金曜日は家庭ごみの日。
ゴミの回収が終わる時間帯に、家を出ました。
駅に着く手前にある回収場所で、写真のような光景に出会いました。
まっさらな、子供のおもちゃです。適齢期の子供がおれば、「もらっちゃおかな?」と考えたかもしれませんんが、残念ながら利用もできません。
それよりも、「これは、ゴミなのか?」としばし考えこんでしまいました。
フゥム・・・、道端に子供が遊び忘れていたのを、親切な人が、片づけてくれたのかな?
フゥム・・・、片付けるにしても場所が場所だよなぁ。
夜、同じ道を通って帰宅する頃には、おもちゃはありませんでした。
さて、あのおもちゃの運命やいかに?
前作 『φ(ファイ)は崩れたね』 に次ぐ<Gシリーズ>の第2作目です。
25歳のフリーター<早川聡史>が、自宅マンションから飛び降り自殺、額には「Θ」のマークが口紅で書かれていました。
相次ぐように23歳の看護師<木村ちあき>、現場監督の<高島健之>が飛び降り自殺でなくなりますが、いずれも体のどこかに「Θ」の印が残されていました。
口紅の分析を依頼されたN大学の研修医<反町愛>は、一連の分析結果を旧友の<西之園萌絵>に伝えますが、話しはC大学の<加部谷恵美>・<海月及介>・<山吹早月>達を巻き込んでいきます。
前作と同様、助教授の<犀川創平>や探偵の<赤柳>たちといった登場人物たちの思考を通して、自殺事件の<海月>の推理が展開されていきます。
男は、一時間に一本のバスに乗り遅れまいと、バス停まで歩いていた。
天気がいいのだろう、保母さんらしきおねいさんと散歩中の園児たちを見かけた。ふだんから車の通りの少ない道路なので、もってこいの散歩コースだと思う。
道端には、黄色い花片を咲かせている野草が密集している場所がある。
「先生きれいなお花ね」
「そうね。黄色のきれいなお花ですね」
「なんて名前?」
「えっ、ん・・、??」
お節介な男は、みかねて
「エンコウソウ(猿猴草)ですよ」
「おっちゃんなにそれ?」(ムム、おっちゃんときたか)
「花の茎がね、手長猿の手足みたいに長くなって咲いているでしょう。茎が横になって伸びているのが、分かるかな?」(ムム、先生口調になっている)
「そうか、エテコソウか!」
「違うんだよ、エ・ン・コ・ウ・ソ・ウ」
「猿のエテコソウ!!、猿のエテコソウ!!」
手長猿のイメージが強いのだろう、間違ってはいるが、園児たちと言い合っても仕方がない。それにしてもこの年齢で、悪い言葉を知っているのには閉口した。
あとは先生にまかせよう。
男は、急ぎ足でバス停に向かった。
来る4月5日は、明石海峡大橋が開通して、はや10年目を迎えます。
花時計も、それに合わせて模様が変わりました。
題名は「明石海峡大橋の美しい夕日」です。
橋と「10」の文字がシロタヤギク、そのほかはパンジーで構成されています。
題名を聞いて、黄色のが夕日だと分かりました。
明石海峡での、船舶3隻の衝突事故から、一週間が経ちました。沈没した貨物船からは、油の流出があり、養殖中のノリの全面廃棄が行われつつあります。
イカナゴのシンコ漁も、沈没付近での操業を控えているようですが、風評被害が心配です。
さてこの時期、100円ショップや雑貨屋さんでは、タッパーが山積みにされています。
もちろん、たくさん炊いたくぎ煮のおすそ分け用です。
阪神間の春の風物詩ですので、近所の方々にも分けますが、何と言っても全国にいる知人たちに郵送する人が結構おられます。
そんな人たちの為に、このような阪神間限定シールが用意されております。郵便局のテーブルに積み上げられた封筒に、皆さん黙々とシール貼りの作業されております。
受け取られた方は、一目で中身が分かります。
なかなかいいサービスだと思いますが、皆さんには、届いておりますでしょうか?
