、満50歳の若さで生涯を閉じました。
不朽の名作『巨人の星』をはじめ、『あしたのジョー』・『タイガーマスク』等、スポーツ根性物語の大御所です。子供の頃にはワクワクして原作を読み、アニメ放送をテレビで見ておりました。
彼の漫画は、ハッピーエンドで終わるストーリーは少なく、戦後民主主義の男女平等、家父長制度の否定、優しい家族といったイメージからかけ離れたところで成立しているからこそ、面白かったのだと思います。
晩年には若手作家への恐喝事件、編集者への暴行事件等を起こし、有罪判決を受けましたが、最後まで自分の漫画のストリー通りの生き方を貫いたのでしょう。
写真は13回忌の時の記念品です。レリーフグラスというのですが、ボトルの表面が手仕事により削られ文字が浮き出されています。ワイン自体は山梨県産の勝沼という銘柄で、特殊なものではありません。なんとなく今まで飲むことまなく置いてありました。もうそろそろ開封してもいい頃かもしれません。
路地裏を歩いていますと、バタバタと何十羽のスズメが飛び立ち、驚きました。
とあるお家の庭のブロック塀に、侵入防止の鉄線が何本も取り付けられており、そこにスズメが隙間なくビッチシと並んでいるのです。
初めて見た時は、なんだこの数はという驚きでした。わたしが動きますと、バタバタと飛び立ち、暫くするとまた元の鉄線に戻ってきます。
間口10メートルはありますので、全体を写すとスズメが点にしか映らないと思い、間の部分を身動きせず写したのが、この写真です。
♪電線に、スズメが三羽とまってる・・・、なんて唄がありましたが、このお家は三羽どころではありません。
鳴き声だけでも、そうとうな音だと思います。
『007』シリーズ第22作の『007/慰めの報酬』が、2009年1月24日より全国で公開されます。
前作『カジノ・ロワイヤル』(2006年・監督:マーティン・キャンベル)のエンディングから続く続編にあたり、恋人「ベスパー」(エバー・グリーン)を失った「ジェームズ・ボンド」(ダニエル・クレイグ)が復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描きます。
「ベスパー」を操っていた「ミスター・ホワイト」(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知ります。それは謎の組織の非情な男、「ドミニク・グリーン」(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものでした。
『潜水服は蝶の夢を見る』(2007年・監督:ジュリアン・シュナーベル)の<マチュー・アマルリック>が悪役で登場します。世界でロケを敢行したスケール倍増のアクションに圧倒される作品です。
交通量の多い道路脇の街路樹に、どなたかがいつもお花を置かれています。
初めて花を目にしたときには、交通事故で亡くなられたのか、何かぶっそうな事件の被害にでも会われたのかと考え込んでしまいました。
いつも通る道筋ではありませんが、目にするたびにお花も変わっておりますし、花束の数も変化があるようです。
残されたご家族やご友人の方々の献花だと思います。
この前を通るたびに、見知らぬ亡くなられた方に対して、「お幸せですね」と声をかけたくなってしまいます。
大相撲も中日を終え、3人が8連勝で勝ち越しを決めました。
場所前は、だいぶ朝青龍がたたかれていて、「引退」かとの文字がマスコミを賑わしておりましたが、なんとか勝ち越しにこぎつけたようで、安心しているファンも多いことでしょう。
横綱の土俵入りには、この芋焼酎の名前である不知火型と雲龍型の2種類があり、朝青龍は雲龍型、白鵬は不知火型を継承しています。
不知火型は第11代横綱の不知火光右衛門がはじめ、この焼酎の製造元肥後大津町出身だとラベルに書いてありました。
不知火型の方が、背中側の綱の輪が2つで重たいそうです。
機会があれば、各横綱の土俵入りを見られて、手の作法と、綱の違いを確かめてください。
後半戦がどうなるか、楽しみです。
未曾有の被害を出した阪神・淡路大震災から14年が経ちました。
今日は土曜日の休みという曜日の巡り合わせもよく、神戸市内に限らず、被災地の各自治体が多くの行事を企画されておりました。
街の建物は復興したように見えますが、心の中まで修復されているのかが分かりません。
もしあの時、家がつぶれなければ・・・
もしあの時、友を失くさなければ・・・
もしあの時、・・・・
一人ひとりの思いが交差する「1・17」です。
JR神戸駅のほど近い場所に、 「D511072」 の蒸気機関車が展示保存されています。
東海道線の神戸駅から近い場所ですが、人通りが多いという所でもなく、フェンスに囲われ、寂しげな様子が漂っています。
尼崎にあります、大物(だいもつ)公園内にもD51の蒸気機関車がフェンスに囲まれて、展示されているのを見つけました。
こちらもフェンスで囲われておりますが、4~11月の第3日曜日には、一般に開放されて見学ができるようになっています。
昭和11年3月に川崎車両で製造され、昭和47年12月までの36年間、九州や山口県で貨物列車の機関車として241万キロを走行してきた【D518】号です。
実際に機関室に入れて体験できるというのは、鉄道ファンでなくても、楽しめる企画だと感心しておりました。
JR元町駅西口から、神戸駅にかけての線路の高架下に、雑多なお店が連なって営業しています。元町高架下をもじって「モトコー」と呼ばれています。
戦前の闇市の残り香が、わずかながらでも感じとれる雰囲気がかろうじて残っている場所かもしれません。
古着屋、古書店、キャラクターもの、中古の電機屋さん、食事処、レコード店等、ブラブラ歩いて飽きることのない店が連なっています。
一時は、多くの外国人さん達が、中古の洗濯機やテレビを買いに来ていましたが、神戸港の入港も少なくなり、他国の方とすれ違う機会も少なくなりました。
ちょうど、モトコーの真ん中あたりの3番街の入口に、新しく出来た立ち呑み屋「伊琥香(いこか)」が営業しているのを見つけました。
以前は、雑貨屋さんでDVDや雑誌も扱っているお店でした。
お酒・焼酎が180円、チュウハイ170円、小ビール240円。おでん・串カツ1ケ60円という値段設定。
仕事の合間の移動でしたので、グッと我慢して通り過ぎましたが、一度寄らねばなりません。
1月半ばにして、寒さが応える日々が続いています。
我が業界も不景気の一言で、忘年会も自粛気味でした。
ふぐの<テッサ>でゆゅくりと呑める宴会も昨年はなく、年明けの新年会でも食べる機会はありませんでした。
お昼のサービスランチをたまに食べるお寿司屋さんの入口に、<ふぐのひれ酒>用のひれを干しているのが目に入りました。
どこぞの誰かさんは、このお店で「河豚」を食べているのだと思いますと、なんだか格差社会の縮図を感じてしまいます。
アツアツの日本酒を注いでの<ふぐのひれ酒>は、この時期にはたまらない味ですね。
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