神戸市出身の女性作家としては、<安西篤子>、故<三枝和子>、故<久坂葉子>と思い付きます。
この作品は若い世代として、1967(昭和42)年生まれで神戸大学工学部卒業の<福田和代>さんの第2作目に当たり、10冊ほどの著作がありますが、初の文庫本化です。
6歳のときに、誰も手助けすることもなく、無関心な大都会の東京で母親を殺され、時効で犯人は捕まらず、また婚約者も行きずり殺人犯に殺されるという過去を持つエンジニアが、東京の街の停電を実行させるという荒筋です。
日本においてテロはないとないという安心感、また、電気は使えて当たり前だという意識を物の見事に覆してくれています。
タイトルに使われています「BLACKOUT」は、完全な停電状態を指す、業界用語です。
驚いたのは2008年の刊行(文庫化は2011年8月)ですが、<東都電力は今年、東北地方を襲った震災の影響により、最大の原子力発電所の稼働を停止する状態に陥っている>とあり、「エッ」と驚きました。
しかも、緊急対策として<輪番停電>まで書きこまれています。
工学部出身者らしく、非常に緻密な電力業界の描写、最後まで飽きることなく読めました。
神戸は、天気予報にない雨が朝方降りました。
一時的な雨で、月に一度湊川神社で開催されている「一の市」を心配したのですが、お店を開く頃にはお天気も回復です。
毎回、手作りの作品が並べられていますので見て歩くのにちょうどよく、顔馴染みのお店もあり、店主との会話だけでも楽しめます。
「油取り紙」の包みのデザインが面白そうでしたが、使うことはないので眺めているだけでした。女性の方は利用される方が多いのでしょう、結構人だかりができておりました。
料理名に「Big」とありますが、テーブルに運ばれてきたときには思わず「でかぁ~」とつぶやいてしまいました「Bigチキンカツ定食」(780円)です。
店内はモダンファニチャーで統一され、フュージョン系の音楽が流れています。
30センチはあろうというチキンカツ、食べ応えがありました。
デミグラソースではなく、ホールドトマトをベースにした手作り感あるソースです。
ショートパスタのエリーケ、レタス・サラダ菜・ニンジンのサラダもたっぷりで、「うま苦しい」という感じで、食べきりました。
食事後のドリンクも付いて(780円)、落ち着いた雰囲気でゆっくりと楽しめました。
5~6種類のランチメニューがあるようで、再訪問のリストに入るお店です。
名前そのままに、青色の花を咲かせるデージーですが、【ブルーデージー】というのは通称で、正確には「フェリシア」です。
「デージー」程に花弁(舌状花)の数が多くはなく、どちらかと言うと「マーガレット」に似ている気がしています。
熱帯、南アフリカ原産で、約80種類が生育しているキク科ヒナギク属の植物で、和名では「ルリヒナギク(瑠璃雛菊)」と呼ばれています。
中央部の黄色い管状花をみますと、たしかにキク科だと思えますが、葉の形がギザギザ状でないだけに、別の科かなともおもえる草姿です。
<ユアン・マクレガー>主演で人生を前向きに生きようと変化してく人々の姿を繊細に描いた『人生はビギナーズ』が、2012年2月4日より全国で公開されます。
38歳独身で奥手な「オリバー」は、母に先立たれ5年がたったある日、ガンの宣告を受けた父「ハル」から「ゲイ」であることをカミングアウトされます。衝撃を受けた「オリバー」は事実をなかなか受け止められず臆病になってしまい、運命的な出会いを果たした女性「アナ」との関係も自ら終わらせてしまいます。
しかし、真実を告白した父は残された人生を謳歌し、その姿を見た「オリバー」は自分の気持ちに正直に生きることを学んでいきます。
「オリバー」に<コアン・マクレガー>、「ハル」に<クリストファー・プラマー>、「アナ」に<メラニ・ロラン>が扮し、監督は<マイク・ミルズ>が務めています。
【追記】主人公の父親を演じた<クリストファー・プラマー>が、第84回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。受賞時82歳で演技賞史上最高齢でのアカデミー賞受賞となった作品です。
開店3周年のお祝い品を、呑み仲間を代表して【OBABA】まで届けましたが、残念がらいつも通り気のきいた酒の肴はありません。
オババ : 「隣のたこ焼きでも買ってこようか」
Mさん : 「また、たこ焼きかいな」
ということで、居合わせた女性客とオババさんが、スーパーまで買い出しです。
購入してきたのは、女性客のお勧め品という「5種類のチーズグラタン」(日本水産)です。
ペンネを下敷きに、<ゴーダ・モッツァレラ・エダム・パルメザン・チェダー>がかけられ、何と電子レンジで3分で調理完成です。
チーズの風味がよく出ていて焦げた感じもよく、これはビールにとてもよく合いました。
電子レンジで出来るグラタン、便利な時代になっているようです。
明日2月1日、いつもお世話になっていますスナック【OBABA】さんが、無事に開店3周年を迎えられます。
馴染みのお客さんからは、「3年もつんかいな」と言われておりました。
「そんときには、盛大にお祝いやな」と皆さん豪語されておりましたが、さて無事に御祝い品が届くでしょうか。
料理もできず、することにどこか抜けているオババさんですが、憎めない性格が気持ちよく、女性客が多いのも姐御肌のオババならではとおもいます。
オババさん御歳70歳、お店の繁栄と共に、いつまでも元気でいてほしいものです。
パスタソースは、レトルトカレーやインスタント麺と比べて、あまり各社の味の差が少ない感じで食べてきています。
レトルトカレーやインスタント麺は、すでにどちらも50品を超える商品を試してきましたが、パスタソースも早く追い付かなければと考えています。
前置きが長くなりました。今回は【ほぐし蟹と完熟トマトのかにクリームソース】(105円)を試してみました。
ソースをかけて見て、粒々の蟹身なのかトマトなのか分かりにくいのですが、開封したときには蟹の香りが漂いました。
アメリケーヌソースと白ワインの風味、ややインパクトに欠けますが、非常に上品な仕上がりでした。
淡泊な感じのパスタソースですが、最後まで味わい深くいただけましたので、及第点のパスタソースです。
本来なら春先から夏に向けて開花する【ラベンダー】ですが、植え込みの中で、かわいらしい紺青色の小さな花を咲かせていました。
寒いこの季節、なんだか葉が白っぽく、寂しげな色合いでしたが花穂はシソ科の特徴通り、順次下から花を咲かせているようです。
草の葉のように見えますが、背丈の低い常緑低木で、ポルトガルの国花です。
【ラベンダー】の由来は、ラテン語の「ラブァンド」(洗う)にちなみ、古代ローマにおいて入浴時に広く使用されたことによります。
本来は芳香性があり「香りに女王」と呼ばれていますが、さすがにこの時期では香りが弱く、お楽しみは春先までおあづけです。
今年のNHKの大河ドラマは「平清盛」で、神戸が舞台ということで、色々な宣伝が行われています。
阪神電鉄の「神戸~難波~奈良」線に、【平清盛ラッピング電車】が1月21日から、神戸で開催されています 「KOBE de 清盛2012」 期間中の約1年の予定で走行です。
6両編成の車両ですが、1・6両目に清盛役の松山ケンイチさんの顔写真、2~5両目には「いざ!神戸へ」の文字と共に清盛像や、<ドラマ館>などの写真やイラストの構成です。
山陽電鉄も1月23日から同じようにラッピング電車を走らせていますが、1・6両目の先頭部だけのラッピングで、撮影する機会に恵まれておりません。
こちらも1年間の予定で走行していますので、またアップしたいと思います。
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