年明けより、ポートタワーの山側にある「神戸タワーサイドホテル」が、外資系投資ファンドに経営譲渡との記事が出ておりました。ここにきて、本格的に話しが煮詰まってきているようです。
この16日より、全レストランや宴会場が閉鎖され、担当部署の従業員は3月末にて解雇。宿泊部門だけの営業となるようです。
わたしの業界の新年会開催は、このホテルが定番でした。料金も安く、帰りがけには何枚かのタクシーチケットのサービスもあったりと、重宝しておりました。
現在経営にあたっているのは、ホテルアンドリゾート(株)という、ホテル専門の会社のようです。外資系だからと言って、特別なアイデアで経営が急にぶり返せるとは思えません。
そんなとき、口に出てきましたのが、ユーミンが唄う『タワー・サイド・メモリ』の歌詞です。
1981年11月の発売の『昨晩おあいしましょう』のアルバムに入っています。
♪ Kobe girl いちばん素敵な
♪ Kobe girl きみだけを見ていた
♪ Kobe girl 恋のささやき
ユーミンは19歳でデビューして、すぐ神戸に来ています。そしてそれ以来、宿泊は必ず「神戸タワーサイドホテル」でした。
今となっては、高級感のあるホテルではありませんが、窓から見える神戸の夜景は、ユーミンにとって特別なものだったのでしょうね。
阪神・淡路大震災後、自らのラジオ番組の中で、泣きながらこの曲を掛けていました。
発売された1981年は、神戸ポートアイランド博覧会が催された年です。30年ほど前に比べ、神戸の街が良くなっているのか、♪ Kobe girl・・・、をリフレインしても、答えは出てきそうにありません。
都市部の大きな建物の隙間に建つ、住宅の玄関先に、見事な背丈の「クロガネモチ」の木を見かけました。
ちょうど今が時期なのでしょう、見事な赤い実が、たわわに実っております。
本来なら、小鳥たちの絶好の餌となるのですが、都会のビル街の中では、彼らの姿を見かけることは、出来そうにありません。
鳥が食べ、糞と一緒に種が落とされといった自然の連鎖が、失われつつあるんですね。
絶望的な歌詞や独創的な曲調で1970年代末のUKロック・シーンに衝撃を与えたポスト・パンク・バンド、「ジョイ・ディヴィジョン」。そのボーカリストとして絶頂期にありながら、23歳という若さで自ら命を絶った<イアン・カーティス>の半生を、これまで多くのミュージシャンを撮り続けてきた写真家<アントン・コービン>が、2007年イギリス・アメリカ・オーストラリア・日本合作製作として映画化した『コントロール』が、2008年3月15日より全国で公開されます。
主人公「イアン・カーティス」役には、自身もバンド活動を行う若手俳優<サム・ライリー>が抜擢され扮しています。
父親の残した山奥のホテルで、沢渡三姉妹が毎年秋に豪華なパーティーを開催、関係者が一堂に集まります。
参加者は長女<伊茅子>の甥<隆介>の嫁<桃子>とその弟<時光>、次女<丹伽子>の娘で舞台女優の<瑞穂>とそのマネージャー<早紀>などで、華やかながらなにかと問題のある人物たちです。
全六章から成り立っており、各篇がそれぞれの登場人物たちの目線で語られ、三姉妹に対して怨憎の含んだ感情を中心に物語が語られ、心の中で相手を殺す場面が展開していきます。
先代の会計士を父とする大学教授の<天知>が、探偵役として登場、三姉妹のパーティーも終わりとする宣言を行いながらも、一年後関係者だけが集まり、再度昨年ホテル内で起こった出来事を振り返るのですが・・・。
三人称多視点で語られ、そのあいまに映画の描写場面が挟み込まれる展開で、なんとも複雑な時間軸で構成された作品でした。
神戸は、天気の良い日曜日でした。
JR三ノ宮駅南側にそびえ建つビル、愛称「ミント神戸」が、3月10日を記念日として、(3・10をミントとの語呂合わせで)色々と催し物を行っておりました。
建物自体は、2006年10月のオープンですので、3月10日は特に意味はないと思うのですが、商業上の配慮でしょうね。
若者の音楽ステージが、元気よく演奏しておりましたが、わたしはいつもながらの、フォルクローレの街頭演奏に聞き入っておりました。
今回は一人だけのソロ演奏でした。いつもなら、4人がいるバンドです。
JR三ノ宮駅、JR元町駅、JR神戸駅とわたしの行動範囲の駅でよく見かけます。
アンプも設置して本格的な演奏をされるので、道行く人たちは足を止めざるを得ません。
単なる街頭演奏ではなく、本格的にCDも出して販売していますので、おっかけのファンもいるとかと聞き及びます。
おなじみの『コンドルは飛んでゆく』が始まりますと、思わず<サイモン&ガーファンクル>世代としては、曲に合わせて歌詞を口づさんでしまいます。
皆さんの地元でも、このように駅前での演奏、あるんでしょうかね。
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